貸し本喫茶イストワール 書けない作家と臆病な司書

貸し本喫茶イストワール 書けない作家と臆病な司書

583円 (税込)

2pt

たった一人の読者のために、この物語を贈ります――心に迷いを抱えたお客様を癒す、ハートフル・ストーリー。作家デビューしたもののヒットが出ず、書くことすらできなくなった晃司は、祖父の紹介で喫茶店の住み込みアルバイトをすることに。喫茶イストワールは客のリクエストに応じて有名無名の作家たちが書き下ろした“同人誌”を貸し出す一風変わった喫茶店。そこで晃司は、司書をしている幼馴染みの文弥子と再会して…。傷ついた人々の心を癒す、世界でたった一つの物語。

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貸し本喫茶イストワール 書けない作家と臆病な司書 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年09月17日

    タイトル通り、貸本屋を舞台にした、書けなくなった作家とコミュ障の女の子のお話

    作家デビューしたものの、ヒットせずに編集者から投げかけられた言葉によって書けなくなった晃司
    祖父の紹介で大量に本がある喫茶店でバイトを始めるが、そこにいたのは幼い頃に会った事のある文弥子だった
    お客のリクエストに応じて本...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年07月09日

    この物語を読んで、同人誌もいいよな……って思うようになった。いいよな、というのは自費出版で本を出すのも、という意味です。晃司の書けなくなった原因が予想の斜め上でびっくりしました。おもしろかったです。こんな喫茶店あれば常連さんになるのになあ。

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    Posted by ブクログ 2016年10月01日

    折角『この作品』を読んだので、感想をば。

    この作品は、大きな事件もなければ、謎解きも甘い甘い恋愛ストーリーもありません。

    ただ、読み終わった後にほっこりと温かい気持ちになりました。
    ハラハラ・ドキドキのサスペンスや濃ゆいキャラクターがたくさん登場する小説も大好きですが、その合間にひとやすみ。物語...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年05月24日

    作家デビューしたものの、書けなくなってしまった主人公。
    祖父の紹介で働く事になったのは、貸し本がある喫茶店。

    連続短編になっていて、どういう店なのか
    飾ってある女の人の絵はなんなのか
    なぜ書けなくなったのか、徐々に分かってきます。
    とりあえず、編集者のやり方が最悪だ、というのが
    読後感でしょうか?...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2016年07月30日

    無料で本を貸す喫茶店を舞台にした人間模様を描いた物語です。
    本を書けなくなった作家がその喫茶店で働き始めることから始まります。

    設定も世界観も面白いしそんな喫茶店があったら絶対通うなぁと思いました。
    司書さんの悩みや苦しみもわかるし。
    人間関係って複雑だし難しいです。

    漫画の同人誌には触れること...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年10月16日

    本好きなら通いたくなるだろうな、と思える喫茶店が舞台。設定がよく、さらに主要キャラの味付けも基本的には悪くないだけに、妙にすいすいと進んでしまう人間模様の変化に違和感というか残念感を感じてしまった。

    また表現がストレートすぎ、かつ演劇的な展開をするので、文字で読んでいると情景&心理描写に深みを感じ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年08月12日

    草食系男子と対人恐怖症のヒロインのお話。物語の中にオリジナルの小説を登場させているが、クオリティを薄くせず世界観を創ってある。惜しい点は主人公とヒロインの距離感が徐々に近づいていくという感じではなく、急に”デートに行こう”という切り出しが早いかなと感じる。人物の心境の移ろいが、もう少し明瞭になったら...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2017年08月04日

    【あらすじ】
    たった一人の読者のために、この物語を贈ります――心に迷いを抱えたお客様を癒す、ハートフル・ストーリー。作家デビューしたもののヒットが出ず、書くことすらできなくなった晃司は、祖父の紹介で喫茶店の住み込みアルバイトをすることに。喫茶イストワールは客のリクエストに応じて有名無名の作家たちが書...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2015年06月23日

    苦しいことも、悲しいことも、たくさん。
    この世界、本には書いてないことだらけで、
    逃げ出したくなるようなことばかりです。
    でも、逃げてください。
    戦わなくていいです。つらいと思ったら、その時点であなたに勝ち目はありません。
    私は逃げ続けた。逃げ続けて、幸せになった。
    本ってそういうためにあるもの。そ...続きを読む

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