川添枯美のレビュー一覧

  • 貸し本喫茶イストワール 書けない作家と臆病な司書

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    タイトル通り、貸本屋を舞台にした、書けなくなった作家とコミュ障の女の子のお話

    作家デビューしたものの、ヒットせずに編集者から投げかけられた言葉によって書けなくなった晃司
    祖父の紹介で大量に本がある喫茶店でバイトを始めるが、そこにいたのは幼い頃に会った事のある文弥子だった
    お客のリクエストに応じて本を貸し出す一風変わった喫茶店でのヒューマンドラマ


    編集者にリアリティが無い、二人の心の距離感がいきなり接近していて不自然、常連への馴染み方も早すぎる、そもそもビジュアル的に某古書堂の事件簿を彷彿させるなどと、突っ込もうと思えばいくらでもツッコミどころがあるわけだけれども
    それらを圧倒的に上回る、

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    2021年09月17日
  • 貸し本喫茶イストワール 書けない作家と臆病な司書

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    ネタバレ

    【あらすじ】
    たった一人の読者のために、この物語を贈ります――心に迷いを抱えたお客様を癒す、ハートフル・ストーリー。作家デビューしたもののヒットが出ず、書くことすらできなくなった晃司は、祖父の紹介で喫茶店の住み込みアルバイトをすることに。喫茶イストワールは客のリクエストに応じて有名無名の作家たちが書き下ろした“同人誌”を貸し出す一風変わった喫茶店。そこで晃司は、司書をしている幼馴染みの文弥子と再会して…。傷ついた人々の心を癒す、世界でたった一つの物語。

    【感想】

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    2017年08月04日
  • 貸し本喫茶イストワール 書けない作家と臆病な司書

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    この物語を読んで、同人誌もいいよな……って思うようになった。いいよな、というのは自費出版で本を出すのも、という意味です。晃司の書けなくなった原因が予想の斜め上でびっくりしました。おもしろかったです。こんな喫茶店あれば常連さんになるのになあ。

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    2015年07月09日
  • 語り部は悪魔と本を編む

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    既巻1冊。
    ライトノベルにはまず無い24歳ヒロイン。子供っぽいけどそこは大人、非処女…多分。
    将来の見通し皆無で夢にかけて生きてゆく人には辛い話でした。

    こんなEカップの可愛い彼女と編集者がいる環境に置かれたい。

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    2019年04月14日
  • 貸し本喫茶イストワール 書けない作家と臆病な司書

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    ネタバレ

    苦しいことも、悲しいことも、たくさん。
    この世界、本には書いてないことだらけで、
    逃げ出したくなるようなことばかりです。
    でも、逃げてください。
    戦わなくていいです。つらいと思ったら、その時点であなたに勝ち目はありません。
    私は逃げ続けた。逃げ続けて、幸せになった。
    本ってそういうためにあるもの。そんなふうに考える人だっています。

    本にできることは、本に頼んでしまえばいい。

    あなたの為に書かれた、世界でたった一つの物語を。

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    2015年06月23日
  • 貸し本喫茶イストワール 書けない作家と臆病な司書

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    折角『この作品』を読んだので、感想をば。

    この作品は、大きな事件もなければ、謎解きも甘い甘い恋愛ストーリーもありません。

    ただ、読み終わった後にほっこりと温かい気持ちになりました。
    ハラハラ・ドキドキのサスペンスや濃ゆいキャラクターがたくさん登場する小説も大好きですが、その合間にひとやすみ。物語をゆったりと読みたい時にオススメの小説でした。

    余談ですが、こんな喫茶店があればいいなと羨ましく思います。

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    2016年10月01日
  • 俺たちのコミュ力がもはや学園異能バトル ラブorライク?

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    既刊1冊だけ 。
    皆、名前が奇抜。正倉院宝物子なんてよく思い付くな。一瞬登場の行奥玲花、爆笑。対人場面の危機的状況を遣り過ごす技を中二病的ネーミングと共に執行する所が面白かった。『考える人』=シンキングゴーレム、『死人の目』=デッドマンズアイとか。
    コミュ力無く普通の世界からハブられた彼らを受け入れるコミュニケーション科の仲間をもっと読みたかった。
    作者の地元が舞台?
    後書きがあの作品に繋がるのですね。

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    2021年12月07日
  • 踏んだり蹴ったり! あの娘の笑顔を守ったり

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    既刊1冊。お嬢様学校に入った男子が股間を蹴られて、鼻からうどんをすすって、先輩女子に胸を押し付けられて、缶蹴りする、感動学園ストーリー。かなり登場人物の偏差値が高くて、カン蹴りも後半の生徒会側との戦いも高度な心理戦でした。でもカン蹴りやった事無いからいまいち試合シーン判らなかった。

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    2021年10月27日
  • 貸し本喫茶イストワール 書けない作家と臆病な司書

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    作家デビューしたものの、書けなくなってしまった主人公。
    祖父の紹介で働く事になったのは、貸し本がある喫茶店。

    連続短編になっていて、どういう店なのか
    飾ってある女の人の絵はなんなのか
    なぜ書けなくなったのか、徐々に分かってきます。
    とりあえず、編集者のやり方が最悪だ、というのが
    読後感でしょうか?
    いや、他にもあるはあるのですが、それが一番強いです。

    何だかこう、友情物語、というべきか
    目に見えない結びつき、というべきか。
    そんな話でした。

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    2017年05月24日
  • 貸し本喫茶イストワール 書けない作家と臆病な司書

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    無料で本を貸す喫茶店を舞台にした人間模様を描いた物語です。
    本を書けなくなった作家がその喫茶店で働き始めることから始まります。

    設定も世界観も面白いしそんな喫茶店があったら絶対通うなぁと思いました。
    司書さんの悩みや苦しみもわかるし。
    人間関係って複雑だし難しいです。

    漫画の同人誌には触れることはあるけれど小説は全くないのでとても興味を持ちました。
    小説の同人誌読んでみたいです。

    ただ話の展開が早すぎるかな、と思いました。
    数ヶ月に渡っていると思っていた時点で1週間しかたってないことに驚いたし。
    司書さんが元々好きだった、ってわけでもないのにいきなり付き合うとか…過程をすっ飛ばしてる感満

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    2016年07月30日
  • 貸し本喫茶イストワール 書けない作家と臆病な司書

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    本好きなら通いたくなるだろうな、と思える喫茶店が舞台。設定がよく、さらに主要キャラの味付けも基本的には悪くないだけに、妙にすいすいと進んでしまう人間模様の変化に違和感というか残念感を感じてしまった。

    また表現がストレートすぎ、かつ演劇的な展開をするので、文字で読んでいると情景&心理描写に深みを感じにくく、アメリカンコーヒーにガムシロップを入れすぎたような、薄さとまとわりつく甘さを感じた。

    端々にすてきな言葉は散りばめられているので、この設定で実在本を使って掘り下げて欲しい!

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    2015年10月16日
  • 貸し本喫茶イストワール 書けない作家と臆病な司書

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    草食系男子と対人恐怖症のヒロインのお話。物語の中にオリジナルの小説を登場させているが、クオリティを薄くせず世界観を創ってある。惜しい点は主人公とヒロインの距離感が徐々に近づいていくという感じではなく、急に”デートに行こう”という切り出しが早いかなと感じる。人物の心境の移ろいが、もう少し明瞭になったら面白いかなと感じます。世界観はとても素晴らしい作品でした。

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    2015年08月12日
  • 踏んだり蹴ったり! あの娘の笑顔を守ったり

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    あれれ??
    このイラストぽんかん⑧にしか見えないんだけど別人??

    さて、前代未聞の缶蹴りラノベと聞いて購入してみたんですが、
    まあ冒頭の読みづらいことw
    プロローグで投げ捨てるとこでしたが、
    結果的には投げなくて良かったかなと。

    序盤の無駄にテンション高い主人公たちに辟易しますが、
    中盤以降はいたってまじめ。
    まあ、ある意味ブレまくりなんですが、
    後半の熱さはなかなかのもの。

    ただ、描写下手な部分やら、削ったからか文章がちぐはぐなとこ、
    誤字脱字どころか1文字多かったりとか、
    マジ編集仕事してんの??ってとこが散見されて、
    細かいとこツっこんっだらキリがないんですが、
    物語の面白味として

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    2012年08月25日