中小路佳代子のレビュー一覧

  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

    Posted by ブクログ

    世間に溢れているビジネス書とは一線を画す本
    経営ノウハウというよりは、システム思考という新しい思考法を重心として、経営課題のみならず世界中のありとあらゆる課題へ対処するための根源的な思考法を提供してくれる。
    実戦には時間がかかるし、会社でトライした時にも難しさを痛感したものではあるが、今求められるスキルの一つであると確信

    0
    2022年08月28日
  • 行動探求 ― 個人・チーム・組織の変容をもたらすリーダーシップ

    Posted by ブクログ

    2022.11
    ・行動と探求を同時に行う
    ・個人レベルでは誠実さを、二者間関係では相互性を、組織レベルでは持続能を生み出す、変容をもたらす力を得られる。

    0
    2022年03月21日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

    Posted by ブクログ

    組織が学ぶ為の必要な要素を展開している。自身もシステムの一部である事を認識することで、働きかけができる。その為に組織もまた個人も必要な考え方を持つ必要がある。

    内容が濃く、一読での消化は難しい。途中挫折をするも読み終えた。また時を見て学習したい。

    0
    2021年12月22日
  • 行動探求 ― 個人・チーム・組織の変容をもたらすリーダーシップ

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

     本書の言うところの「アルケミスト型」リーダーと言うと知人に一人いるのだが本書の主張と当人およびそれ以外の人びとを思い浮かべながら読むとアタマに入りやすかった。自分ごととして読むと全くアタマに入らないのは自分がこれらのリーダーの資質を持ち得てない(否認している)からなのだろう。(笑)
     リーダーは発達の段階によりいくつかの類型(書籍は行動論理とある)にあてはめることができると解くのがこの本である。組織の成長に関するコンサルティングを通じて得た知見によるものである。「Teal組織」が組織の成長の度合いを発達の段階に当てはめて色として表現していたのを思い出す。
     7つの行動論理とは「機会獲得型」「

    0
    2020年11月03日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

    Posted by ブクログ


    本の題名にあるように企業の組織がより発展し持続した繁栄を維持するためには組織の成員その組織に所属する全ての人々がおのずから学べる体制、学び分析し検証でき、それを改善に繋げられるシステムになっていなければならないとする理論である。そのためにはどのような組織体系を作ることが良いのかと言うことをいろいろな例題を下に記載しているが非常に読み応えがあり何回か読まなければなかなか理解しづらい本でもある。
    自ずから努力して学ぶ組織ではなく、組織のシステムとして、進化、変容、改善を遂げていけるシステムとは、どのようなものかと言うことであり、非常に参考になる。

    0
    2020年09月11日
  • 社会変革のためのシステム思考実践ガイド――共に解決策を見出し、コレクティブ・インパクトを創造する

    Posted by ブクログ

    2020.41
    ・慢性的かつ複雑な社会問題への対処は、システム思考が必要。
    ・レバレッジがある。
    ・コレクティブインパクトのためにシステム思考は有効。

    0
    2020年07月09日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

    Posted by ブクログ

    経営の名著ということで購入。

     複雑に構成される主張を一方向に流れる「文章」という体裁で解説しているため、論理と論旨を追うには行ったり来たりする必要があった。それはまるで本書で紹介されるシステム思考を彷彿とさせる。
     
     内容は一言でいうと、「いかに自立した組織を創造するか」である。主張はすばらしく、途中で紹介されているように京セラのアメーバ経営のような組織をワークさせるのは本書のディシプリンを身に着けたメンバーのなせるわざなのだろう。

     ここまで壮大になると「会社文化」の世界なので、大きな会社が後段適用することを考えるのは非現実的なように思えてしまう。中小の組織のうちに文化として根付かせ

    0
    2019年12月13日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

    Posted by ブクログ

    年間で10冊まで読まないビジネス書。簡単にメモだけ。
    ・「システム思考」がベース。
    ・「1個人は全体に影響を及ぼすことはない」と考えない。
    ・行動の結果は、ロールのビューから見えない、時間軸上でずれた所で意外な形で出ることが多い。
    ・ボトム(全社員)の個々人のビジョンが企業のビジョンに結び付くと強い組織になる。
    ・トップダウンのビジョンが共有(共感・同意)されることなど有り得ない!
    ・ビジョンを描くのには練習が必要。間違いを許容できる心理的安全の確保が必須前提。
    ・全員が個人のビジョンを持つとは限らない。他人のビジョンへの相乗りも有り得る。
    ・改善のつもりでも、負のループが作用している場合も。

    0
    2019年03月12日
  • 社会変革のためのシステム思考実践ガイド――共に解決策を見出し、コレクティブ・インパクトを創造する

    Posted by ブクログ

    システム思考というより、今現在、少し気になっているキーワード「コレクティブ・インパクト」について学びたくて購入した1冊。
    「コレクティブ・インパクト」自体はDHBR2月号でも特集が組まれていたように、社会課題に対して行政、企業、NPO団体など、さまざまな立場からの協働によって解決していくことです。

    本書では複雑な要素がからむ社会課題のとらえ方として「システム思考」を提案しています。
    システム思考に対比されるのは「線形思考」なのだけれど、こちらはシンプルな因果関係A→B のこと。

    社会課題に対しておこなっている施策が「焼け石に水」、またはむしろ問題を悪化させる結果になってしまうのは、線形思考

    0
    2019年02月14日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

    Posted by ブクログ

    大企業のほとんどは、人間の寿命の半分も生きられない。なぜ組織運営は失敗するのか。その考察と対策。まず、フィードバックのプロセスを、自己強化型とバランス型に分けての説明。広告費を増やしていけば売上は増えていくが、対象顧客層にリーチしつくしたところで平衡する。研究開発費を増やしていけば新商品の開発を進んでいくが、技術の限界、マネジメントの限界、設備の限界、すなわち組織の限界に到達したところで成長は止まり、平衡する。それならばと1人だけ現状維持を貫いたって、社会は進む。社会が進めば生活が変わる。生活が変われば、平衡は崩れる。それを破るのが、イノベーション。イノベーションは稀であり、さも"偉

    0
    2018年10月20日
  • 行動探求 ― 個人・チーム・組織の変容をもたらすリーダーシップ

    Posted by ブクログ

    「行動探求」Bill Torbert

    大人になると、新たな行動論理へ発達させる為に、生涯をかける長い旅を意図的に続ける人は殆
    どいない。

    現実をどのような枠組みで捉えるかについて一つの絶対的な方法はない。

    職場や家庭での衝突の主因は、個々の発達段階の特徴による行動論理の違いである事に気付いて初めて人は自身や相手の行動論理を理解する事に力を尽くすようになる。

    行動探求は内から外で機能する。行動探求が始まるのは、自分がやりたいと願う事と実際にできる事の間にギャップを経験するから。このギャップに気づく事で私たち自身の現在の能力を超えた何かを達成しようとする明確な意図を生み出す事ができる。

    0
    2018年10月14日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

    Posted by ブクログ

    学習するする組織構築のための基本概念が書かれた本.
    実行は容易ではなさそう.
    一度読んだだけは租借しきれなかったので,再度読み直したい.

    0
    2018年05月25日
  • 行動探求 ― 個人・チーム・組織の変容をもたらすリーダーシップ

    Posted by ブクログ

    分からないところもかなりあるけど、とりあえず、なんとか通読。

    という感じで、レビュー出来る状態ではないが、忘れないうちに感想をいくつか。

    「学習する組織」って、一つのコンセプトで、それを実現する決まったステップがあるわけでもなく、「これこそが学習する組織である」という組織があるわけでもなく、さらには「こういう状態が理想の学習する組織である」というものも決まっているわけではない。

    でも、「学習する組織」というコンセプトに共感して、そんなことになればいいな〜と思いながら、やれるところから、周りの人と学びながら、一緒に取り組んで行くこと。そういうプロセスが、「学習する組織」である。といってしま

    0
    2017年04月30日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

    Posted by ブクログ

    前半は良かったが、真ん中くらいから理解が追いつかず、集中力切れ。正直ちょっと訳のせいか、読みづらさも感じた。
    そんな感じなので、内容はちょっと語るに及ばない。

    0
    2025年07月27日
  • 社会変革のためのシステム思考実践ガイド――共に解決策を見出し、コレクティブ・インパクトを創造する

    Posted by ブクログ

    活動は意図しない結果を必ず伴います。「意図しない」ものにどうやって気づくのか?システム思考はその手助けになる気がしました。実際に手を動かしてループ図を作ってみて何か発見しないと、読んだだけでは決して納得感は得られない感じです。

    0
    2022年08月16日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

    Posted by ブクログ

    経営においてディシプリンがどう繋がっているかよく整理されている。

    以下、印象的なフレーズ
    ・学習する組織は「いかに私たちの行動が私たちの現実を生み出すか、そして私たちはいかにそれを変えられるか」ということを人々が継続的に発見し続ける場である。
    ・ビジョンは具体的な目的地、望ましい未来像である。目的は抽象的で、ビジョンは具体的なものだ。
    ・失敗とは、単なる不足、ビジョンと今の現実の間に乖離があることを示すものにすぎない。失敗は学びのチャンスでもある。
    ・否定的ビジョンの根底にあるのは恐怖の力である。肯定的ビジョンを動かすのは大志の力である。恐怖は短期的に驚くべき変化を生み出すこともあるが、大志

    0
    2022年05月15日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

    Posted by ブクログ

    課題を目先のことと捉えず、システム全体から解決しようとするアプローチが実に示唆に富む。「最強組織の法則」とは全く違う本を読んだ印象を持った。(本間)

    0
    2024年04月19日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

    Posted by ブクログ

    本書の前提となる5つのディシプリンのうち、志の育成とされる自己マスタリーと共有ビジョンは今日的にはキャリア自律として扱われる領域で、パーパスマネジメントの考えと概念が近い。日本の組織、働く人にジワジワと浸透している。

    内省的会話の展開とされるメンタル・モデルとダイアログも1on1やキャリアコンサルティングとして試みが導入されている。

    以上の四つは、個人への働きかけによってある程度達成可能な課題に見受けられる。

    問題は最後のシステム思考、複雑性の理解であろう。組織的課題は遅行軸であることがこのディシプリンが抱える最大の難しさで、より上位の経営者やリーダーが理解し戦術的に組織や業務に組み込む

    0
    2022年04月13日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    「学習する組織」とは、持続可能性を導く、まさにイノベーションそのもののことである。この組織を創るには、共有ビジョンの構築とチーム学習が必要と説く。

    これについては、以下少し説明を追記する。
    持続可能性のある組織について、「目的を達成する能力を効率的に伸ばし続ける組織」とも言い換えられる。
    共有ビジョンとは、外発的なものでも内発的なものでもいいのだが、外発的なものの場合、競合と比較したときに、何かを達成することに主眼をおいたほうがいい。
    チーム学習について、個々の学習の総和であり、チーム学習が組織の学習につながるということである。

    タメになったのはビジョン。
    「人類の宇宙探索の能力を進歩させ

    0
    2021年10月10日
  • 学習する組織 ― システム思考で未来を創造する

    Posted by ブクログ

    課題を目先のことと捉えず、システム全体から解決しようとするアプローチが実に示唆に富む。「最強組織の法則」とは全く違う本を読んだ印象を持った。

    0
    2021年10月09日