漆原次郎のレビュー一覧

  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    本書は、カルロス・ゴーンが日産CEOに就任した時に導入されたV-upと呼ばれる意思決定法則(簡単に言えば、会議のススメ方)の紹介。

    日産は、先の東日本大震災で、驚異的なスピードで生産能力を回復したが、その時にどのように意思決定がされていったかのドキュメンタリーでもある。

    開発の現場でも、生産の現場でも、世の中で様々に標榜されているメソドロジーを導入して成功したという事例は少ない。

    例えば、郵政がトヨタ式改善方式を導入しようとして様々なコンサルタントを雇い、郵便の仕分けをしている作業者の後ろで、コンサルタントがストップウォッチを持って動作を秒単位に分析し、無駄を削除しようとしたけど、そもそ

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    2019年01月17日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    「会議の生産性を上げたい」とつねづね思っていたのですが、そんな中で出会った1冊です。

    すぐに実践できるものもありそうなので、少しずつ、普段の会議に取り入れて行きたいと思っています。

    ただ、会議の改善には、長期的な取り組みが必要ですね。
    とりあえず、できることから、できる範囲から、働きかけていきたいと思います。

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    2017年11月12日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    カルロス・ゴーンがCEOに就任してから、倒産寸前から復活する原動力となった「会議体」の方法論と具体例が記載されている。
    優秀な人が模索するトップ的な会議体と全社員参加のボトムアップ的な会議体の2つがうまく噛み合って、素早い意思決定と、成果が出たのだろう。
    ボトムアップの所が成功するキーとなる気がする。一度会社がつぶれかけないと、みんな真剣にならないだろうな(笑)

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    2016年08月06日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    日産のカルロスゴーン氏の存在もすごいと思うが組織としての機能改善が今の日産再生を実現したのだろう。会議という切り口から思考とりわけ意思決定プロセスをいかに構造的修正を加えていったか。なかでもコアとなる人材育成に力を注いだ点がとりわけ企業文化を形成していったのだろう。粘り強さを強烈に感じる日産にエールを送りたい。ただ私個人の経験として、数年前に数回日産の販売店に訪れたことがあるが、誰も対応しに来なかったため5分ほどで販売店を出たことがある。時間帯にもよるのだろうが、必ずしも書籍のような素晴らしい販売店モデルケースをすべての場面に当てはめて考えてはならない。

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    2015年02月03日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    ネタバレ

    日産のスゴさ 会議というか人の集まりのもの凄さを感じる一冊だった。

    4月よりファシリテーションの勉強をしながら、気になって読み出し、最近2回目の読み返し

    2回目だからこそ、いろいろと参考に出来るところがいっぱいあるし、マーカーを引く箇所が増えてしまった。

    GE の Workoutに通ずるところがたくさんあるが、これを日産的にもっとアレンジしていることもよくわかった。 もっともっと使ってファシリテータとしてのスキルを磨かねば!

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    2014年08月26日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    日産マリノス社長の嘉悦さんの講演で紹介された本。

    日産復活の原動力となった日産の会議の仕方を事細かに、かつ、具体的に記述されています。その内容は、すごい、びっくりするといった感じです。

    日産の会議の11ツール
    (1)ポストイット、ホワイトボード
    (2)課題定義書
    (3)集中討議進行表
    (4)系統図
    (5)親和図
    (6)ペイオフマトリクス
    (7)課題達成計画書
    (8)デジカメ議事録
    (9)プロセスマップ
    (10)漏れ分析
    (11)パーチェスファネル

    日産の会議は課題解決・意思決定のための会議ということがよくわかります。この中で特筆すべきは課題定義書です。
    課題や目標値、役割などを事前に明文

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    2014年03月16日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    会議というビジネスピープル誰しもが課題を感じているテーマに対して、クルマ業界の中で目下最も勢いのある日産の、しかも、非常に個性のある独特なアプローチをぶつけてきた本書のコンセプトがいいので、非常に引き込まれました。いい本です。誰でもパクれることを書いてある訳でなく、自社でそれなりのカスタマイズを要するので、そのことを考え始めると、読者の脳の起動スイッチを強烈にオンするので、それがさらに本書の読後感を素晴らしい物にしているのだと思います。なぜ日産に勢いがあるのか納得させられる本でした。

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    2014年03月02日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    漏れ分析。お客が来店して、購入まで至る

    のに、どのプロセスで、帰ってしまうか。

    パンフレットを取る人、話を聞く人、

    見積もりを取る人。

    あと、会議の内容を書いた、ホワイトボードを

    そのまま、写真を撮って、関係者に送るのは

    なかなかいいではないか。

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    2013年09月05日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    日産再生の原動力が「日産の会議」にあった。
    多くの企業の会議は、効率が悪く、意思決定がなかなかされない。
    独自のルールと事前準備の徹底が、会議を変えた。

    ここまで改革できたのは、企業がドン底まで落ちて、トップが交代したことが要因だと思う。やはり、そうならないと、変われないものだろうか。

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    2013年06月08日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    多かれ少なかれ、会議はすべての企業で行われていると言ってもいいと思う。そして、それに割かれる時間は決して少なくないことが多い。『良い会議』というのも、難しい。“コストキラー”と呼ばれたゴーン氏を先頭に構築されたノウハウが、本書には散りばめられている。内容は、表面的な会議の形式に留まらず、組織体制における工夫も垣間見える。実践できる内容か否か、それは各企業に依るだろう。現行の手法や組織体制を見つめなおす大切なキッカケを与えてくれる、一冊。

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    2013年04月29日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    議事録はつくらない、結論はその日中に出す、決定権を持つ人間は参加しないーー。「日産の会議」には独自のルールがある。そして、経営の危機に陥っていた日産を救ったのもこの会議手法だった。会議システムが生まれ浸透するまでと、その活用法についてまとめた一冊。

    日産立て直しのドキュメンタリーのような部分と、会議の活用法との二つの側面があって、なかなか面白く読めた。ゴーン氏が持ち込んだ会議システムなのかと思っていたけれど、日本で構築されたものだと知ってびっくり。すごく合理的な会議手法なので、日本で生まれたとは思えなかった。

    本でも触れられていたが、日産が会議を変えられたのは、危機感を誰もが持っていたから

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    2013年03月20日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    東日本大震災後、いち早く生産を復旧させた日産。そのテコになったのは「会議」。

    ルーツはゴーン改革に遡ります。

    ゴーンが設置したのがクロスファンクショナルチーム。組織横断的な会議で40代の社員を中心に編成されました。

    それまで技術の奴隷となっていた日産(コストよりも「使える最大限の技術を注ぎ込め」というのが社風になっていた)がこの会議で蘇ったのでした。

    使うものはホワイトボードとポストイット。

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    2013年01月03日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    ネタバレ

    会社の業績が悪くなると会議が増える、ということで会議と会社の生産性の関係を再確認し、より効率的に運営している事例を知るために読んだ。
    「日産の会議」を知るためには背景情報が必要なのはわかるが、肝心の会議のノウハウに関する部分は期待よりも少なかったのではないかと思う。
    6σのDMAICをプロジェクト期間に適用させるのではなく、1回の会議に適用させるという点は、慧眼だった。ただ、「日産の会議」が使える会議は、半日から一日がかりの物に限られるな、と思った。
    (よくやっている1時間会議では、このやり方は逆に非効率になるかと)
    全般的には、一般的なビジネス書の内容を、会議運営の視点から解説したもの、とい

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    2012年12月31日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    突き詰めると当たり前のことを言っているんですが、それを実現するための工夫に唸らされました。
    ただ、小生の周囲では、非効率、ムダな会議への問題意識すらも持たれていないケースも多いので、道のりは長いなあと思う次第です(苦笑)

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    2012年10月09日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    日産のリバイバルを支えたと言われる会議手法改革、V-FASTやDECIDEについてその構築背景やルールについて書かれている本。新しい手法を開発したものではなく、既存の手法を研究し日産らしくアレンジしたものだが、意思決定者から一般社員までしっかり浸透していることが際立つ。クロスファンクショナルチームでの会議を徹底していることは特筆事項だ。

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    2012年09月14日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    最近「会議」をテーマにした書籍が出まわっており、自分も面白そうな本を見つけては買って読んでいます。
    その中でも、この本は日産自動車が開発した「V-up」という課題解決手法をベースとした「日産の会議」について紹介しており、非常に実践的な内容となっています。
    何が目的なのか良く分からない会議、惰性で続けている会議など、自組織で行われている「会議」を改めて振り返る良いキッカケになるのではないでしょうか。

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    2012年09月02日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    すごくいいことが書いてあるけど、
    驚くようなことは書いていないので、
    おもしろい本ではないかもしれない。

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    2012年08月21日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    大事なのは、この本が自動車業界で成功している日産自動車であること。失敗もしくは頭打ちであれば説得力なし。
    特に響いたのが、「議事録を作らない」と「意志決定者が退席」。これができる会社はそう簡単にありません、

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    2012年08月15日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    会議の方法について「目からウロコ」のような内容。「意思決定者を参加させない」、「1日で結論を出す会議」などはすぐにでも実践したい。

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    2012年07月20日
  • 日産 驚異の会議 改革の10年が生み落としたノウハウ

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    感想
    なぜ議事録が必要ないのか。それでなぜ生産性を維持できるのか。議題を絞り、自由な発想で鋭い意見を出す。決まったことはすぐさま実行する。

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    2023年10月18日