ポールRシーリィのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
初めてこの本を読んだのは10年以上前になると思いますが、ポール・シーリィ氏原作、神田昌典氏が監修した速読の仕方を解説した本です。
彼はフォトリーディングという速読法のインストラクターもされていて、彼の元で多くの人が学んだと思います。私が買った本の帯には、勝間女史がこれをマスターしたから今の彼女がある、と書かれています。
私が読書する場合、この方法を完全に使って行っているとは言えませんが、今の私の読書法の基礎となっています。この本でも何度となく強調されているように、本を読む前に「目的を明確にすること、何を得たいかを決めてから読書に入る」です。
これは必要に迫られて読む読書に最適で、同一系統の本を複数読む場合に役に立つ方法だと認識しています。この本が出版されて以来、私の目には多くの速読本が認識されるようになりましたが、この本を初めて読んだとき以上の衝撃を得たものはありません。
さらに、読書の目的に応じて、読書速度を変えるべきというメッセージ(p54)も記憶に残っています。
この本を初めて読んだときはレビューを書き始める前で、久しぶりに読んで懐かしさと共に、この本のエキスを感じることが出来ました。
以下は気になったポイントです。
・情報の波を乗りこなすことに成功している読書のエキスパートたちは、小学校で学んだ読書法とは違うアプローチをしていて、読むものにあわせて読むスピードを調整している(p53)
・フォトリーディングをマスターするにあたり手放すべきものとして、自分には出来ないというネガティブな思い、結果に一喜一憂、いつも何かにせき立てられている状態、すぐに正しい答えを求める姿勢、失敗から学ばない(p61)
・効果的な学習は、明確な目的を持つことから始まる、これは、読書をした結果、何を得たいかを意識的に決めるということ(p63)
・フォトリーディングは、心身ともにリラックスして、視線をフォトフォーカス(一つの単語に合わせるのではなくページ全体(ページの四隅)をみる)ようにする(p65,103)
・フォトリーディング後に、活性化するために復習作業をする、文書の調査・トリガーワード(20-25個程度)を見つける・質問を作る、の3つの作業を12分でやる(p66,125)
・目的設定時に自分に対する問いかけとして、1)その本を読んだ結果、最終的にどうなることを期待しているか、2)この本は自分にとってどのくらい重要か、3)どの程度詳細なレベルまで理解すべきか、4)どれだけ時間をかけたいか(p76)
・文書を読む理想的な心の状態;集中学習モードを確立する、つまり、イメージした「みかん」を目を閉じて後頭部の上に持っていて心身に訪れる変化(視界が広がる)を感じてから、目を開けて読書に入る(p81)
・文書の4-11%を読めば文書の要点を理解できる、日本語の文章では、漢字だけ拾って読んだだけで意味が取れることもある(p144)
・読後に作るマインドマップの要点:横長の紙の中央に、核となる概念を書く、トリガーワードのみを放射状にのびる線上に書く、イラスト・カラーなどビジュアルを利用(p153)
・何かを思い出そうとするとき、重要な手がかりや、関連情報を再入力して、思い出したいことの文脈をつくり、過去の経験によって敷かれた神経回路をたどっていく。思い出されるのではなく、そのつど、再生成される(p157)
・文書を読むときに、自由にスピードを変えれば良い。重要さ、複雑さ、どの程度その分野に精通しているかにより、そのスピードは決まる、ただしスピードをゼロ(立ち止まって考える)にするのはしない(p161)
・スーパーリーディングは、宇宙から地球を周回して着地地点を探しているスーパーマン、高速リーディングは、カヤックでの川くだり(p164)
・同じトピックの本を何冊も読む「シントピック・リーディング」は、フォトリーディングの進化版であり、半日で数冊読むのが良い(p202)
・読むのが速い人たちは、文字のかたまりを「イメージ」として認識、目から脳へ直接的に情報伝達する。つまり音読(心の中の音読含めて)をしない、頭の中の音読をしなくても理解できるというのは研究の結果わかっている(p233)
・周縁視野を広げるために、瞳孔を開く、照明を少し暗くする、フォトフォーカス状態のように視点を広げて分散させると自然に起きる、暖色系の柔らかい光の場所が良い、更には、フォトフォーカス状態(地平線上の一点を見つめて)で、周囲の風景をパノラマのようにとらえる、人の顔だけを見ながら服装をチェックする、本の余白・行間を意識する(p236,237)
2014年7月13日作成 -
Posted by ブクログ
本を早く読めたらどんなにいいだろうか。情報を即時に理解できたらどんなにいいだろうか。
フォトリーディングという概念自体は神田昌典さんの本で読んだことがあるがそのときに感じたのはまさにマジックか、超能力。
普通の人である自分にはまず縁のない話。
この本でも基本的なメソッドは紹介しているが、きっちり真面目に取り組まなくても大丈夫だということ。
方法論のうちのいくつかをとりいれればビジネスの効率が一気にあがるとのこと。
フォトリーディングのメソッドでもパラパラめくりは無理だけど、全体像を頭にいれてから個別の論点を理解するなど効率的な読書法は納得のいくものではあった。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ[ 内容 ]
話題の速読メソッド「フォトリーディング」。
難しそうだからと手を出さないのはもったいない!
なぜなら、フォトリーディングは完璧にマスターしていなくても、その一部を身につけるだけでも大いに役立つからだ。
本書はその基本テクニックを紹介しつつ、仕事にプライベートにフォトリーディングを大活用している著者が独自の活用法を説く。
初心者にも経験者にも、どちらにとっても使える一冊。
[ 目次 ]
第0章 フォトリーディングのメソッド
第1章 フォトリーディングがあなたの仕事に役立つ理由
第2章 フォトリーディング「活用」のステップ
第3章 なぜ、フォトリーディングが続かないのか
第4章 今すぐ仕事に使えるフォトリーディング
第5章 あらゆる場面でフォトリーディングを活かす
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
☆☆☆☆☆☆☆ 文章
☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
共感度(空振り三振・一部・参った!)
読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)
[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ] -
Posted by ブクログ
以前から関心のあったフォトリーディングについて、ようやくその概念を理解することができました。
フォトリーディングや速読というと、本をぱらぱらめくるだけで内容が分かってしまう、といわば超能力のような語られ方をされますが、実際に理論を見てみると、めくるだけで覚える、というものではなく、ポイントを絞って浅い読書を複数回繰り返すことによって、その本のエッセンスを抽出する、というものです。非常に納得感がありました。
この手法はレポートを書いたりする時に複数の資料を参照する際に最も活用度が高いと感じました。
小説等も読めなくはないのかもしれませんが、読むプロセスを楽しむという目的には不向きかと。
作者もそこは理解しており、シチュエーションに合わせてどちらを用いるか選んで欲しいと述べています。
1つの新しい読み方を知る上で、早めに読んでおくべき本だと思いました。 -
Posted by ブクログ
・⭐️効果的な読書は明確な「目的」を持つこと
→読書をした結果何を得たいのか?→この本はどのくらい自分にとって重要か?どのくらい詳細に理解する必要があるか?どのくらい時間をかけたいか?
・文書をざっと見渡す(目次)
・知っているけど言語化できない場合は、この人の名前を知っている彼の名前はもうすぐ思い出せると自分に言い聞かせる→何をしたいと強く思いきっとできると思いそれをいったん忘れると願いは叶う
・上達したいと思っているスキルに関する本を何冊か読む
・何が欲しいかの問いにはっきり答えられるならそれを手にするのは時間の問題
・継続すること、成功に向けて学び続ける(できる範囲でスピードを上げていく)
・⭐️1.準備(目的を明確にする) 2.予習(目的に沿った価値があるか検討する) 3.フォトリーディング(自分はできるということとその本を読むもくてを宣言する)