モリコロスのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
待ちに待っていた(2)で、完結している、とは思ってもいなかったのでショック。思わず、書店でコミックスを手にしたまま、しばらく固まってしまった
読んだら、(1)より更に面白くなっていたので、「何で終わっちまってるかなぁ」と改めて、完結を受け入れたくないキモチが込み上げてきた。しかしながら、モリコロス先生自身が元々、全2巻のつもりで、話を進め、納得して幕を引いたなら、読み手である私らは何も言う権利はなく、出来る事と言えば、こうやって、本気の感想を書く事くらいだ
動物系の漫画としては、相当に斬新の部類に入るんじゃないだろうか
動物の擬人化ってのは珍しくもないが、それは美少女が多く、その動物だ、と察せ -
Posted by ブクログ
面白い、を突き抜けて、凄く面白い、に届いている動物系の漫画
代表作の『のぼさんとカノジョ』は5巻かけて、じわじわとランキング上位に近づいているのに、この『タレソカレ』は1巻目にして、私のランキングの動物系漫画部門の上位に躍り出てきた
動物を擬人化する、ありふれている、と言えてしまう漫画表現の手法なのに、モリコロス先生が描くと、ここまでのインパクトを孕むのか
ペットだけでなく、野生動物も話の主役になっているトコも魅力の一つだろう。動物らの人としての姿が、それぞれの身体的な特徴や、性格の一端を色濃く残していて、「これは、どんな動物なんだろう」と推理しながら読めるトコも楽しい
また、人間と動物の心温 -
Posted by ブクログ
カノジョが非現実的存在である事を差し引いても、恋愛漫画としては少し不思議な感じがする作品
絵柄が大きな理由だろうが、読んでいて安心するっつーか、ホッとする、気が緩む
恋愛に色んな形があるって当たり前の事を思い出せるような
のぼさんとカノジョが単純にラブラブしているんだけじゃなくて、同居している以上は必ず起こる大小のトラブルを、互いのイイ所を活かし、時に擦れ違ってしまいながらも、ちゃんと一件落着させるストーリーの温かみが実に心に染みいる
性格や環境があるにしろ、目に見えないカノジョと視線をしっかり合わせて、完璧には無理だと理解した上で、心を通じ合わせようとする努力を苦としないのぼさんは、見た目が -
Posted by ブクログ
キャラも増えて、レギュラー陣の意外な一面も見られ、話は更に賑やかに、のぼさんとカノジョさんの絆と周囲の誤解はますます深まる
ホントに話のテンポが軽快で、要所要所でコロコロと笑えながら読み進められるのが、この漫画の最大の魅力
あと、これは私だけかもしれないが、ストーリー云々は脇に置いとくとして、モリコロス先生の描く画、妙に色っぽくないですか、特にメンズ衆。女の子も可愛いんですけど・・・男の方がセクシーっつーか、艶が際立っている? 特に、第12話の『はつねつとカイケツ?』で熱に浮かされて、意識も飛びかけている、のぼさんの赤ら顔は、相当に破壊力がある
また、帯のセンスもイイって事を忘れずに言っておき -
Posted by ブクログ
同時発売された三冊の中でも、私的に一番、面白いとツボり、他人に薦めたくなった漫画
絵は野暮ったいのだけれど、ほのぼのとスローペースで進行していく内容にピッタリである(でも、話数を重ねるごとに巧くなっているのが判る)
一話の終盤まで、カノジョがアパートの一室に憑いてる身元不明のゴーストなのが判らないトコが、新しい感じがして好き
しかも、幽霊らしく不可視で話が進んでいくのも、ありがちじゃなくてイイ。これまでの、幽霊とラブコメしてますって漫画は、基本、幽霊が美少女だったので(でも、それも嫌いじゃない!!)
実害が皆無(あ、いや、微妙にはあるのか?)とは言え、その姿が見えないのに、普通にカノジョと同居 -
Posted by ブクログ
ようやく5巻が出た。待つこと一年。どうやら作者が療養中だった模様。
今回は、ティーキャディやカップの違いなど、紅茶周りの器具のお話が。カップは全種類持っているが、ティーキャディは初めて知った。うん、奥が深い。ティーバッグの淹れ方も初めて知ったかも。
強盗の話。
身近にも、行きつけのケーキ屋さんが泥棒に入られて、レジ持って行かれたが中身は返ってきて、結局ドアとレジの修理代がかかったという話を聞いた。怖い世の中になったものだ。
瀧さんは、手が震えてとあったが、PTSDで悩む人もいるのだ、作者さんの表現の見事なことよ。
次巻も楽しみ。願わくば、あまり間の開かないことを。