井上剛のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ痛快無比のお話しでした。
読んでしばらくたってるんで、登場人物の名前とか忘れちゃってるんですが。
嫌ミスを好んで読んできたんですが、コレは凄かったっす。
ここまでやっちゃいますか、っていうくらいでした。
悪意の標的となるヒロインが、まぁ、そうなっても仕方ないよね、っていうくらいワキがあまあまで、鈍感で、世間知らずで、一応高学歴、バリキャリっていう設定なんですが、ママ友の世界では何の役にも立たない、むしろハンデになるっていうね。
このヒロインにね、むちゃくちゃ移入しちゃうんですよ。
十数年前の自分を見ているようで。もう、いたたまれない。
目を覆った指の隙間から覗き見してしまうようで。
以下 -
Posted by ブクログ
【2024年196冊目】
子どもはいらない、そう夫婦で同意して結婚を決めた亜矢子だったが、結局は結婚後妊娠してしまい、今は仕事を辞めて専業主婦として過ごしている。そんな亜矢子を悩ませているのは近所のママ友である麻由を筆頭にしたママ友の集いだった。亜矢子の発言ですぐに気を悪くする麻由に辟易しつつも、仲間の一人である時恵が何かと気をかけてくれることで、亜矢子はなんとか均衡を保とうとしていたが…。
面白かったのですが途中で結末が読めてしまったのが残念でした。だよね、だと思っていたんですよというのが素直な感想です。いわゆるゆでガエル理論のようなお話でした。気づきたくなかったなぁ、気づかなかったら真相 -
Posted by ブクログ
ママ友のコミュニティと誰かの日記の回想が交互に書かれていて最初の方は「誰の日記なのかな?」って思いながら読んでいたんだけど後半にかけての畳み掛けが凄い!!
前半ソコソコ、後半夢中で読んでた(笑)
てかさ、ママ友って必要?
我慢してストレス溜めてまで必要?
幸いガチガチのママ友コミュニティを経験してないし、必要ともしてなかったから主人公の気持ちは理解出来なかった。
幼い子供は母親の意思が強く働くからママ同士が上手くいってないと子供がいじめられるって話はあるみたいだけどね。。
だから我慢してママ友と付き合うってのは分からなくはないけど、、、
やっぱり分からないな。
女独特のイイ顔して裏で -
Posted by ブクログ
キャリアウーマンとして働いていた亜矢子は、妊娠を機に不本意ながらも家庭に入る。そこで付き合うことになったのは、毎日低レベルな会話を飽きもせずに続けるママ友達。他のママ友とは少し違い、なぜか独身でありながら輪の中にいる時恵になんとか諫めてもらいながらママ友達との付き合いを続ける亜矢子だったが、ストレスはどんどん積み重なっていく。
亜矢子目線と、どうやら亜矢子が卒業したのと同じ学校で学生生活を送っている謎の人物の目線で交互に話は進んでいく。学生時代から容姿端麗で勉強もトップの人間が与えられる“クイーン”として君臨していた亜矢子は、成人してからも相変わらずの自信とプライドでママ友達と対峙するが