スーザン・イーリア・マクニールのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
第二次大戦下のロンドンを舞台に、才気煥発なアメリカ(育ちの)娘、マギーが活躍するスパイ物。
というと、表紙デザインもあいまって、ラノベ的な雰囲気かと思ってしまいますが、いやいやどうして、なかなかに本格的な作品です。空襲のロンドンにテロリストに暗号にスパイに・・・本当に盛りだくさん。
盛りだくさん過ぎて、一気読みしてしまうのですが、読み終わってみると、マギーさんスイスイ活躍しすぎでは?感でいっぱいになります。紆余曲折する暇がないほど、いろんな要素がてんこもり。だから、案外一直線な作品です。
ただね。この主人公があんまり好きになれないんだなぁ。まだ男女間に社会的格差のある時代に、有能な女の子が、それもアメリカからイギリスへやってきて、不満があるのはわかります。でも、私が!私は!っていう自己主張の強さと暴走気味の行動力と、有能設定とモテ設定と、万能感と。
なんか鼻につくというか、ちょっと盛りすぎじゃないでしょうかね?
もちろん、マギーはとても素敵な子ではあるんですが、ちょっとばかりぺしょんと凹ませてやりたくなったりするのです。
それでも次作は・・・ちょっとばかり、気になります。文句言いながらも、私もマギーの魅力にやられたクチ、ということになるのでしょうか。