大柿ロクロウのレビュー一覧
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徳川埋蔵金がアメリカにあるってさ。なんだってぇぇ!?
それは糸井重里さんに教えてやらないといけないですね。
まあ、だいぶ出オチ感のある感想なのですが、とりあえず言いたいことは一つかな。
『ゴールデンカムイ』を超えてゆけ、です。
未開(に近い)地に眠る埋蔵金。先住民の少女とのバディ。国家転覆を図ろうとする陰謀、などなど。要素を挙げればあげるほど、あの名作との共通点が浮かんできます。
ここで、超えないまでも並び立つことができるのであれば、漫画の一ジャンルとして確立するのではないでしょうか。
埋蔵金という言葉のもつ魅力についつい惹きつけられてしまう自分としては、ワクワクするものです。
もう、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ黒船編・完結。
漫画で文之進が登場したのは史上初なんじゃないだろうか。笑
そのうち久坂とか晋作も出てくるのかなぁ。楽しみだ。
登場時にペリー提督から醸し出されたラスボス感はどこへやら。お茶目な外人さんとして日本を去っていきましたとさ( ˘ω˘ )
現段階では(恐らく意図的に)全体的に軽い雰囲気の作品になっていますが、個人的には徐々に骨太でシリアスな展開になっていくことを期待したい。
日本人の性なのか、やはり時代の勝者より敗者の美学みたいなものに魅せられてしまう自分がいたり。
とうに時代遅れの最期の忍が全てを託した少年が、日本最期と言っていい侍組織である新撰組として名を馳せるなんて胸熱。と同時に -
Posted by ブクログ
ネタバレリアルな忍術・忍法満載(トンデモではないだけで、ファンタジーではあるw)。
史実に実在した忍者、更に老人が活躍、というキャッチコピーに惹かれて購入。
幕末に実在したという忍者・沢村 甚三郎が主役。
来航した黒船に忍び込む密命を帯び…というストーリーです。
作中の時点ですでに時代遅れ、おとぎ話とされている忍者・忍術が凄い、というプロフェッショナルのカッコよさと飄々としたシニアの魅力が味わえます。
近代化の波に翻弄される日本が伝統で立ち向かうというロマン、ともいえるでしょうか。
…ただ、スニークミッションってどうにも地味(派手にはできない)なので、爽快感に欠けると言いますか、「忍術すげぇー