蜂屋邦夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
支那の古典や志怪物を読むために避けて通れないのが「老荘思想」。特に今では現世利益の象徴となった道教では老子は神様ですからね。それに、とっつきは悪いかも知れませんが読んでみると案外哲学的ですらあります。現代の宇宙論でビッグバンが唱えられて久しいですが、まず大極が有り陰と陽に分かれ................ってまさにビッグバンじゃないですか。物質と反物質の鬩ぎ合いも同様。アインシュタインが物理学を突き詰めると宗教になると言った事も理解できます。何でいまの支那があそこまで落ちぶれたか?と考えるとマルクスレーニンと毛沢東なんでしょうね。露西亜は共産党を捨ててツァーリ抜きでやり直して正解です。日本
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これは世界最古の「働きたくないでござる」もとい「何かをなすとは、何もなさぬことである」といった逆説を多用することによって、論語が薦める義務的生き方とは正反対の何者にも捕われない生き方を提示する。しかし老子の言葉が心地良くても、これを実践するにはかなり骨が折れることに。それは現代がせせこましく何かの役に立つことを強いようとする余裕のない社会であるのが理由の一つだけど、何より問題なのは、老子の思想が何者にも捕われないということはつまり、ここにある老子の言葉にも捕われてはいけないということを意味しているからだ。ここに収められた81章に続く82個目の言葉を日々の生活から紡ごうとすること、それが老子の思
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Posted by ブクログ
老子を知りたくて読んだが……印象はさかしくなるな!なんかするな!便利な道具使うな!天に沿って生きろ!道に沿って生きろ!となんというか難しいね!
頭いいことをもてはやすと、さかしい奴が増えて国が不安定になるとか、世の中見てるとわからんでもないなと思うが、指導者も人民も無知無欲であれはなかなか現代では難しい話ね。
本自体は作者がマニアック過ぎたというほど注釈がついていて、注釈の注釈がほしくなるほど。老子の言葉以外に老子の成り立ちや歴史もあり、内容の充実ぶりはスゴイ!たださらりと知りたい人とかは全然向かない。この本で同作者の図解版をオススメしてるのでそっちでもうちょっと優しく学んだほうがよかっ