手嶋サカリのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
階段から落ち一部の記憶を失った奏汰。
そこに自称恋人を名乗る高山葵が現れ心配、そしてリストを実行し終えるまではと同居し始め、そこから高山が献身的にそばにいるのに中々受け入れられない奏汰になぜそこまでになるのかと謎でした。
高山と過ごすうちに惹かれ始め、でも高山の嘘が気になりと悩むのは切なかった。
実は高山とは奏汰の亡くなった弟の陽太の同級生であり出会ったのは高山が小学生の頃で高山は奏汰を好きになっていき奏汰も…と2人で過ごしとあるきっかけで思い出し自分も高山を好きだけれどそれは決して陽太に許される思いではないと思ってしまっていたからだと記憶が戻り苦しむ奏汰が辛くて。
でもリストに込められた陽太 -
Posted by ブクログ
高校生同士の爽やかなお話。
親の離婚で、進学校から転校してきた攻めは自分の存在意義を見出せずにもんもんしてて、受けはキラッキラの人気者でサッカーで有名で。
相反する二人が、顧問から受けの勉強を見てやってほしいと頼まれて近づいて行く話。
受けはストレスからくるオーバーワーク症候群に苦しんでたり、厳しかった祖母や父親の態度が実は違ったんだということを知った攻めが初めて高校生らしい感情を粟原にしたり。
2部構成で、1部は出会いからくっつくまで。
2部は卒業後、受けがサッカー留学して離れ離れになってからの話。
正直2部の話は受けは勝手だなぁと思う部分があったけど、最後まで読むと思い合うが故のすれ違いで