老子

老子

1,353円 (税込)

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古代中国の書『老子(老子道徳経)』は、熾烈な戦国時代を生き抜く処世の知恵であり一種の統治理論であるが、同時に、世の中と人間についての深い洞察力によって、人類の教科書ともいうべき普遍性を持っている。ここで説かれる平和的で、自足、素朴なあり方、謙虚さは、時代や地域を超えて、現代の人々の心に直接訴えかける。

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老子 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    「僕は“老子派”です。」
    人と話していて、生き方やライフスタイルの話になると、僕はいつも、老子のように生きたいと言っていました。
    しかし、実は“老子”を最後まで読み通したことはなく、ちょっとだけ知っていた“無為自然”の思想がしっくりきていたのと、幼少時からの僕のヒーロー、ブルース・リーの名言「水にな

    0
    2025年11月03日

    Posted by ブクログ

    戦乱の世を生きた老子の教え。
    心を空にして、静かな気持ちを保つ。常に澄んだ心で、愚鈍でいること。北方水滸伝の主人公である宋江のような、そんな素朴な生き方は、多くの人の人生に深く刻まれるのだろう。

    上善は水の若し(最上の善なるあり方は水のようなものだ)。

    0
    2024年05月02日

    Posted by ブクログ

    稀に見る訳注の丁寧な中国古典の書籍。あとがきを含めて453ページの厚みになったのは、その注釈の丁寧さにある。解説に、楚簡『老子』と帛書『老子』の比較についての言及もある。

    0
    2019年01月13日

    Posted by ブクログ

    孔子とはまた違った老子の教えは非常に柔らかい印象を受ける。だからといって弱いわけではなく道は険しい。ルソーに通じるものがあると思う。ルソーは老子を知っていたのかな? と思ったりもする。足るを知りつつ素朴に生きる感じとか。直感的に人が感じる理想はある程度共通するのではないかなと思った。ひとつひとつの章

    0
    2018年05月24日

    Posted by ブクログ

    老子が大好きなので買いました.
    現代語訳,書き下し文,原文,解説と,すごく充実しています.

    暇があればぱらぱらと見てます.

    24章や36章がかなり好きです.

    0
    2013年04月21日

    Posted by ブクログ

    1993年に出土した最古の書を踏まえた最新の老子。

    講談社学術文庫の金谷先生の訳とこちらを読んだが、
    金谷先生の方は内容に対する解説が有り解りやすく、
    こちらは訳に対する解説が有り学術的で、
    春秋戦国時代の原本の内容を加味しているので、
    老子という書の本来の姿はこちらの方が近いと思われる。

    始め

    0
    2014年05月24日

    Posted by ブクログ

    力まず、迷いもせず、いつも自分らしく過ごす。
    複雑な世の中を、素晴らしく可能性に満ちた興味深い世界に変えてくれる。いつ読んでも心が落ち着きます。

    0
    2011年11月03日

    Posted by ブクログ

    最近、論語に関する本が流行ってるみたいだけど、今の人たちはむしろこっちを読んだほうがいいんじゃないかな?

    論語との違いから老子の思想を説明すると、論語の根底にある考え方は用をなすのは表象のみという考え方なのに対して、老子は無ということの役割を説いている。論語がソリッドなのに対して、老子はダイナミッ

    0
    2010年09月07日

    Posted by ブクログ

    自分が大学生時代に初めて知った中国語が道(タオ)だった。

    孔子の処世術もいいけど、老子の根源的教えが好きだな。

    0
    2025年11月23日

    Posted by ブクログ

    外的な環境と争わず、水のようにあるがままの状態に身をゆだねよ。何もしなければ、あるべきところに収まる。余計なことをしないことで、逆に多くのことが実現される。他と争わず器に従って形を変え、自らは低い位置に身を置く。最高の善は水の如し。上善如水。▼万物を生み出し成立させる根源的な原理(道)が大切。大いな

    0
    2025年04月19日

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