漆原次郎のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
この本が2011年に出版されたというのが意義深い。
それからすでに10年近く経過しているが、世の中の「会議」は変わったのだろうか。
ある意味では、いまだ変わらずに成果の出ない会議を繰り返していないだろうか。
この本の通りに行えば、ドンドン変わっていくはずなのだ。
しかしなぜ変えようとしないのか。
人間の本質なのか、日本人だけの特性なのかが全く分からない。
私も何度も何度も「この会議意味あります?」という発言を繰り返し、社内では冷たい目で見られ続けてきた。
一時期は「無駄だから」と会議をボイコットして欠席ばかりしていたら、案の定メチャクチャ怒られた。
さらに「だったらお前が意味のある会議にしろ」 -
Posted by ブクログ
日産の会議の仕方がわかります。
経営危機に陥った企業が意思決定効率化するための手段としてとりいれ、うまくいった過程が書かれています。
企業のグローバル化、ダイバーシティ化には共通の言語だけでなく、文化に対する共通の理解、共通の教養や価値観が必要ですが、日産の場合はそれが「日産の会議」なのです。
参考になった使えそうなトピック
・意思決定者は会議に出席しない
・議事録はホワイトボードのデジカメ写真で済ます
グラウンドルール
・予定外の議題を持ち出さない
・ポジションパワーを使わない
・積極的に「聴く」「書く」「話す」「行動する」
・時間厳守
・「いかに〜するか」など建設的表な現活用
・携 -
Posted by ブクログ
ネタバレ○カルロスゴーンの改革の2本柱
①クロスファンクショナルチームの作成
②「日産の会議」の作成
○課題定義書の作成
①目標②前提条件③期限④役割を明らかにする。
○3つのツールで思考を視覚化
①系統図→問題をツリー構造で「なぜ」「なぜ」と要因を洗い出す
②親和図→解決方法をブレストし、グルーピングし解決策をまとめる
③ペイオフマトリクス→解決策を「効果」「実現性」という軸でトップゾーン、セカンドゾーン、サードゾーンにわける
○意思決定者は会議に参加しない
意思決定者の役割は①課題の表明②課題に対する質問の回答③方策の採用判断④会議参加者に対するねぎらいのみ。
会議の最初と最後