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日本企業から「世界を制するビッグビジネス」が生まれなくなって久しい。実際、「既存事業がジリ貧なので新しいことを始めないとまずい、なのに始められない。始めても大きく育たない……」という話はよく耳にする。そうしたなか、株式会社ドリームインキュベータは、この10年近く、事業創造型のプロジェクトを多数手掛けてきた。その中でつかんだ「ビジネスプロデュース」という方法論を、はじめて明らかにしたのが本書である。ビジネスプロデュースとは、「社会的課題を取り込み、それを解決する形での構想を描き、その実現に向けた仲間づくりをして連携していく。それによって数百億、数千億円規模の事業を創出していく」というものである。本書では、その進め方、注意点を五つのステップ(構想、戦略、連携、ルールづくり、実行)に分けて解説。さらに、ビジネスプロデュースを疑似体験できる、大手ハウスメーカーの経営企画室長を主人公にした架空ストーリーも収録した。冒頭のような課題を抱えている経営幹部・ミドル層は特に必読。
...続きを読むPosted by ブクログ 2021年01月23日
日本でなぜ新規事業が大きくならないのか?
大きくするためにはビジネスプロデュースが
必要で、それをするための考え方が
とてもわかりやすく書いてありました。
日本は世界に先駆けて、少子高齢化など、
社会的に解決すべき課題を抱えており、
ビジネスプロデュースの需要が高まっている
状況である...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年08月11日
20200203
DIが提唱するビジネスプロデュースとは何かを説いた本。戦略コンサルのかでも新規事業創出に特化するというものであり、その要諦が纏められている。
高い視座で、関係者を巻き込み、ルール作りを行っていくプロセスには非常に魅力を感じる。DIの特徴として、自社でインキュベーションの為の投資機能...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年12月30日
大企業から新事業がうまれない理由がまさにうちの会社そのもの。やるぞ、やりきるぞ!という思いを持つこと、そのモチベーションを維持し続けられるくらいの大きな社会的意義を作るのが大事ですね。
フックと回収エンジンをなるべく離して、他社を巻き込む大きなビジョンを描く。そこに社会的意義をしっかり味付けする。...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月18日
ほとんど認識通りだったので、新しい学びは「自分の認識はズレてない」というところか。
アメリカはこの20年で飛躍的に成長した。一方日本はというとほとんど成長なく、時価総額は逆転し追いつけないほどになった。
大手企業もスタートアップも3000億円の事業創造に立ち向かえているか?
SDGsは非常にい...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年12月25日
今までできることを見てばかりでしたが、壮大な絵を描くことの重要性、視座を高く持つ必要性を感じました。
本当に"世界中にインパクトを与えるサービスの創造を通じて、世界の進化に貢献する"ということを考えるのであれば、自社内で完結する必要もなく、周りを巻き込み法令すらも変えていこうとい...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月07日
地理や人口、人種、宗教など多種多様な要素が入り乱れる国ほど新規市場が生まれやすい。すなわちそれは新興国や移民を積極的に受け入れる米国である。なぜならそこから「社会的課題」が次から次に生じてくるからである。そして課題から逆算して市場を創出しイノベーションが生まれてくる。
対して経済や天災以外は比較的...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月23日
書いてある内容はイチイチ納得感あるものだ。
企業は既存事業の先行き不透明感から、新規ビジネスの必要性を訴えるビジネスマンが多い。
しかし一体、今までのキャリアの中で新規ビジネスを起こした人がどれだけいるだろうか。
一度も新規ビジネスをやったことがないのに、人に「やれ」という。
そして、企画を提案すれ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年09月29日
日本の企業から大きな事業が生まれない要因を述べつつ、現在の企業内外を取り巻く環境下でいかにして事業を創造し大きく育てていくか、その方法論を語った一冊。
キーワードは「つながる」こと。
企業単体で行う事業の多くは飽和状態にあるので、ブルーオーシャンである社会課題解決をテーマに複数企業/自治体とつな...続きを読む
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