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レッドソックスの不動のクローザーとして活躍する著者。2013年シーズンは、見事ワールドチャンピオンとなり、胴上げ投手にもなった。39歳となった今シーズンも、活躍を続けている。本書では、著者が年齢を重ねながら進化し続ける理由を明らかにする。著者は「不安やプレッシャーは悪いものではない」という。「不安があるからこそ、準備を怠りなくと思うことができる。不安に押し潰されるのではなく、不安こそが自分を動かすエネルギーとなりえるのだ」と断言する。著者の毎日は、マッサージなどの身体のケアを他のどの選手よりも入念に行い、ストイックな生活をおくる日々だ。それは「ケアを怠ることで怪我をするなどして、後悔したくない」という一心だ。そしてその先にあるのは、マウンドに上るまでの覚悟だ。著者は、毎日小さな目標を立てて球場に向かう。雑草魂を糧にいかに壁に挑み克服してきたかを明らかにする。運命を切り拓きたい人は必読の一冊。
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Posted by ブクログ
プロ野球・MLBを通じて輝かしいキャリアを築いた上原浩治が、自らの野球人生を振り返りながら語る“覚悟”の本質。本書は、華やかな実績の陰にある、地道で愚直な努力の積み重ねを、静かに、しかし力強く伝えてくれる一冊です。
とりわけ印象に残るのは、「当たり前のことを徹底してやりきる」ことの重要性を、上原が繰り返し語っている点。体調管理、練習、自己分析――どれも派手ではありませんが、調子の良し悪しに関わらず継続する姿勢こそ、プロとしての矜持だと説きます。なかでも、スランプ時にも“やるべきことをやめない”姿勢には、説得力と重みがあります。
怪我やポジション変更、メジャーでの重圧など、上原の歩みは順風満帆ではありません。しかし、どの局面でも自らのルーティンを貫いた彼の姿勢から、「覚悟」とは特別な精神論ではなく、日々の「継続」と「平常心」に宿るものだと気づかされます。
反骨心や雑草魂といった上原の代名詞に触れつつも、本書の根底にあるのは、ルーティンをやりきることが覚悟を生み、積み重ねた過程が結果を呼び、結果が出なければ冷静に見直すという、極めて実直なプロセスです。
本書は、派手さより誠実さ、結果より過程に価値を置く、真のプロフェッショナリズムの書。ビジネスパーソンにもアスリートにも、努力するすべての人に静かに寄り添う一冊です。
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