秀章のレビュー一覧

  • 脱兎リベンジ

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    容姿にも声にも性格にも自信がなく、宇宙人と揶揄される高校生兎田晃吉(ウサ吉)。唯一の趣味であるギターを弾くために軽音楽部に所属するものの、部長から文化祭への出演禁止を言い渡され練習場所もなくす。
    そんな兎田と偶然出逢った漫研部長の兎毛成結奈は、兎田のギターの実力を知り、彼を表舞台に立たせるために画策する。

    劣等感のかたまりの少年が仲間の応援の元で、自分の好きなもの自分が打ち込んでいるものに自信を持ち、それで自分をバカにしていた人に立ち向かう。
    青春ものの王道のような展開ですが、そこにキャラクターの設定や伏線を細やかに配する構成の妙で独特の世界観を作っています。

    ウサ吉のために集まるメンバー

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    2020年03月30日
  • GランDKとダーティ・フェスタ

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    バカ5人がエリート意識に囚われたお嬢様の心をほぐしていくような展開が良かった。こんなにスカッとする話も久しぶり

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    2014年10月20日
  • 脱兎リベンジ

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    2011年7月21日当時の日記転載

    今年の新人NO.1です。たぶんw←

    「寄生彼女サナ」は手に入らなかったのでわかりませんが、
    少なくとも評判めちゃ高い今年のガガガ受賞作、
    その中に並べても個人的にはトップです。

    抗い×バンド×成長という自分好みな要素が重なってるのが原因。
    でも他の人にもきっと受け入れられると思うんだ。

    個性的でアウトローな登場人物たちが、
    それぞれの世界に抗い、
    その閉ざされた才能の扉を開くための、
    大事な儀式の物語。

    丁寧な伏線で王道展開を進み、
    抑揚のある素晴らしい物語に仕上がっています。
    ご都合主義も激しくなく、つじつまも綺麗に合わせ

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    2012年07月03日
  • 空知らぬ虹の解放区

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    とても面白かった!! 組織と個人の思惑が絡む感じの争い、キャラたちの個性と楽しかった。次巻は弟君がメインに進むというのも面白そう。

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    2012年05月29日
  • ヤンキーやめろ。メイドにしてやる 【電子特典付き】

    ネタバレ 購入済み

    主従関係

    著者の人も言っていたがこう言った主従関係、自分もとっても好き。自分に従ってくれる存在ってなんか見ていて癒やされるというか、なんとゆうか。キャラも可愛かったです。

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    2021年02月06日
  • ヤンキーやめろ。メイドにしてやる 【電子特典付き】

    購入済み

    続きがあれば読みたい!

    恐らくは1巻完結の作品として書いたであろうと思われるけど、この作品は続きがあっても良いと思える仕上がりかと。
    ストーリーの展開を飛ばし過ぎてる感が否めないのは、そう云う事だと思うけど、
    このドタバタは続いても愉しめると思う。
    作者さん一考してくれないだろうか?

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    2020年07月25日
  • 先日助けていただいたNPCです 2~年上な奴隷エルフの恩返し~

    ネタバレ 購入済み

    完結してしまった…のか?

    主人公がVRMMO的な世界に召喚されるのではない。そういう異世界から強烈なエルフさんがやって来るのだ!……という意欲作の2巻。

    相変わらずコメディの質は高かったのだが、展開はやや急ぎ足。ストーリーの事情でエルフさんの真骨頂たる傍若無人ぶりもあまり発揮されず、あっさりしたまま事件は解決。そして、最後のページには「おわり」の文字が……。一巻で気に入って続刊を心待ちにしていたのだが、これが最終巻になってしまうのだろうか?

    愚痴になってしまうが、最近の商業ラノベは打ち切るのが早すぎるように思う。気に入った作品が1巻以降出なかったり、2巻3巻で終了宣言されることもザラだ。……この作品も、昔だ

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    2020年02月20日
  • 脱兎リベンジ

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    あえていえば『ヤングジャンプ』とか『ヤングマガジン』とか
    あのあたりの読者層向け作品にあるようなものと既視感ある作品だが
    材料はそれでもそれなりに作者の作品としてまとまっている

    青春というのは狭いその中でそれなりに閉じて完結するものだ
    誰もがいつまでもそこにいられないから価値あるのだが
    この作品の場合その狭い中にとらわれることなく拡げて欲しいと思わせる
    そういう意味では「ライトノベル」という場のなんでもありで
    誰にでもISBNコードと作家の肩書きをばら撒くことには功罪ある
    といって携帯小説やニコニコ動画のアクセス数のほうが健全なわけでもなく
    表現はその質だけでなく
    誰のためにつくられるかも大

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    2018年12月09日
  • サークルクラッシャーのあの娘、ぼくが既読スルー決めたらどんな顔するだろう

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    この作品、もうちょっと別のタイトルにした方が良かったんじゃなかろうかと思ってしまうほどにタイトルを見た時と実際に読み始めた際のギャップが大きい。

    いわゆるサークルクラッシャーを扱った作品だけれど、舞台をファンタジー世界に置くという奇策を行ったことで普通のサークルクラッシャーモノでは難点と思われるような点が幾つか解決されている

    通常はどれ程属するサークルが壊れようと他の居場所を見つけてしまえばいいだけだが、本作では七氏族軍資を狙うには他のサークルは考えられないため現サークルに固執する理由が存在している点
    サークルクラッシャーであるヒロイン、クリスティーナは記憶を失っているために孤独を必要以上

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    2017年12月28日
  • 脱兎リベンジ

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    非常に良い物語だった。才能はあるのに世間から冷遇されている仲間達が、クソッタレな世界を見返すためにリベンジに挑戦する話。冷遇さ加減が本当に理不尽であり、主人公ウサ吉は負け犬根性が染み付いている。だからこそ兎毛成と出会って理不尽に気付いて足掻くことを決めて、仲間の協力を得て練習して、牙を向けられる恐怖を知ってそれでも前へ進んで、といった流れに滾る。思った通りの大成功にはならなかったけど、一度味わってしまえばもう戻れないはずだ。青春リベンジストーリーとして、非常に面白かった。脱兎リベンジ、かっとばせ!!

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    2013年07月29日
  • 脱兎リベンジ

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    宇宙人と呼ばれ虐げれていた少年が
    変人たちとバンドを組んで文化祭でライブを.
    一部違うけどだいたいそんな感じで.

    クラスメイトがビッチ過ぎる.
    というか,アレだよな.
    バンドマンと仲良くしたい女の子たちって
    「有名人と付き合いたい」
    んじゃなくて
    「ステージでキャーキャー言われてるあの人と一緒にいる私って素敵!」
    っていう事なんだろうな.
    つまり本当に好きなのは「チヤホヤされる自分」.

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    2013年06月11日
  • 脱兎リベンジ

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    ネタバレ

    主人公兎田君の内に秘めた気持ちをヒロイン兎毛成さんが解き放つ熱血学園部活ライトノベル。1つのことに打ち込んだ男女の魅力。登場キャラに要らない人がいないんじゃないかってぐらいキャラが良い。
    「失せなビッチ」の千咲ちゃんマジビッチ。そういえば七元リュウはアナグラムだって気づいた。

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    2012年12月20日
  • 空知らぬ虹の解放区

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    第5回ガガガ賞受賞作家の2作目。
    脱兎リベンジの時もそうだったけど、
    タイトルがイマイチ面白そうじゃないんですよね。
    なんつーか語感優先して微妙になってる感じ?俺だけかもだけどw

    で、読んでみたらなんか主人公堅物で相方の女子も堅物。
    つかみが悪くてなんかいまいちだなーって思ってたんだけど。

    なるほど、彼女が登場してから一気に面白くなりましたねw
    なんかスタートが遅かったからか、読後がすげえ短く感じて、
    もっと読みたい感がすごかった。

    これは次巻もかいだなぁw

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    2012年06月30日
  • 脱兎リベンジ

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    ガガガ文庫の単巻には面白い作品が多いけど、この脱兎リベンジもその一つ。
    いじめられ居場所をなくした少年が、出会った少女に勇気付けられ、仲間を作り得意のギターでリベンジを試みる。
    その過程は当然のように順調にはいかず、一難去ってはまた一難。
    ドキドキハラハラしながら読めます。
    敵キャラにあまり魅力が無かったことと、ラストがご都合主義過ぎたのが若干残念だけど、作者のデビュー作であることを考えたら十分すぎるくらいに満足のいく作品でした。

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    2012年09月19日
  • 先日助けていただいたNPCです~年上な奴隷エルフの恩返し~

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    もう令和だぞ。
    2019年発行だが15年くらい前の作品と言われても違和感が無い。
    ゲーム世界に主人公側が行く最近の流行りとは真逆のゲーム世界からくるタイプのラノベ。
    ヒロインのイノは人の話を聞かない暴走ヒロイン。
    幼馴染も武力に優れるファンタジーありのまさにテンプレ。
    読んでて懐かしさが先行する。

    それはそれとして主人公がわりとクズ。
    ゲームコミュニティで有名になるレベルのプレイヤーキラーでロールに悦に浸るのは割とマナー違反なのでは。いくらプレイヤーキルが実装されているとはいえ。
    後半でのある行動も割と和解不可能レベルなことじゃないか?

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    2021年12月25日
  • サークルクラッシャーのあの娘、ぼくが既読スルー決めたらどんな顔するだろう 2

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    ネタバレ

    第一巻ではクリスティーナが男を惑わせてしまう理由に理解を示した私だけど、流石に今回の惨状はフォロー不可能だよ!この巻だけで一体何人の男性を破滅させたことか…。最早サークルクラッシャーなんて次元に留まらず天災の領域に達している……

    今回は七氏族軍資探しは小休止してルシオンの婚姻騒動がメイン。そのせいかクリスティーナは登場するもののユーリ属するサークルは今回崩壊していないため、どこか拍子抜けしてしまう印象がなくもない。まあ、今回はサークル以上にクラッシュしちゃいけないものをクラッシュさせたことでその辺りの描写が面白いから良いのだけど

    ルシオンの婚約相手で表紙にもなっているサフィ
    こんなタイトル

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    2018年01月27日
  • 脱兎リベンジ

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    勢いがあって、恥ずかしくて、必死で。笑ったやつらを見返してやれ!すごいやつは認められなきゃ!コンプレックスをひっくり返せ!ううー青春だなあーーー!
    お、もしやこれは…と思ったらすぐアナグラムに気付いたから、ずっとにやにやしながら見ていた。そりゃあ嬉しいですよね。
    彼女にしてみれば志鷹の変わりようは、確かに素晴らしいものだと信じられていたはずの、作品や自分の力が本当はダメだったって見せつけられるようなものだったのかもしれないなあ。…そこに兎田が現れたわけですから。青は藍より出でて…じゃないけど、…うん、嬉しかったし励まされただろうし、まあ、自分もやらなきゃなってなりますよね!
    というわけで、次回

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    2016年03月31日
  • GランDKとダーティ・フェスタ

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    ヒロインの成長、主人公の過去、個性的で気のいい仲間、はっきりとした起承転結、何よりの特徴はバカ男子校特有のおバカなノリ。失敗しても笑って、常に会話は笑いを含ませて、今を精一杯楽しんで生きようとする。そんな猿男と対照的なお嬢様学校との対比が良かった。ヒロインが父親の呪縛から解き放たれ成長していく姿も良しです。

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    2015年07月25日