湯沢章伍のレビュー一覧
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今なお変わらない普遍的な戦略が素晴らしい!
この本は1984年に執筆されてから、すでに30年以上も経過しているが、今なお変わらない普遍的な考え方とフレームワークが満載である。
企業の改革部門に配属され、改めて読んだが見るたびに発見がある。これからも間違いなく再読する本。Posted by ブクログ -
大前さんは古い本の方が面白い(最近の本はレポート系か日本を憂いているものが多い。)
戦略とは何かという話がメインだが、随所におっと思わせる面白い考察がある。
BCGのPPMの批判は面白い。
多角化を目指す企業にとって"負け犬"にあたる事業は縮小、撤退をするというのは有名な話だが、これって財務的な観...続きを読むPosted by ブクログ -
「いま読んでる」と言うのは何度読み返しても得るものがある、という意味において。
原文は1983年頃のアメリカの経営者向けのものであり、1970年代~1980年代の日本企業全体のビジネスモデルを紹介した内容を、逆輸入として日本語版に訳したという代物。
従って例示される成功事例は過去の遺物(執筆時点...続きを読むPosted by ブクログ -
本書は幻の名書と言ってもいいだろう。著者は大前氏である。実は本書、アメリカで先に
出され、それが逆輸入という形で邦訳されて日本に入ってきた。しかも、大前氏が邦訳
したのではなく、他者が行っている。異例過ぎるだろう(笑)
(大前研一氏の経歴は省く)
内容は、企業参謀をもう少しかみ砕いて焼き直したって...続きを読むPosted by ブクログ -
3Cがあればなんとかなる、フレームワークを1つ選ぶとすれば3C
と思っている私。
「3Cは大前研一氏がストラテジックマインドで提示」という記事を読んで思わず手を伸ばす。
企業参謀の講演内容を英訳したものを日本に逆輸入(翻訳)した本。
3CやKSFの切り口は参考になるかも。
しかし、ちょっと流して...続きを読むPosted by ブクログ -
読み終わったが、消化不良を起こしている一冊です。
ただ、エッセンスとして非常にタメになったことは確実と思う。
何度も読んで、内容を自身の言葉で話せるようにしたい。Posted by ブクログ -
やっぱり、大前研一氏はスゴイ。
広範囲に渡る業界の情報を
しっかりと分析、整理して、とるべき方策まで展開してしまう。
このアウトプットがでるまでの、大前氏のインプット/プロセスを知りたいものだ。
確かに、思考術といった類の本も書かれているが、
イマイチ、見えない、という感は否めない。
後半に戦後...続きを読むPosted by ブクログ -
立派な事業戦略は、厳密な分析よりも、特定の意識、心象から生まれるものだ
"戦略家の意識、心象"とも呼ぶべき心的状態のなかでは、洞察力とそれに伴う達成意欲、ときには使命感にも通じる意欲が推進力となって、思考作用を開花させる。これは基本的には合理性よりも、むしろ創造性と直感に基づく思考である。
分析...続きを読むPosted by ブクログ -
戦略参謀には、分析力に立脚する洞察力では足りず、直感や感性をはじめとしたアートの力が求められる。そして、それらは育むことが出来るという趣旨。理屈は無いが賛成。しかし、後者の力が何なのか著者は綴ったようだが、イマイチぴんとこない。
会社の先輩と話したセンスとやらが、当てはまるのだろうか。センスがある...続きを読むPosted by ブクログ