渡辺豪のレビュー一覧

  • 普天間・辺野古 歪められた二〇年

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    ネタバレ

    まわりまわった辺野古問題。 単なる既存施設への移設が、、。 平成の本質のさぼり、安倍内閣の怠慢、外交力の弱さ、民主党の混乱政治等。 普天間、辺野古へもう一度ですね。

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    2021年10月17日
  • 遊廓(とんぼの本)

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    ネタバレ

    遊郭をどう評価するかは個人の判断に任せたいと思う。私は単純に知りたいと思った。
    時代小説に出てくる、吉原の遊郭(江戸の遊郭は吉原にしかなかったことをこちらの本で初めて知りました)

    性愛の世界の深さはいまだによくわかりませんし、遊郭というものに一度きちんと向き合いたくて、最初に写真集から入りました。

    手ずれができていても美しい建物もあれば、すでに廃墟と化している場所もある。吉原に働く遊女が奴隷であったという言葉に、そうだ、と初めて気が付く愚かさ。
    他の史料も当たって改めていろいろ考えたいと思う。

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    2020年07月28日
  • 普天間・辺野古 歪められた二〇年

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    20年前の普天間返還の日米合意から、現在の安倍政権の強圧的政策に至るまで、代替ヘリポートが新たな基地建設に転換していった経緯を丹念に描いています。著者はこれを歪みと呼びます。
    居心地のいい沖縄に日本のお金で高機能の新基地を欲した海兵隊。海兵隊との同居を嫌った米空軍。自民党政権による問題の糊塗。鳩山政権による過剰な政治問題化、歪みの原因は多面性を持っています。
    過去、明らかに寛大な譲歩と見える措置をとることで、沖縄県民の心を惹きつけ情勢を安定化させ、残る米軍基地を安定的に使用する政策が、現在の強硬的な政策にとってかわられた時、米軍基地に対する県民の反発と敵意として暴発するリスクを孕んでいます。沖

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    2016年11月04日
  • 普天間・辺野古 歪められた二〇年

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    <20年前「沖縄の負担軽減」の目玉として日米合意された普天間基地返還が、なぜ辺野古の海を埋め立てる「新基地建設強行」にすり替えられたのか。交渉の舞台裏を検証、その実相と全体像を明らかにする>として書かれた本。

    20年の歴代政権の動きを丁寧に追い、それを俯瞰することによって問題の本質を追及しています。ドキュメンタリー風の書きぶりもあり、引き込まれながら一気に読みました。

    沖縄の民意に向き合わず辺野古新基地建設に突き進もうとする現政権、一昨日(2016年9月16日)司法の立場を逸脱しその方針を追認する判決を出した福岡高裁那覇支部、許せないという気持ちでいっぱいですが、さらにその思いを強くしまし

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    2016年09月18日
  • 遊廓(とんぼの本)

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    遊廓とは、かつて存在した、売春を為政者が許容した街のことである。
    遊廓という言葉からは、吉原に代表されるような江戸情緒が連想されがちだが、実は遊廓文化は明治以降の近代化と強く結びつくという。江戸期には、東京の吉原や京都の島原、大阪の新町、長崎の丸山といったごく限られたものしかなかった。だが、明治の近代化を境に、その数は飛躍的に伸びていく。
    娼婦を国が管理する目的は、性病の防止だった。18世紀以降、西洋諸国には、娼婦を登録し、性病検診を行う仕組みが導入されていった。明治維新に合わせて、日本政府もこれに倣い、娼婦を公娼として管理することになった。
    だが、江戸期までの遊廓は、年季奉公の名目を持つ、事

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    2020年10月28日
  • 遊廓(とんぼの本)

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    2000年頃より 取り集め
    遊郭内部の写真があれば 希少価値はあった
    現在では残っているもの建物は稀である

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    2021年04月04日
  • 遊廓(とんぼの本)

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    外観の写真を記録として残している写真集でした。曇り空での撮影が物悲しさを引き立ています。
    個々の建物についての説明書きはなく、全体的な公娼制度の説明と昭和の遊廓を切り取った感じでした。
    少ない内部の写真では太鼓橋や窓枠など時代を感じさせます。
    以前読んだ「遊廓に泊まろう」に比べると少し物足りない感じでした。

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    2020年12月14日