花房幸範のレビュー一覧
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前半は、決算書入手方法から、決算書の分析方法までを解説。後半は、NTTドコモや、au、ソフトバンクなどの実際の決算書を使い、財務三表を対比しながら評価。最後には、ケーススタディとして実際の会社(任天堂、ユニクロ、倒産したアーバンコーポレーション)の財務状況や、それから垣間見る将来性などの紹介。ここま...続きを読むPosted by ブクログ
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就活で考えておくべき事の一つに、雇う側と雇われる側の立場や考える論理は全く異なるって事がある。どちらも相手に要求するものは際限なく出てくるし、折り合える決着点もない問題だって感じるんだ。ただ組織に入ったからといって、これからの時代は自発的に自立した考えで行動する力が必要になるって事は間違いない。競争...続きを読むPosted by ブクログ
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公認会計士が書いた、会計の基本書。
学生のみならず、社会人が読んでも十分に役立つ逸書。
もっと早くにこの本に出会いたかった。
大学での漠然とした見えないものを研究する経済学よりも、実際の企業分析をして経済の動きを知ろうという著者の眼のつけどころに関心。Posted by ブクログ -
身近な企業を題材として決算書の分析術を解説してくれてます。
ドコモ-au-SB / UNIQLOーH&M など比較をしながら業態によって
どこに注目して決算書から何を読み取るか。また、数字が何を語って
いるのかが、図解も多用し、文章も読みやすくまとめられております。
私は、たまたまこの分析術にあて...続きを読むPosted by ブクログ -
「学生のうち」にとありますが、社会人になっても役立つ非常にいい本でした。
とくにうれしいのが、どこを見ればいいだとか、詳しく分析するにはこの本だとか、しっかりと補足されていますし、どのサイトをみれば良いだとかも書かれています。 非常に丁寧に作られていると思います。
企業の分析のところでは、セグ...続きを読むPosted by ブクログ -
前作に引き続き良作。
会計を体系的に学んでない人にもわかるように、要所要所ポイントを説明している。まさに本のコンセプト通りだと思う。
例に出している企業も馴染みのある会社ばかりで、非常に読みやすい点も高評価。また、各社ごとに解説のポイントをはっきりさせているため理解しやすい。
ビジネスモデル...続きを読むPosted by ブクログ -
「自分が知っている情報を変化の激しい先の見えない現実にぶつけて成果を生み出したときに、はじめて価値が生まれると思います」
タイトルの通り、有価証券報告書の速読についての書。
有価証券報告書それぞれに何が書いてあるかを知っていても、企業分析の際に最低限どの情報を活用すればいいかが分からなければ時間が...続きを読むPosted by ブクログ -
最小限の数字でビジネスを見抜けるようになる本です。
■概要
まずは決算書を分析するためのInputとなるものを整理。
次に決算書の分析方法の基礎知識を入手。
分析方法は2種類!その会社を時系列で追う「時系列分析」、
もう一つは競合他社の同時期と比較する「競合他社分析」。
次は実際に上記2種で分...続きを読むPosted by ブクログ -
要点を絞ってあるのでわかりやすい。色んな企業の有価証券報告書を読んでみようと思える本。
まえがきにもあるが財務諸表に対してある程度の事前知識があった方が理解しやすいと思います。Posted by ブクログ -
自分しか使えない、その時しか使えないExcelの表では仕方ない。誰でも使える、何時でも使える表を考えて作成すべきという考え方に納得Posted by ブクログ
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決算書の各因子が何に影響があり、どのような場合に見れば良いのか非常にわかりやすく解説している書籍で、入門編としては優れていると感じます。
財務系の知識がないのですが、最低限のビジネスマナーとして必要な内容だと思いました。
==以下メモ==
・7つの情報源
1.決算書
2.決算発表のデータ
1決...続きを読むPosted by ブクログ -
非常にわかりやすく解説されており、最後にまとめもあって親切な良著。
分析には、時系列分析と競合他社分析の大きく二つがある。Posted by ブクログ -
就活の企業分析に使えるのではと思って通読
多少難しいところはあったが、業界研究の書籍にあたるよりも、自分の手でいろんな企業の有価証券報告書を読んで、比較して...とやったほうがかなり有益な情報を得られると感じた
企業が抱えている事業リスクなどを正直に知ることができるのは、あまり他にはないかもしれ...続きを読むPosted by ブクログ -
類似の会社を、Facebookとグリー、アップルとソニー、サムソンとパナソニックなどが比べてあり面白い。財務諸表と少しの企業理念やIR資料でここまで整理、理解ができるんだとよく分かった。自分でもやってみたい、できるかもしれないとかんじた。Posted by ブクログ
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語り口が謙虚で、こちらの姿勢も正される。財務諸表の見方が示されるが、そこから実際のニュースなどで扱われる企業の状況などに見方を敷衍していて面白かった。
・情報主体のウェブは「集合知(群衆の英知)」という考え方に基づいています。これは依然として重要な考え方ですが、今後、さらに重要になるのは、「友人知...続きを読むPosted by ブクログ -
「決算書速読術」に続く有価証券報告書をベースとした企業分析の好著。典型的な財務諸表からだけの分析だけではなく、有価証券報告書やアニュアルレポートから取れるセグメント情報(事業別・所在地別)や顧客単価等の情報を組み入れることで、より踏み込んだ分析ができることがわかる。Posted by ブクログ
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経理をやっているものの、恥ずかしながらあまりしらなかった有価証券報告書の概要がざっとわかった。読みやすくて良いと思う。Posted by ブクログ
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営業利益・経常利益だとか、資産・純資産だとか、そういう基本的な会計の知識すら持ってなかったため、大学の生協で手にとって購入。
別に就活のために買ったわけではないが、来年から社会人になるというのに、自分の会社の決算書くらい読めたほうがいいだろうと思って読み始めたが、結構わかりやすかった。わかりやすかっ...続きを読むPosted by ブクログ -
就職というより、簿記に興味があって手に取った。
損益計算書や貸借対照表の他、IR情報や新聞、webの情報をを用いて企業のビジネスモデルや特性を読む手段の解説が主な内容。
会計、財務の言葉の違いも分からない私でも、数字に興味を抱くことができた点で★4つ。数字の入門として読むにはオススメ。
経理に関...続きを読むPosted by ブクログ -
■概要
・有報を使った決算書の読み方、勘所を会計士が解説
・有報の事業概要や沿革などとも併せて、売上・各種利益・各種指標から、事業のストーリーを追いかける
・具体例は、吉本興業(セグメント分析)、mixi(株式上場)、ブルドックソース(TOB)、ドトールとスタバ(競合比較)、伊勢丹と三越(合併会社比...続きを読むPosted by ブクログ