森日向のレビュー一覧

  • 浮遊世界のエアロノーツ 飛空船乗りと風使いの少女
    ファンタジーな作品
    空と風がテーマ。
    天気と空が好きなので手に取ってみた。
    イラストはにもし先生
    続きがありそうなので期待。

    主人公の成長が分かりやすく描かれ、相棒?の発想機知には見事と思わせられる。
  • レトリカ・クロニクル 嘘つき話術士と狐の師匠
    おもしろかったです。二転三転する事態に主人公がどう切り抜けるか、どきどきわくわくしました。師匠とのやり取りもよかったー(*´ω`*)
  • レトリカ・クロニクル 嘘つき話術士と狐の師匠
    主人公が用いるのは武術ではなく話術。これまでにない形なので話に引き込まれ、気づいったら時間も忘れて読み進めていました。もしかしたら、読者が作者の話術にはまってしまっているのかもしれません。
  • この物語を君に捧ぐ 【電子特典付き】
    琴葉については作中の端々に伏線を散りばめられていたので、着地点をどうするのか?という点において、ご都合展開で何事もなく万事解決でもいいけれど、悠人と琴葉の二人が歩いていく未来が想像できる終わり方に満足出来た。
  • 浮遊世界のエアロノーツ 飛空船乗りと風使いの少女
    待ってました、森日向さんの新作!レトリカクロニクル以降、全く名前を聞かなくなってしまい、お仕事が忙しいのかなと、勝手に想像していましたが、ついに!
     設定は、どこかのSFで読んだ様な話ですが、なんと言っても、キャラがいい。ロードノベルとして、師匠と弟子とその関係性の変化は、欠かせないでしょう。大好き...続きを読む
  • レトリカ・クロニクル 嘘つき話術士と狐の師匠
     話術とはなんぞや。そんな疑問を持ちながらも読み始めたこの話。私には絶対にできない、言葉を使って、人を動かす者たちの話でした。
     師匠と弟子が旅をしながら、あちこちの不和を仲裁してゆく。ロードノベルであり、ビルドゥングロマンであり。好きです、こういう話。
  • 浮遊世界のエアロノーツ2 風使いの少女と果てなき空の幻想歌
     続巻が出ました!少女視点の成長物語。
    後ろ向きだったアリアが、前を向いて、泊人との被保護者としての関係を変えてゆく。うーん、作者の力を感じる。
    願わくば、次巻も出ますように。
  • 浮遊世界のエアロノーツ2 風使いの少女と果てなき空の幻想歌
    空浮かぶ島を巡る連作短編形式のロードノベル。今回巡る島は3つ。
    ヒロインの目標である、「困っている人を助ける」とは何か、思い悩みつつも毎回何かしらの答えを出しつつ、成長するヒロインの姿が描かれる。
    どの島の話も、読んでいて心が暖まるストーリーでした。
    今回の目玉はなんと言っても3つ目の音楽の島。
    ...続きを読む
  • 浮遊世界のエアロノーツ 飛空船乗りと風使いの少女
    飛行船に乗って浮遊島を二人で渡り歩く世界観で描かれる、連作短編形式のロードノベル。
    各短編毎に、二人でトラブルを綺麗に解決し、より幸せな世界を導くエピソードが描かれる。
    優しい雰囲気が好きな人には絶対的におすすめ。個人的には、「繰り返しの島」がよかった。
    ただまぁ、最後の話で急に話の規模が大きくなり...続きを読む
  • 浮遊世界のエアロノーツ 飛空船乗りと風使いの少女
    行く島々での出会いで成長していくアリア。
    彼女をぶっきらぼうながらも教え見守る泊人。
    主役の2人も、出会った人達も、悩み考えて前に進んでいく。

    決して楽しいばかりの旅じゃないけど、出てくる人物それぞれに想いがあってそれがいい。
    アリアは泊人にずっとついていく覚悟してるんだから泊人も覚悟して下さい。...続きを読む
  • レトリカ・クロニクル 香油の盟約
    前回からそうですが,話術氏を名乗っている割には他のキャラが話術の才能を持ちすぎじゃないかなて思いました.後,内容が深いというよりはどんでん返しが多い印象を持ちました.お話は面白かったです.表紙のカズラも綺麗だし,今回はカズラが頑張る場面も多かったです.前回は弟子を見守る師匠という立場が強かったですが...続きを読む
  • レトリカ・クロニクル 嘘つき話術士と狐の師匠
    ふらっと立ち寄った本屋さんでふいに惹かれて購入したこの本、すごく面白かったです!
    偶然にもこんな素敵な掘り出し物を見つけて、読んでる間ずっと幸せでした。
    なんというか、最近仕事で緊急対応が多くて心が疲れていたから、苦くも優しいファンタジーの世界に随分癒されました。

    主人公は、話術士。
    ペンでも剣で...続きを読む
  • レトリカ・クロニクル 嘘つき話術士と狐の師匠
    電撃小説大賞 銀賞作品。
    絶対面白いだろうと思っていたのに、いまいちだった。”話術”にこだわりすぎている。
    読んでみないと判らないものだね。
  • レトリカ・クロニクル 香油の盟約
    本編とは関係ないけど、表紙と口絵が全く同じって何の意味が有るんだろう

    せめてタイトルなくしてくれたら、文字で隠れてる部分が見れてイラストを堪能出来るのに
  • レトリカ・クロニクル 嘘つき話術士と狐の師匠
    自分の言葉で他人が傷つくのを知り、
    そしてそれ以上に自分自身の心を傷つける

    僕が他人を騙し続けて、
    いつか世界中のみんなを騙して、
    憎しみ合ってる人たちまで騙して、
    その先で、
    ―誰も争わない世界をつくれるかな?


    言葉を大切に扱うことに気づかされます。
    言葉は武器になる
    それは自分にとっても、...続きを読む
  • レトリカ・クロニクル 嘘つき話術士と狐の師匠
    言葉を使って人を操り、すべてをうまく運ぶ事。
    師匠に助けられながら一人前になろうとする彼の職場に
    ある日やってきたのは獣人の少女。

    部族内の話を治めるだけ、だったのが
    部族間になり、人と獣人の間になり…。
    その間、自分が交渉に入っていいのか、とか
    色々考えていますが、当然といえば当然の悩み。
    生命...続きを読む
  • レトリカ・クロニクル 嘘つき話術士と狐の師匠
    主人公の職業柄仕方ないんだけど、これは詭弁ココが詭弁と何度も説明が出て来るのが面倒くさい

    悪いことした奴は報復を受けるのが当然だと思っているけど、ハンネスは過去の非道がさらりと描かれているので、ラルフと同レベルでは怒れなくて、うわぁあの年から奴隷になるのは大変だろうなぁと逆にちょっと同情してしまっ...続きを読む
  • レトリカ・クロニクル 嘘つき話術士と狐の師匠
    僕が他人を騙し続けて、
    いつか世界中のみんなを騙して、
    憎しみ合ってる人たちまで騙して、
    その先で、
    ―誰も争わない世界をつくれるかな?

    319頁、命令者が違うような。
  • レトリカ・クロニクル 嘘つき話術士と狐の師匠
    これが銀賞かァ、という感じ。言葉は武器だ。それは確かにその通り。だけど話術で圧倒するには理論が弱い。詭弁というよりただの屁理屈だ。キャラクターやシチュエーションの演出も平凡で、よけいに言葉が埋没する。カズラがシンを助けるきっかけになった言葉も、拍子抜けするほど弱かった。