白浜鴎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「精霊の守り人」シリーズや「獣の奏者」などの作者が、かつて雑誌連載した作品を書籍化したもの。
きちんと組み立てられた異世界の物語で、すっとその世界に入り込める。
ラムラーという唯一無二の作物を得るため、その受粉を助ける神の蝶をまもり、神の蝶を食べてしまう蝶の影を狩るカタゼリム(降魔士)は男女の2人組で狩りを行う。
主人公のジェードと相棒のルクランはカタゼリムではあるが、ルクランが予兆の鬼火に異常に反応してしまうため、実際の狩りはしたことがなかった。なぜ、そうなるのか。ルクランの出自の謎に関する不吉な噂まで流される。
実のところ、神の蝶や蝶の影、予兆の鬼火はなぜ同じ闇の大井戸から現れるのか。わからないままに何十年も経過していた。しかし、ある時、事件が起きる。
貧富の差や差別の問題なども織り込まれ、読み応えのあるファンタジーだった。
あとがきで書籍化のきっかけが書かれていたのだが、年月の経過もさることながら、古本屋を探しまくり、足りなかった掲載誌を全て集めた編集者たちの執念に感謝した。それがなければ30年近く経ってからの書籍化を作者が許可しなかったのではないか。小学生の時に連載の第一回しか読めなかった編集者さん、ありがとう(^^)
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Posted by ブクログ
上橋菜穂子さんの新刊!と 触れ込み的な事なにも知らずに、調べもせずに読んだのですが…
はて…?少しお筆が後退されたか?あの『香君』の後に書いたとはおもえないか……と思いつつも 独特のつがい、という言葉を鍵に楽しく読み、物語の終わりへ吸い込まれた。
ラストは素晴らしく、妙に瑞々しい読後感だった。
ようやく最後に
ご自身のあとがき『眠りから覚めた物語』を読んで激しく納得‼️実は26,7年前に雑誌連載した作品だったそう。
まさに、長いながいあいだ 繭の中で守られてきた物語だったのですね……
自分の想像力を全力で起動させて花に吸い込まれてゆく神の蝶と闇の蝶、カタゼリムたちを映像化させながら読むこのファンタジーの醍醐味
そしてやっぱり登場人物や食べ物の名前のマニアックさが唯一無二!上橋さんでした。
イッキ読み
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Posted by ブクログ
ヴィナンナの「この街の上空で……急激に冷たい風が吹いた」って台詞にベルダルートが戦慄してたけど、これ以上の厄災がまだあるの?
リチェとリリフィンの兄妹愛だったり、ジュジーとハイハートの師弟愛だったり……銀夜祭編は登場人物が多い分、描かれるドラマも多彩で幅広い。ただ、主人公の影がどんどん薄くなっていくのには心配かな……。どのキャラクターも細かく作り込まれているから、脇役を深掘りするエピソードでも十分に面白いんだけど……もうちょっと問題(帳蛭)の解決に尽力してほしかった気はある。
問題ばかりが膨らみ、なかなか収束に向かわない銀夜祭編。一体どう決着をつけるのかな……。 -
購入済み
工夫
クスタスの想いを受けたココの説得が功を奏し、ベル様の「いたずら心」が刺激され?まあ、そもそもこれ奇跡に等しいチートだよなあと思いつつこのアイデアは良いなぁ。キーフリーの不吉な発言でヒキ。流石にこれはなんとかなると信じたい。
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購入済み
秘密
キーフリーに関する何かを感じ取っているベル様、しかしまあここでココが離れたら話が終わっちゃうしなぁ。キーフリーの重たい秘密はずっとつきまとうんだろう。初めの印象と違い、オルーギオはずっと優しく、甘いようだ。