玉野和志のレビュー一覧

  • 創価学会の研究
    ヨーロッパでは労働者が自ら労働者階級に留まり、世代的に再生産していくことを望み、それゆえ労働者階級全体としての生活の保証と向上を求める。
    それに対して、日本は個人の努力なのだ・・・!
  • 創価学会の研究
    創価学会の研究。玉野和志先生の著書。創価学会の歴史や創価学会と日本社会の関係をわかりやすくまとめた良書です。
  • 創価学会の研究
    創価学会について私の周りの反応は悪い。私もあまりよいイメージはない。そもそも特定のものを「意識的に」(強調)信仰すること自体にいい印象は持っていない。

    けれども、その悪い悪いといわれている創価学会についての私の知識は全くないのだ。否定するにも(否定する気はないが)、知識がなければできないのである。...続きを読む
  • 創価学会の研究
    ここまでニュートラルに学会の内実を描く研究も珍しい、そう元学会員の父が言うからには間違いない(笑) 長い間離縁するうちに僕は仏教と逆の方向に行ってしまったが、顕彰会との対立、学会がよく言われる現世利益的な側面をむしろ肯定的にとらえていることなど、知らずに知ったつもりでいたところも多く良かった。
  • 創価学会の研究
    [ 内容 ]
    批判でも賞賛でもないはじめての学会論!
    社会学者が知られざる実像に迫る!
    なぜ日本社会は学会を嫌うのか。
    勤行、教学、折伏、財務―学会員の日常とは。
    保守化、巨大化した組織のゆくえは。

    [ 目次 ]
    1章 学会員たちの信仰生活(学会員になるということ 学会員たちのプロフィール ほか)...続きを読む
  • 創価学会の研究
    創価学会について書かれた本は、礼賛するものと非難するものと極端に分かれる傾向にあるが、本書はそのどちらにも偏らず、極めて中立的な立場から創価学会の歴史や成り立ち、現状についてルポタージュしたものである。創価学会という、今や日本の統治機構を考える上でも無視出来なくなっている勢力について、知識として知っ...続きを読む
  • 創価学会の研究
    創価学会を客観的に描いた本。
    興味がある対象であるが、いままでこのタイプの本がなかったので非常に面白かった。
  • 創価学会の研究
    創価学会の競技についてではなくて、創価学会が生まれた背景や支持者の社会的構造、日蓮宗や公明党との関係などが丁寧に解説されていて、勉強になった。創価学会はベールに包まれているので、なんだか不気味な存在に思えてしまうが、内容を知ると付き合い方が見えてくる。
  • 創価学会の研究
    創価学会の歴史をよく知らなかったので手にした本だが、なかなかよく整理されていた。できれば、創価学会の成立と戦前の弾圧の部分をもう少し書き込んでもらいたかったが、例の「破門事件」の経緯など、よくわかった。
  • 創価学会の研究
    一読して、これまで私には不可解だった自公連立について、
    その背景がいくらか見えたような気がする。
    鍵は日蓮正宗からの離脱、そして学会員の階層上昇である。

    確かに創価学会に対してやや甘い部分がある。しかし学会バッシングがあふれる中での解毒剤としてよいのではないか。
    バッシングはかえって学会を孤立させ...続きを読む