光る牙

光る牙

704円 (税込)

3pt

厳冬の北海道、消息を絶ったカメラマン捜索のため、若き森林保護官はスキーを履き、険しい山中へ向かう。カメラマンは無残な遺体で発見され、手負いの羆は銃殺され事件は一件落着したかに見えた。しかし、噛み跡はその羆のものより遙かに巨大だった。最強の野生動物「羆」との壮絶な死闘を描く、元自衛隊の、期待の大型新人による傑作山岳小説。

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    〇恐怖の山登り、表紙が読者に襲いかかる
    道庁森林事務所日高支所に所属する孝也は、大先輩の山崎と共にいつも活動している。行方不明者でカメラマンの渡辺やエゾシカがずたずたに「喰われている」のを見てヒグマ(羆)による食害事件だと気づいた二人は、他の面々と捜索を開始し羆を仕留めるも、カメラマンを食ったのは別

    0
    2017年06月18日

    Posted by ブクログ

    単行本で読んでいたが、文庫化されたので再読。再読しても、なお面白い。北海道の大自然を舞台にした傑作冒険小説。

    森林保護官の山崎と樋口は冬山で、夕食カメラマンの渡辺の惨殺死体を発見する。渡辺を殺害したのは、日本最大の猛獣、羆であった。

    僅か230ページあまりの作品であるが、内容はかなり濃厚で、北海

    0
    2015年03月14日

    Posted by ブクログ

    雪山の大変さと熊の恐怖でぐいぐい引き込まれました。前に似たような熊の話読んだんだけど、題名なんだったかな…?あれも面白かったなー

    0
    2021年08月15日

    Posted by ブクログ

    登場する羆は少し現実離れしているような印象だが、とにかく引き込まれた!

    天気や山の風景、車や銃の感触など細かい描写が多くて、臨場感があったからかな。主人公と同じ目線になれて読み進めることができた。
    とくに追われながらの下山の際など、主人公の気持ちがこちらにも伝播してくるようで、まさに手に汗握る展開

    0
    2018年07月25日

    Posted by ブクログ

    北海道・日高山脈。玄冬の山に単身分け入ったカメラマンが無惨な遺体となって発見される。息詰まるサスペンスさながらのプロローグ。やがて、これは殺人ではなく食害事件だと断定される。襲撃したのは冬眠しそこなった羆(ヒグマ)。その羆は駆除隊により仕留められ一件落着と思いきや、新たな羆による被害者が現れる。再び

    0
    2016年09月13日

    Posted by ブクログ

    何気なくジャケ買いしたのだけれど、これが予想外に面白かった。そして、予想外に文章が巧みな作家さんだった。
    北海道日高山脈に出没した白い羆(ひぐま)と、それに対峙する森林保安員のお話なわけだが、単なるパニック物ではなく、決して犯してはいけない神聖な領域というものが確固として存在すること、それをないがし

    0
    2015年04月27日

    Posted by ブクログ

    北海道の森林保護官が遭遇する巨大な羆。
    消息を絶ったカメラマンの捜索から始まり、羆は銃殺されるも、それでは終わらなかった。
    その羆よりも遥かに巨大な羆がいる。
    元自衛隊のベテラン山崎と新人の孝也の緊迫した山での状況と緊迫した羆との壮絶な闘いは手に汗握る迫力だった。

    2024.2.1

    0
    2024年02月01日

    Posted by ブクログ

    読み進むほどにタカと一体化し、暗く静まり返った山の中で白羆に付け狙われる恐怖に心が凍りついていた。 吉村さんの自然描写や羆の獰猛さが活字の世界を映像に変えてくれる。 読み始めから日高山脈に踏み込み、たっぷりと吉村ワールドを楽しませていただいた。(^_^)v

    0
    2023年04月29日

    Posted by ブクログ

    まず北海道日高の雄大で幻想的な情景描写が素晴らしい。止め足、下り熊、背擦り、止め糞、上り熊等のクマ四十八手を駆使するバケモノ羆がベテランと若手の森林保護官2名と壮絶な死闘を繰り広げる。武器、車、道具の説明や運転テク含めたアクションの描写がマニアックで何だかとてもスタイリッシュ。途中、渋いベテラ

    0
    2016年03月25日

    Posted by ブクログ

    一気読み
    ヒリヒリした緊張感が続く
    ただ細部が読み返してもイマイチ理解できず、すごくもったいない
    映像化したら怖いだろうなー

    0
    2015年12月01日

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