小原猛のレビュー一覧

  • 琉球奇譚 キリキザワイの怪

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    ネタバレ

    ガンヤーの話やキリキザワイの話が印象的でした。フリムンが持っていた謎の日本人形、持ち去られた後どうなったのかめちゃくちゃ気になりますね

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    2021年07月06日
  • 琉球奇譚 マブイグミの呪文

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    マブヤーを落っことしてしまった人の話が繋がってるのゾワゾワしましたね。マブヤーやマブヤーの一部を集めて蹴って遊ぶマジムンがいる。なぜ小学校にいたのか謎。ユタになるというのは呪いだと言う女の子の話がとても印象的。そして医者や研修医すら神ダーリやユタの家系であることを考慮するのも凄く印象に残った。神人の海勢頭さん夫婦の話も凄い世界があるとしか...いや、凄い

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    2021年06月09日
  • 琉球奇譚 ベーベークーの呪い

    購入済み

    小原さんの本を読んでいつも沖縄の歴史について勉強させられます。大袈裟でなく、嘘でなく、心にしみる、ただ怖がらせるだけではない、考えさせられる、でも怖い、小原さんの人柄が表れているのではないでしょうか。私は霊の類を見たことがないし、何かを感じることもないのですが、小原さんの本を読んでいると、そう言う事ってあるんだろうな、と一人で納得しています。

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    2020年07月17日
  • 琉球奇譚 シマクサラシの夜

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    ネタバレ

    沖縄在住の怪談作家・小原氏の最新作。独特の風土と風習の中で語られる怪談は、自分の知るものとはちょっと違う色がしていたり、違う手触りがしていたり。特に印象に残ったのはラストの3部作。電車の中で読んでいて鳥肌が止まらなかった。圧倒的な呪術合戦が緻密な描写で書き出されている。もちろんフェイクは入っているんだろうけど、こんなに詳しく書いてしまって大丈夫なのかと心配になるほどだった。

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    2018年08月21日
  • 琉球奇譚 キリキザワイの怪

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    いわゆる怖ーい話は少ないが、私は著者の小原さんの語りは最高だと思う。沖縄の話は、どこをとっても戦争の哀しみと切り離せない。それを小原さんは特に強調するわけでもないが、いつも読後には、いまだに戦後を戦い続けている沖縄の人たちのことを考えて、胸が苦しくなる。この不可思議で力強い、生命力に溢れた沖縄が本来の姿に戻れる日が早く来ることを望む。

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    2017年07月29日
  • 沖縄の怖い話3 カニハンダーの末路

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    このシリーズ、やはりいいです。
    ゆったりとした沖縄の空気感に、異質な感じの怪談がなんともミスマッチ。で、じわじわ効いてきます。控えめな語り口がこれまたいい感じ。

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    2016年08月23日
  • 沖縄怪談 耳切坊主の呪い

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    どちらかというと沖縄の歴史や神話のような趣がある内容でした。
    サブタイトルにある耳切坊主のなはしは、特に印象に残りました。
    黒金座主と北谷王子の因縁がいまも続いているなんて、驚きです。
    他の話もいくつか気になるものはありましたが、やはりその名前が沖縄名だからなかなか覚えることはできませんでした。
    沖縄に行くときは、もう一度これらを調べてから訪れたいと思います。

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    2025年08月25日
  • 琉球怪談 ゴーヤーの巻

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    幽霊も出てくるけどあまりジメジメはしていない。沖縄らしい不思議な話。マンガの絵はあまり好みではないので原作者の書いたもので読んで見たい。

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    2024年10月27日
  • 琉球奇譚 ベーベークーの呪い

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    ネタバレ

    巨大なガジュマルの木の幹に収まる郵便局の話「郵便渠気字」が神秘的で好きです。神様のいる世界だったのか、別の何かだったのかその狭間なのか色々考えてしまった。ベーベークーの呪いの話は何かに憑かれていたのか狂人だったのか強烈でした。お守りを呪いのかかったものにかえてしまう執念が恐ろしい

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    2021年07月19日
  • 沖縄の怖い話 琉球怪談物語集

    kmn

    沖縄ならではの、不思議が当たり前な文化や雰囲気も興味深いです。

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    2020年07月18日
  • 怪談グランプリ 2017 未公開! タブー怪談

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    それほど怖いとは思わなかったけど、『多重霊』『事故物件霊障』は怖かったな。松原タニシさんの本は何冊か読んでるけど、半分人間じゃなくなっているあたりの話なんかもうね…

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    2024年08月24日
  • 神隠し怪談

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    沖縄と京都には怪異をすっと受け入れてしまう土壌というか、共通点を感じる。鳥肌が立つような怖い話はなかったけど、最後の「憑いてきた」のユタの後ろ姿にはちょっと寒気がした。

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    2024年08月17日
  • 実話怪談 怪奇島

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    沖縄には行ったことないのですが、壮絶な歴史がある場所だからこその話が多くて。
    のうのうと平坦に暮らしている私には、分からないことばかりだった。
    あとちゃんと学生時代に勉強をしていなかったので、初めて知ることばかりだった。民俗学はちゃんと学んでおけば良かったな。
    因みにヤースーさんのYouTubeのおかけで、単語は結構聞いたことある単語が多くて良かった。
    因みに岩手県、島が多い地域の上位だとは知らなんだ。。。

    全然どうでもいい話だけど、美ら海水族館には生きてる内に一度行ってみたい。

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    2024年05月30日
  • 琉球奇譚 シマクサラシの夜

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    まず、編集者や校正者がまったく機能していないのではないかと思うほど、日本語が決定的に間違っている箇所がいくつも。
    正直、このレヴェルだとWebで誰かが書いたブログやSNSの書き込みを読んでいるような気にもなってしまい、こちらのエンジンの始動が遅かったが、収録されている話は案外面白いものが多くて、近年ありふれている実話怪談集的なものの中では読み応えがあるのでは。

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    2019年03月17日