吉村龍一のレビュー一覧

  • 真夏のバディ

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    よくある凸凹コンビものだが、互いの足りないところを補い合いつつ深まる友情っていいなと思った。
    ただ最後が駆け足気味。

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    2018年11月16日
  • 光る牙

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    まず北海道日高の雄大で幻想的な情景描写が素晴らしい。止め足、下り熊、背擦り、止め糞、上り熊等のクマ四十八手を駆使するバケモノ羆がベテランと若手の森林保護官2名と壮絶な死闘を繰り広げる。武器、車、道具の説明や運転テク含めたアクションの描写がマニアックで何だかとてもスタイリッシュ。途中、渋いベテラン保護官が相棒の若手をタカと呼び出した辺りから、もう2人共グラサンを掛けた『あのコンビ』にしか見えなくなってしまった。『あんけーないね』と言いたいとこだが思ったものはしょうがない。ラストは有りがちな展開で終焉するが全体的に読み易く楽しめた。

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    2016年03月25日
  • 光る牙

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    一気読み
    ヒリヒリした緊張感が続く
    ただ細部が読み返してもイマイチ理解できず、すごくもったいない
    映像化したら怖いだろうなー

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    2015年12月01日
  • 焔火

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    読み終えてとても疲れた。主人公の身の上に起こることが、激しすぎて素直に受入られない。再読はないでしょう。

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    2014年11月30日
  • 焔火

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    最近女性作家の作品を続けて読んでいたので、無性に男っぽい無骨な作品が読みたくなって手に取ったこの小説。
    結論から言うといささか男度が高すぎた(笑)

    吉村さんは二作目。
    前回読んだ「光る牙」が手に汗握る怒涛の展開で非常に楽しく読めた作品だっただけに期待大。

    今回の舞台は昭和初期の山間の東北の村が舞台。
    村八分の貧しい家庭に育った鉄が唯一心のよりどころとしているのが、やはり嫌われ者一家の娘、おミツ。
    そのおミツが村の若者の手によって命を奪われる所から物語は大きく動き出す。
    おミツの敵を討ち、村を離れる鉄。
    その後の逃亡生活は過酷以外の何ものでもなく、行く先行く先で小さな幸せを見つけてもすぐには

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    2014年02月03日
  • 焔火

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    なんとも言えぬ凄みのある物語。辻褄の合わぬところもあるし、資料を羅列したのではないかと思える部分も目立つ。決して文章も上手いとは言えない。だが、荒削りな、底知れない激しさを感じた。

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    2012年05月24日
  • 焔火

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    村八分でいじめ抜かれた男の復讐から始まる愛憎劇。あまりにも凄絶な運命に翻弄される男の描かれ方は秀逸なのですが、その結末は淡白すぎて残念。

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    2012年02月03日