小倉多加志のレビュー一覧

  • 11の物語

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    「太陽がいっぱい」で有名なハイスミス。といってその作品は読んだことがないし、映画もまた観たことがない。なんとなく手に取った本作ですが、意外や意外楽しめました。

    とにかく・・・かたつむり!!気持ち悪くって忘れることができないほどのインパクト・・・

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    2025年04月28日
  • 死の猟犬

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    ミステリの女王が描く幻想怪奇な物語集。ポアロやミス・マープルものとは違った魅力がある。クリスティファンは一読あれ。

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    2025年02月26日
  • 11の物語

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    題名通り、11編を収録した短編集。
    心を壊してしまった人の話や、人が心を壊していってしまう話が多めなので、読後感はあまりよろしくない。

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    2025年01月19日
  • 11の物語

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    私がもってるのと違う表紙だな、これ…。私のはもう『うずまき』みたいで華麗キモイのです。さすがハイスミス、イヤミスの11編ですが、かたつむりが苦手な人は絶対読まないほうがいいw

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    2025年01月01日
  • 11の物語

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    11個の短編小説。

    サスペンスというか不安というか不快というか、それでいて、思わず気になってしまうような。
    映画「perfect days」で気になって読んだが、良い小説は人間の感情をよく捉えているものだと改めて感じた。

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    2024年12月26日
  • 11の物語

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    すごく独特な世界。
    不気味。怖い。恐ろしい。
    人間の奥底の、のぞいてはいけないどす黒いところを描く。
    犯罪者側から書ける人なんだな。

    ヴェンダースの映画「パーフェクトデイズ」で作中人物が手に取る作品。

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    2024年11月05日
  • 死人の鏡

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    短編だと物足りないけどこのくらいの長さがあると読みやすいし面白い。流し読みした部分もあるからもう内容あんまり覚えてない笑 死人の鏡は動機が良かった。

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    2024年09月08日
  • 死の猟犬

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    クリスティの短編集。
    幻想、怪奇小説が集まった作品。クリスティはミステリ、恋愛のイメージが強かったが、今作では新しいクリスティ像が見られる様な気がする。今作は過去に読んだ事が無く初めて読む事になる。

    死の猟犬
    表題作。友人の話からイギリスの田舎に住む姉を訪れ、戦争時代に謎の爆発現象にてドイツ兵を吹き飛ばした修道女の行方を聞く。彼女を匿う医者と彼らの元に起きる事件。それぞれに現れる「猟犬」の痕。幻想怪奇にまつわる作品ではあるが、未来予知と死の猟犬については「不思議」と思うしかないのだろう。
    赤信号
    サスペンスミステリー。短い作品だが出来は良く面白い。テーマは予感、直感。主人公が親友の妻に恋して

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    2023年09月08日
  • 死の猟犬

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    怪奇小説はさほど興味なく読んだこともほとんどないので評価する能力もないなか、本作品のアガサのは、なんか下手じゃない?と思えてしまう。回収が無すぎてご都合主義の少女漫画みたい。レイモンドチャンドラーの短編に2 作ぐらい入っていた怪奇幻想系が意外と趣あるなと思ったのと対照的。ただし短編集としては怪奇系ではない作品との配列の妙が楽しめて、そこは大いに気に入った。

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    2022年08月15日
  • 死人の鏡

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    ポアロもの短(中)編集。

    長編よりお手軽で、短編よりは読みごたえがある長さのポアロもの4話がお楽しみ頂けます(お得かもw)。
    因みに、第一話「厩舎街の殺人(Murder in the Mews )」は英国版での表題作となっており、日本版表題作の第三話「死人の鏡(Dead Man’s Mirror)」とは“不審な自殺――自殺か他殺か?”を解明する部分で共通していますが、展開や真相が全然異なるのが興味深いですね。
    第二話「謎の盗難事件」は盗まれた機密書類の謎を追う展開なのですが、ポアロのヒアリングから導き出される事実にグイグイ引き込まれました。
    第四話「砂に書かれた三角形」はリゾート地(ロードス

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    2022年08月10日
  • 死人の鏡

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    「アガサ・クリスティ」の短篇(中篇?)ミステリー集『死人の鏡(原題:Murder in the Mews 米題:Dead Man's Mirror)』を読みました。

    『鳩のなかの猫』、『象は忘れない』に続き「アガサ・クリスティ」作品です。

    -----story-------------
    謀略の犠牲になりかねないからと調査を頼まれた「ポアロ」は、依頼人の准男爵の邸へ向かった。
    が、待っていたのは密室の中での依頼人の死。
    自殺に見えるが動機は不明。
    また謀略とは何なのか?
    事件解決の手がかりは意外にも書斎の割れた鏡にあった!
    密室の謎に挑む表題作をはじめ、「ポアロ」活躍の四篇を収録す

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    2022年07月22日
  • 死人の鏡

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    クリスティ中編*4編。
    クリスティの短編は読みにくいなぁといつも思っていたが、中編ぐらいになると結構読みやすかった。
    メインの作品はタイトルにもなっている死人の鏡だと思うけど、個人的には、謎の盗難事件も結構良かったかな。殺人事件じゃなく、かつ、結構単純なおはなしといわれればそうなのだけれども、そこに伴う背景などが想像しやすくって良かったと思う。

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    2022年04月28日
  • 死の猟犬

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    アガサ・クリスティにしては珍しく、超自然的な事柄を扱う短編集。特に1つ目を読んでいるときは、解決編が出てこなかったためちょっとびっくりであった。
    どちらかというと純文学的なテイストを感じる作品で、クリスティ女史としてこんなのもかけるんだよ、と主張している作品にも感じられた。

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    2022年01月25日
  • 死人の鏡

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    ポワロの短篇集。
    本のタイトルにもなっている「死人の鏡」が1番印象的だった。映像版とは少し違っているものの、どちらもおもしろい。

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    2021年12月31日
  • 死人の鏡

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    ネタバレ

    アガサは書き直しの際に割と犯人を変えるんだなと言うことを学習し、さすがこれだけ売れる作家はサービス精神が違うと思ってその辺も楽しみながら読んだ。
    どれも悪くないけどさほど気にいったということもない四篇。そのうち3作はそこそこの長さと登場人物の多さで、空き時間にちょこちょこ読み進めていたのでやはり登場人物リストが欲しかった。最初の2作は事件ではなく、犯人というか首謀者に理があり頭も良くて感心した。3作目も同情できる犯人で、その辺と、見た目と違う真相、あたりがこの本のテーマになっているのかもしれない。
    ミス・プレンダーリースは「ホロー荘の殺人」のヘンリエッタタイプ。
    「謎の盗難事件」が意外と1番好

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    2021年12月12日
  • 死の猟犬

    A

    購入済み

    まぁまぁかな

    ホラー小説の短編集です。
    発表された当時は怖がられたのだろうけど
    今読むと正直物足りない。
    面白いことは面白いけど、
    クリスティを読破しようというのでなければ
    それほどオススメというわけではありません。

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    2021年11月06日
  • 死人の鏡

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    ポアロ
    短篇集
    読み始めたところでオリンピックが始まったのでほっぽらかしになり、また読み直してと時間がかかってしまった。長篇と違って登場人物の一覧がないことも時間がかかってしまった理由。
    「厩舎街の殺人」事件の構造の意外性と女性の友情に強い印象を受けた。
    「砂にかかれた三角形」さらさらと気楽に読めたが
    あーあのパターンかあ、という感じであった。

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    2021年09月13日
  • 死の猟犬

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    ネタバレ

    そこには理屈なんてない?

    超自然現象と死。いわゆる推理小説とは違って、明らかな謎解きは行われない。これだから怪奇小説は。幻想的な雰囲気とホラーを楽しむ短編集。「検察側の証人」だけは怪奇小説でない。それ以外は、うまく理屈で説明できないものが事件を引き起こしている。それはつまり、名探偵の不在。いつもの推理小説も、名探偵がいなければ怪奇事件なのかな、と思いつつ。

    「検察側の証人」は、映画やドラマをみたことがあるが、こんなにシンプルな短編だと思っていなかった。

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    2021年06月27日
  • 死の猟犬

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    アガサ・クリスティの幻想怪奇短編集。
    表題作を始めとする不可思議な物語の詰め合わせで、読後も結局あれは何だったんだろう…と呆けてしまう。
    真相が分かるようで分からないといった宙ぶらりんの状態。
    このもやっとした感覚、悪くない。
    それと「検察側の証人」の結末には見事にやられた。

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    2021年05月23日
  • 死の猟犬

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    12話が収録された、短編集です。
    戯曲にもなった法廷ミステリの「検察側の証人」以外は、いわゆる"怪奇譚”で、オカルトやサイコサスペンスばかりなので、ミステリ目当てで読むと、あてが外れるかもです。
    私は、このちょいと不気味な雰囲気を堪能しつつ読みました。
    心霊的な描写が多く、日本語訳が難しかっただろうと、お察ししますが、時々読んでて「?」となる部分がありました。
    特に「死の猟犬」は、正直内容がよくわかりませんでしたね(苦笑)。
    この話が表題作で、しかもトップバッターなのは、短編集の構成としてどうなんだろう、と余計な事を思った次第です。
    本書唯一のミステリ「検察側の証人」は普通に面白くて

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    2021年01月29日