吉田智子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
昭和型板ガラスの想い出の24の物語と、
そのガラスの歴史や模様についてを解説する。
Prologue 物語がはじまるまでの物語
Part1 記憶の中の昭和型板ガラス――想い出レターが
教えてくれた24の物語 Episode 01~24
Part2 昭和型板ガラスの物語
昭和型板ガラスのこと 回収から洗浄まで
昭和型板ガラス図鑑 作品に生まれ変わる
想い出レターが教えてくれたこと
Epilogue つなげる仕事の“その先”へ
Column 「結霜ガラス」のこと
貴重な型板ガラスサンプルとの出会い
おもな参考資料有り。
24の想い出レターから紡ぎ -
Posted by ブクログ
一昨年初釧路出張で札幌行きの特急を待つ間偶然立ち寄った
『僕達がいた』原画展から気になっていた物語。
原作漫画の映画化の脚本から小説化ということで
薄まっているのだろうなぁという予測と読後の印象。
不幸の連鎖と罪の意識、相手を思いやればこそのすれ違い
古典的メロドラマ路線という印象。
相手をおもい続けた結果が「秒速3cm」とは違う結果となったのは
貴方は大丈夫だけではなく、私がいるから大丈夫だからなのかな。
しかし相手を思うが故の言動は、自己を擁護正当化しているに
過ぎないとも思える。
なにより文字で読んだのに、釧路の風景が単なる地名で表されて
頭に・心に思い浮かばなかったのが残念。