ピーター・リンチのレビュー一覧
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・探すべきはノン・インターネット企業。インターネットのビジネスから間接的に利益を受ける会社(品物の配送会社はわかりやすい例)あるいは、そのインターネットの流れを助けるスイッチとかネット関連の仕掛けを作っている製造業。
・小売業の株を持っているとしたら、分析上の主要なポイントは、その会社が拡大の時期の終わりに近づいているかどうか、という点。国内の10%の地域に進出したときの見通しは、90%の時とは大いに異なっているはず。将来の成長がどのようにしてもたらされ、そしてそれがいつごろ減速するのかをよく見極める必要がある。
・株式市場全体の予測をする必要はない。
・10倍上がる株を見つけるには家の周りか -
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株式投資を自分自身がやる上で参考になることが書かれている。
まず、そもそも何の目的で自分は株式投資をするのか、自分はどんな特徴があるか、知見がある分野などの強みと投資の意思決定を揺るがす心理や思考の弱みなどをしっかりと認識することが重要である。投資の目標や判断基準を持ち、コストをかけてやることで達成する目的が代替手段で簡単に達成できて無意味でないか、また、周囲の意見や情報に惑わされたり流されたりしてそのままに判断するなどにも気をつけないといけない。
その他、どういったカテゴリの株か、シンプルに成長率とPERを見ることなど、考えるにおいて参考になることが多かった。
よくありがちな失敗例の考え方、 -
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・個別株で個人がマーケットに勝つには、自分のよく知ってる企業や業界に投資するのがよい
・個人が個別株を持つのは5銘柄に抑えるべき、それ以上は見切れない。ウォッチするのは8-12銘柄。
・週末の不安に負けず、とにかく辛抱強くバイアンドホールドする
・競争の激しい業界の企業は避ける。独占状態にある企業は、その業界が仮に停滞していても、リターンは高い
・追加投資をするときはそれまでの数年間で最も出遅れているセクターに資金を振り向けること。ただし、苦境にあえいでいる場合は復活の兆しが見えるまで待つべき、復活せずに消えてしまう場合も当然ある。
・債券を複数持つことによる分散効果は乏しいので、ファンド手数 -
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投資のお勉強。ピーター・リンチ氏は債権より株を薦めている。
発言者は自分の好きな銘柄のことで頭がいっぱいだから、私が時間をごまかしても気づかなかった。実際、株の話は90秒もあれば足りる。どこかの株を買うことにしたというのなら、なぜそう決断したのかを小学五年生でも理解できるシンプルな言葉で、そして小学五年生が飽きてしまわないように手早く説明できるようにするべきだ。
こういう自信の喪失を招かないためにフィデリティではプレゼンテーションについて感想や意見を言うことを許さなかった。話は聞くだけにし、それを参考にするかしないかは各人に任せるというスタイルを取ったのだ。また私は、発表者の質では -
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著者は伝説のファンドマネージャーであるピーター・リンチさん。手法はファンダメンタル重視の中長期トレード。著者がマゼラン・ファンドで行っていた銘柄選定や売りタイミングが詳しく説明されています。中長期トレーダーの方には大いに参考になる1冊だと思います。注意点としては、原書が出版されたのが1989年でかつ米国市場についての内容なので、現在の国内株式市場で通用するかどうかはデモトレードで検証をしたほうが良いです。特に、PERを用いた銘柄選定法は具体的な数値も書かれていて参考になりますが、日本は米国とPER基準が異なったり、アベノミクスでPERが底上げされている可能性もあるので注意です。
===以下、 -
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投資における銘柄決定の方法をピーター・リンチなりの基準で細かく解説されている本.
銘柄の接触方法が素人の強みである,「実体験」をすることに重きを置いているのが印象的.
接触→ポートフォリオに組み込むのがあり/なしの判断に対しては一般的に言われるような尺度(PERだったり,決算書を確認しろ等)でオリジナリティはそこまでない,逆に言うとここまで成功している人間でも普遍的とも思える手法を重んじていることが再確認できた.
売りの話に関してもオーソドックスな内容で短期売買ではなくあくまで長期売買で勝ちにいくスタンスがはっきりとわかった.
全体的にいいまわ言い回しがわかりにくく,読むのに苦労した. -
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インデックス投資ではなく個別株投資を勧め、私生活の中で成長株を見つける点においてはアマチュアもプロに勝つことができるという主張。私は個人的には市場を出し抜くこともプロに勝つこともできないと信じているので半信半疑だが、個別株に取り組むにあたっての気構えは十分に伝わった。
株式市場は気にするな、あくまでファンダメンタル投資に徹する点ではバフェットのスタンスに近いのだろう。ただ彼は企業調査や財務分析能力に素晴らしいものがあるのだろうし、誰でもできるというのは結局は謙遜すぎないようにも思う。定性的に見えるメッセージも、結局は定量的にかっちり分析しているはずであり、副業としての個人投資家には真似るのは -
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私はこれまで株取引は一切したことがなく、この本を読んで今後、株取引をする機会があれば参考になるかな?位の軽い気持ちで読んでみました。
内容は「投資を始める前に」「有望株の探し方」「長期的視野」の3部から構成されており、株の売買の判断に役立つ数字の解説や株の分類による株動向のとらえ方、情報収集のポイント、売買のタイミング、オプション/空ウリなど、株取引の基本から実践的な内容までが分かりやすく解説されております。
私のような株初心者にも分かりやすい内容で、奇をてらうのではなく、意外にもオーソドックスな取引の仕方や長期保有の重要性というのが参考になりました。
但し、これはあくまでアメリカ市場での株取 -
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ネタバレトレンドフォローと長期投資のススメ。
実用品で繰り返し消費が必要なもの。
低成長の業界。借金なし。など
読み物としては面白いが、実際に投資に参考にするには膨大な調査が必要。
PERが妥当か。
暴落はいつでも起きる。パニックにならないような銘柄を選ぶこと。
プロはIBMで損をしても職を失わない。
インディアンはマンハッタン島を24ドル相当の装身具で売った。債権の福利は魅力的。
投資とギャンブルは境界線がない。最も適していないと思われている時期に株を買うべき。
株で成功するには、忍耐、自主性、耐久力、強さ、根気などが必要。
正しい逆張りとは、だれもが興味を失っているときに買うこと。
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