西尾香苗のレビュー一覧

  • 「思考」のすごい力 心はいかにして細胞をコントロールするか

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    エピジェネティックスの世界、心と細胞の関係がとてもわかりやすく書かれている。ここに量子物理学との融合がある。すべてはエネルギーとの調和によって生かされもし殺されもする。特に子供への潜在意識への親の影響はとても大事。胎児の頃から影響する。
    潜在意識内のプログラムを変える方法として、PSYCH-Kサイケーという方法があるとのこと。

    190916 再読
    エネルギー医学やプラシーボ効果、ノーシーボ効果など、現代医学における器質重視や病気の原因を観ず症状緩和だけの治療の問題点を指摘している。生命力を支配しているのは、遺伝子ではなく、思考である。

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    2018年01月28日
  • 「思考」のすごい力 心はいかにして細胞をコントロールするか

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    2015年106冊目。

    人は遺伝子によってあらかじめすべてを決められているのではなく、遺伝子の発現は後天的な要素によって制御できるとする「エピジェネティクス」。
    そしてその後天的要素は、外部環境によるシグナルであり、さらには人の思考だと言うのがこの本の主張。
    原題に“Biology(生物学)”という言葉が入っているだけあって、特に前半は科学的用語を用いた説明が多いが、ユニークな例えや図表、そして著者のノリの良さも相まってとても読みやすい。
    後半から徐々にスピリチュアルな話も増えてくるが、全体的に「氏も育ちも、思考によって超えられる」というメッセージ性は読んでいて心強い。

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    2015年12月26日
  • 「思考」のすごい力 心はいかにして細胞をコントロールするか

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    細胞レベルで生業や知性を科学の目線で明らかにしながら、その集合体である人間はどうしたらなりたい自分になれるか。環境による細胞の反応をもとに示唆する本

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    2020年09月07日
  • 「思考」のすごい力 心はいかにして細胞をコントロールするか

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    日本語タイトルから成功哲学的な本かな?と思っていたら
    細胞生物学者が量子物理学の研究も交え遺伝子、ミクロのレベルで、
    思考が変化を及ぼす事を立証する超真面目な本でした。
    が、研究者でありながら非常にユーモアあふれる語り口なのですいすい読める。
    DNA遺伝子決定主義を批判。要因は遺伝子だけではなく環境によるところが大きい。
    スイッチを入れるのは環境からの信号である。
    DNAは細胞の生殖器であり、決して細胞の脳ではない。
    生命とは何かを考えさせられる。生きているって素晴らしい。
    おすすめのサイエンス本です。

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    2019年03月26日
  • 「思考」のすごい力 心はいかにして細胞をコントロールするか

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    「思考のすごい力」Bruce Lipton

    身体が持っている機能で、細胞にはなくて身体だけが持つ新しい機能は一つもない。

    遺伝子は子孫にだけではなく、異なる種の間でも受け渡しが起こる。これを遺伝子の水平移動と言う。

    欠陥遺伝子が原因で生じる単一遺伝子病を発症する人は人口全体の2%未満。

    人間の身体の中では、10万種類以上のタンパク質が働いている。さらに細胞内では10万個以上のタンパク質が働いている。

    宇宙の神秘を解き明かすには、思考をまっすぐに進めるだけではダメ。

    原子は目に見えないエネルギーで出来ており、実体のある物質ではない。量子論の世界では、物質は希薄な空気のようなもの。

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    2018年04月05日
  • 「思考」のすごい力 心はいかにして細胞をコントロールするか

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    邦題はとんでもなく胡散臭い。いわゆるトンデモ系である。
    でも原題は"The Biololgy of Belief "。やっぱり胡散臭いか。
    実際「細胞の脳は細胞膜である」なんて書かれていて大丈夫か、と思う。
    でも著者は変わった経歴を持っているが、それなりにまっとうな生物学者。
    大部分はまっとうな科学的議論で最近の文献も引いて説明している。
    ”細胞膜は脳”というのも、表現はどうかと思うが言いたいことは理解できる。
    遺伝子・DNAに関する最近の新しい知見(エピジェネティクス=DNAが全てをコントロールしているのではなく、DNAは単なる設計図であり環境から変更されることもある)や

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    2011年11月05日
  • 「思考」のすごい力 心はいかにして細胞をコントロールするか

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    細胞生物学者による自己啓発書。
    人間の資質や能力は遺伝子によって決定・支配されているのではなく、
    思考によってコントロールできるし変えられるんだよ、ということが
    細胞生物学や量子力学的見地から説明されています。
    けっこう人生観が変わりますね。

    物質はすべてエネルギーでできているという量子力学的な世界観がまずあって、
    そこから心と肉体、スピリチュアルな世界と科学の世界を
    切り離して考えることがいかにナンセンスかってことを力説しておられます。

    人間というのはは約50兆個もの単細胞からなる共同体だから、
    細胞が細胞膜から取り込んだ環境情報からDNAをコントロールするように、
    人間自身も心で身体を

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    2011年06月30日
  • 「思考」のすごい力 心はいかにして細胞をコントロールするか

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    読み始めたら、一気に読んでしまった。
    『がん、自然治癒力のバカ力』の真柄俊一先生お勧めってことでしたが、大変興味深かったです。
    遺伝子の発現を調節する機構を研究するエピジェネティクスという生物学についてはかなり専門的な解説。ただし、意識や心、エネルギーっていう話しになってくると、かなり飛躍が。でもそっちの方が面白いんだけど。

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    2011年02月19日
  • 「思考」のすごい力 心はいかにして細胞をコントロールするか

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    遺伝子というのは単なる生物の設計図に過ぎないという、大胆な発想に惹かれ読んでみた。
    専門的な用語が多いため少々難しく感じる。私達が健康に暮らすために大事なのは、心のエネルギーの方向を切り替えて、活力を生み出す肯定的思考に向かうことだそうだ。
    ただ、難しいのは、意識と潜在意識という、表面的には区別できるように見える心の区分けが、実は密接に関係しあっているということだ。
    意識には創造力があるが、潜在意識は本能によるものなので容易にコントロールはできないということなのだろう。

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    2010年10月13日
  • 新種の冒険 びっくり生きもの100種の図鑑

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    昆布関係で和風のジョークが出るのが何となく違和感があるが面白いので無視。
     マドンナとか、デヴィッド・ボウイとか、後アニメ『シンプソンズ』の作者の名前を、1941年 真珠湾攻撃が始まるちょっと前に発見された種へ(どんだけ標本室で寝とったんぢゃ)付けたとか、カール・リンネ外道伝説とか、けっこう面白い。
     この「英語圏の人が読むと「君の瞳に乾杯」ぽくなる」とか「ヒアズトゥユーぽい」名前の昆虫は、検索したらいかん奴だ。

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    2018年04月19日
  • 「思考」のすごい力 心はいかにして細胞をコントロールするか

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    ネタバレ

    前半は学術的用語&表現で訳が分かりません・・・
    後半はタイトル通り。非常に興味深い。

    ・・・細胞一つ一つには知性がある。
    ・・・潜在意識は情報処理装置としては最強の部類に入る。
    などなど。興味があるフレーズが盛りだくさん。
    最後は「愛」で締めてあります!!

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    2010年12月12日