上原浩治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
イケイケの時の上原ではなくて、
引退する前の上原の物語。
なかなか興味深い話でした。
上原って150キロを投げたことがない、
というのが信じられない。
昔、坂東英二がラジオで言ってました。
「上原だけが5メートル手前から投げとる」
そのくらい球に勢いがあったので。
あと、
あまり言われていないのですが、
第1回WBCで最初に先発したのは上原。
大会も相手もよく分からない状況で、
「あんなところで投げられるのは上原しかいない」
と、これは知り合いの野球経験者が言ってました笑
そのくらいメンタルがお化け。
そんな人の話なので読んで損は無いと思います。
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Posted by ブクログ
読売ジャイアンツやレッドソックスなど日米を股にかけて活躍した上原浩治投手が引退までの心の葛藤と自身の野球観について書いた一冊。
ジャイアンツへの移籍の意向と引退までの真相が本人による回想で知ることのできた第1章と遅いストレートで結果を出すためにこだわってきたことや野球に対する想いを語り尽くした第2章と第3章と上原投手の野球人生を知ることで自身のこだわりを捨ててまで結果を求めるプロの厳しさと栄光を掴むための弛まない努力を知り舌を撒きました。
バッターを立たせてピッチング練習をすること、どんな球種でも同じフォームで投げるために癖をなくす努力など成功への正解がない世界で様々な経験を積んで結果を残してきた上原投手の考え方は自分の人生でも応用できるものが多いとも感じました。
また、クローザーとして毎日切り替えをしていたことや引退を公にせず身を引きたかったことなど本書で初めて知る上原投手の本心も知ることができました。
また同級生の高橋由伸氏と松井稼頭央氏の二人との対談も上原投手の素顔が知れて興味深かったです。
何事も経験をすることや他人が評価することを意識することなど先発、セットアッパー、クローザーと全てのポジションで成績を残してきた上原選手だからこそ感じる思いはすごく刺激を受け、自分の人生にも活かせる部分もあると感じました。
そして日米で活躍し、様々なポジションで結果を残す稀有な経験をしている上原投手が今後球界にどのような貢献をしていくのかも楽しみになる一冊でした。 -
Posted by ブクログ
プロ野球・MLBを通じて輝かしいキャリアを築いた上原浩治が、自らの野球人生を振り返りながら語る“覚悟”の本質。本書は、華やかな実績の陰にある、地道で愚直な努力の積み重ねを、静かに、しかし力強く伝えてくれる一冊です。
とりわけ印象に残るのは、「当たり前のことを徹底してやりきる」ことの重要性を、上原が繰り返し語っている点。体調管理、練習、自己分析――どれも派手ではありませんが、調子の良し悪しに関わらず継続する姿勢こそ、プロとしての矜持だと説きます。なかでも、スランプ時にも“やるべきことをやめない”姿勢には、説得力と重みがあります。
怪我やポジション変更、メジャーでの重圧など、上原の歩みは順風満帆ではありません。しかし、どの局面でも自らのルーティンを貫いた彼の姿勢から、「覚悟」とは特別な精神論ではなく、日々の「継続」と「平常心」に宿るものだと気づかされます。
反骨心や雑草魂といった上原の代名詞に触れつつも、本書の根底にあるのは、ルーティンをやりきることが覚悟を生み、積み重ねた過程が結果を呼び、結果が出なければ冷静に見直すという、極めて実直なプロセスです。
本書は、派手さより誠実さ、結果より過程に価値を置く、真のプロフェッショナリズムの書。ビジネスパーソンにもアスリートにも、努力するすべての人に静かに寄り添う一冊です。