亀渕昭信のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
会社という組織に属しながら、いかに創造力を発揮すべきか?
オールナイトニッポン伝説のDJにして、ニッポン放送元社長という、会社員人生を極めた著者が考える、ポジティヴでまったく新しいサラリーマン論。
ラジオ業界のエピソードを交えながら、「企画力」と「営業力」の重要性、社内政治の乗り切り方、グローバル社会における企業の意味、会社と共に生き、チャンスをつかむ方法を伝授する。(2018年刊)
・プロローグ 「歯車」じゃない人間なんていない
・第一章 僕はどうやって「サラリーマン」になったのか
・第二章 サラリーマンの「企画力」と「営業力」
・第三章 上司、部下、出世競争……人間関係の乗り切り方
・第四章 時代の変化をどう生き抜くか
・第五章 サラリーマンが「卒業」するとき
新書ということもあるが、あまりにも軽い。まるで飲み屋で上司の与太話を聞いているようである。だがそれが良い。さすがに著者の世代ではないが、読んでいると、深夜放送を楽しみに聞いた学生の頃が思い出される。
今は流行らぬかも知れないが、昔は飲みにケーションというのがあり、上司の与太話を聞く機会が多かったものである。いまから考えれば、貴重な体験を聞いたものだと思うが、当時(若い頃)はその値打ちが判らず度重なる飲み会が苦痛だったものである。
著者の若い頃と現代では、当然置かれた状況が異なる。まことに希有で幸運な例かも知れないが、耳を傾けてみるのも一興ではないか。 -
Posted by ブクログ
<目次>
第1章 オールナイトニッポンと私のこと
第2章 岡崎正通 何でもありのジャズ感覚
第3章 宮本幸一 思い込みと「推し」の力
第4章 森谷和郎 不真面目だから、やれること
第5章 松島宏 先輩たちの土壌で育った
第6章 ラジオほど楽しい商売はない
<内容>
ニッポン放送の「オールナイトニッポン」と言えば、TBSラジオの「パックインミュージック」や文化放送「セイ!ヤング」などともに深夜放送の名物番組。1967年から55年の長きに放送が続いている。これに最初から関係し、ニッポン放送社長にまでなった、亀淵昭信(カメちゃん)の番組の前半期の状況を、初期のディレクター4人でまとめたもの。生放送、深夜枠の苦労や面白さ。そのくだらない発想が実現してく過程(今はコンプライアンスとか言われそうなもの多々)。ディレクターによってこだわりが違い、それがパーソナリティの発掘に関係していくところが面白かった。