島崎崇のレビュー一覧
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ネタバレ大学の講義で知った、社会変革型リーダーはまさにビジネスプロヂューサーなのだと思う。
発想力、構想力をもち、周りを巻き込み、幸せを増やすという仕事はとても憧れる。
考え方として、仮にオーストラリアに一人でビジネスを立ち上げろと言われたときに何をするのか、自社の売上の10倍の3000億のビジネスをする場合に何をするのかを考えることが有意義であると思う。
3000憶規模を考えるヒントは、社会課題の解決である。社会課題であれば、課題の規模も大きいため、解決するビジネスの規模も大きくなる。そして、この課題を解決するためには、繋げることに着目しなくてはいけない。一人でやる必要はなく、多くの信頼できる人 -
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ネタバレなぜ日本企業は「世界を制する事業」を生み出せなくなったのか
➤日本ではあらゆる業界が成熟段階にある。一方で世界ではITを筆頭に「つながり」が事業発展の鍵となっている。今の日本には業界の枠を超えて、協力してビジネスを行うという意識が弱いのである。
どうしたら「世界を制する事業」を生み出せるか
➤社会問題をベース(大きなマーケット)に、業界を跨ぐ規模のビジネスを妄想・構想する。その際必要となるSHを厳選し、そのパートナーとフック(撒き餌)・回収エンジン(お金を得る仕組み)をうまく作ることが求められる。実際に事業がものになるまでは時間とお金がかかる。その間経営トップが心変わりすることは容易に想像で -
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ネタバレ産業創造のビジネスプロデュース本の第二弾。
事業構想策定とブックと回収エンジン設計にフォーカスした本とのこと。
メモ
・大企業で事業創造がうまくいかない理由
圧倒的な経験不足
関係者全員の本気度不足
劇的な変化を理解できていないこと
・かつての事業創造は成長市場への参入が主だった。
現在はどこも成熟化し、産業が交わったところにできる新たな産業が事業創造の対象となる。
・ビジネスにはフックと回収エンジンが本来セット。
自動車の場合は国が道路を準備してくれたからこそ、回収エンジンのみで成り立った。新しいビジネスではフックも自分達でつくっていく必要があるのではないか。
・フックと回収エンジ -
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ネタバレ新規事業を検討するにあたりヒントを求めて読書。
社会課題、これまでにない領域にこそ潜在ニーズが眠っており、大きな市場の可能性があるという話。
顧客開発、ニーズドリブンの重要性、連携して価値を提供する大事さを訴える。
ゼロイチではあっても、大きな構想、事業規模の新規事業を考える際に大いに参考になりうる本。さすがDI
メモ
・事業に関する問い
どんな社会課題に立脚しているか
社会課題にあたいする市場規模は
会社でできることと、他プレーヤーにお願いすることは何か
会社がポジションを取れる理由は
他プレーヤーがやってくれる理由は
どんな法整備や規制の緩和が必要か
・フックと回収エンジン -
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ほとんど認識通りだったので、新しい学びは「自分の認識はズレてない」というところか。
アメリカはこの20年で飛躍的に成長した。一方日本はというとほとんど成長なく、時価総額は逆転し追いつけないほどになった。
大手企業もスタートアップも3000億円の事業創造に立ち向かえているか?
SDGsは非常にいい舞台。
■3000億円の事業創造における重要な問い
1.どんな社会的課題に立脚しているか?
2.その社会的課題に値する市場規模はどのくらいか?
3.あなたの企業でできる範囲と、他のプレイヤーにお願いすべきところはそれぞれ何か?
4.あなたの企業がそのポジションをとれる理由は何か?
5.他のプレイ -
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新規事業の生み出し方について書いた本。
新規事業を生み出さないとという危機感を煽るというよりは、新規事業を生み出すためには、深く掘り下げ、自社ならではの事業という筋の良い妄想、チーム構成、社内調整、実行力が必要、という生み出し方がメイン。
新規事業を生み出すのは甘くない。自分には出来そうもない(笑)でも、筋の良い妄想の仕方は参考にしようと思う。より深く考えよう。右脳を使うまで本で知識をためよう。社会的課題と結びつけて仕事のモチベーションをあげよう。
フックと回収の概念はプラットフォームの考えと近しい気がする。インテルとボッシュについてはもっと調べてみたい。それぞれの例を簡潔なため、後は自分で -
Posted by ブクログ
ネタバレ大企業で新規事業を作っていくにはどうしたら良いか?という問いに対して正面から向き合った本。綺麗事では上手くいかず、社内政治も駆使しなければならない、そんな泥臭さまで踏み込んでいるため参考になる。
新規事業の起こし方として、沢山の芽を生みポートフォリオを管理していくというやり方と、全体の事業の方向を転換する富士フィルムのようなやり方があると思うが本書は後者のイメージ。
◯全体戦略のポイント
・ビジネスモデルからではなく、構想から作る
・構想は社会的課題から発想
・フックと回収エンジンを駆使し、構想とビジネスを繋ぐ
・構想やフックを通じて上手に仲間づくり
・国も仲間、法律も変えられる
本書