真木悠介のレビュー一覧

  • 気流の鳴る音 ──交響するコミューン

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    ネタバレ

    哲学という魔力は不思議だ。
    そして、難しい、暗号である。
    だけれども、その尻尾をつかみたいのです。
    …つかめないや。

    物事の考え方が変わる本でもあります。
    もしかしたら今いろいろな問題も
    ある種先住民の方に
    学ぶ要素はあると思うのよね。
    狭い檻にとらわれていきがちな我々には
    特にね。

    だけれども、これは繰り返し読んでいく本だと思うの。
    その断片を体にしみわたらせることで
    自分が変わっていく気がするの。

    難解なので要注意。

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    2019年04月20日
  • 気流の鳴る音 ──交響するコミューン

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    南アメリカのインディアンで「呪術師」とか「戦士」と言われている老人との交流から、現代人との対比で社会を見極めようとする試みを描いたもの。老人の言葉に成る程と思うことが沢山あって考えさせられる。「時間に対しては、時間で支払う」「お前はおかしな奴だなあ。質問さえすればわかると思っている」「次第に言葉、しかも地域によって違う言葉でしかものを感知できなくなくなっている」「指揮者の激しい動きが滑稽に見えるということは、音楽を理解していないからである」「明晰とは、一つの盲信」「私とは、境界線を切って外とわけ、囲い込むこと」「死刑囚が美しいものに気づくのは、余計なものを捨て去ったから」

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    2017年04月11日
  • 気流の鳴る音 ──交響するコミューン

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    ネタバレ

    当時読んでおくべきだった本を敢えて今更読んでいるのです。
    そういうわけで、私の目から見れば真っ当で良質でも、最早エッセイにしか読めない。

    なんちゅーか。
    ようは人生論・生き方論として学んでしまっていた。
    その背景にある分厚い教養や議論、それ以上に実証研究の積み重ねには指先すら触れることなく。

    いや、だから人生論・生き方論としての学びは大きかったし、良かったと思うのです。「良識」てやつ、(但し知識としてではなく、態度として)は勉強させてもらったと思うし。

    でもそこからどこに行くのでしょうね?てところで、
    もはや読む本がない。
    あるはずなのに、何を読めば良いのかわからない昨今でございます。

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    2012年05月23日
  • 気流の鳴る音 ──交響するコミューン

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    「人間の根源的な欲求は、翼を持つことの欲求と、根を持つことの欲求だ。」(P167)

    「〈根を持つことと翼を持つこと〉をひとつのものとする道はある。それは全世界をふるさととすることだ。」(P170)

    中国語で言う所の、男子四海為海の概念か。

    どこまでも根無し草として旅することは可能だけれど、
    旅先でその場にしっかりと生活の基盤を気づいている人達を見ると。
    無性に羨ましくなってしまうことが有った。

    それからは、いつでもそのバランスに気を使いながら生きてきたように思う。

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    2024年02月12日