作品一覧

  • 脱兎リベンジ
    4.1
    1巻649円 (税込)
    第5回小学館ライトノベル大賞・ガガガ賞! 「気が散るから出てってくんない? “歩くギタースタンド”くん」  軽音部のイケメン部長・志鷹に「音出し」を拒否され、物置部屋をギターの練習場所に選んだ兎田晃吉(うさぎだ・こうきち)。  電源がないので適当な歌詞を生音にのせ、ひとりテンションMAX!!  ギターを思いっきりぶん回して、  「ビシィィッ!」  ポーズを取ったァ!  ……ところを、漫研の部長・兎毛成結奈(ともなり・ゆうな)に見られて滝汗。  原稿の持ち込みが上手くいかず落ち込んでいた兎毛成は、兎田の事情を聞き、漫研の部室を練習場所として使わせることにするが……。  このふたりの出会いが、新しい才能を開花させる!  叫べ!  跳べ!  いざリベンジ!!  『Kanon』『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』『Angel Beats!』など、数々のヒット作を生み出した、Key(株式会社ビジュアルアーツ)の麻枝准氏が「受賞作中で一番のカタルシスが味わえる作品」と賞賛!  「第5回小学館ライトノベル大賞」にてガガガ賞を受賞した、まっすぐな青春ノベル登場! ※この作品は底本と同じクオリティのカラーイラスト、モノクロの挿絵イラストが収録されています。
  • 脱兎リベンジ(イラスト簡略版)
    5.0
    1巻330円 (税込)
    第5回小学館ライトノベル大賞・ガガガ賞! 「気が散るから出てってくんない? “歩くギタースタンド”くん」  軽音部のイケメン部長・志鷹に「音出し」を拒否され、物置部屋をギターの練習場所に選んだ兎田晃吉(うさぎだ・こうきち)。  電源がないので適当な歌詞を生音にのせ、ひとりテンションMAX!!  ギターを思いっきりぶん回して、  「ビシィィッ!」  ポーズを取ったァ!  ……ところを、漫研の部長・兎毛成結奈(ともなり・ゆうな)に見られて滝汗。  原稿の持ち込みが上手くいかず落ち込んでいた兎毛成は、兎田の事情を聞き、漫研の部室を練習場所として使わせることにするが……。  このふたりの出会いが、新しい才能を開花させる!  叫べ!  跳べ!  いざリベンジ!!  『Kanon』『AIR』『CLANNAD』『リトルバスターズ!』『Angel Beats!』など、数々のヒット作を生み出した、Key(株式会社ビジュアルアーツ)の麻枝准氏が「受賞作中で一番のカタルシスが味わえる作品」と賞賛!  「第5回小学館ライトノベル大賞」にてガガガ賞を受賞した、まっすぐな青春ノベル登場! ※※この作品は廉価版です。廉価版にはイラストが入りません。

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  • 脱兎リベンジ

    Posted by ブクログ

    容姿にも声にも性格にも自信がなく、宇宙人と揶揄される高校生兎田晃吉(ウサ吉)。唯一の趣味であるギターを弾くために軽音楽部に所属するものの、部長から文化祭への出演禁止を言い渡され練習場所もなくす。
    そんな兎田と偶然出逢った漫研部長の兎毛成結奈は、兎田のギターの実力を知り、彼を表舞台に立たせるために画策する。

    劣等感のかたまりの少年が仲間の応援の元で、自分の好きなもの自分が打ち込んでいるものに自信を持ち、それで自分をバカにしていた人に立ち向かう。
    青春ものの王道のような展開ですが、そこにキャラクターの設定や伏線を細やかに配する構成の妙で独特の世界観を作っています。

    ウサ吉のために集まるメンバー

    0
    2020年03月30日
  • 脱兎リベンジ

    Posted by ブクログ

    2011年7月21日当時の日記転載

    今年の新人NO.1です。たぶんw←

    「寄生彼女サナ」は手に入らなかったのでわかりませんが、
    少なくとも評判めちゃ高い今年のガガガ受賞作、
    その中に並べても個人的にはトップです。

    抗い×バンド×成長という自分好みな要素が重なってるのが原因。
    でも他の人にもきっと受け入れられると思うんだ。

    個性的でアウトローな登場人物たちが、
    それぞれの世界に抗い、
    その閉ざされた才能の扉を開くための、
    大事な儀式の物語。

    丁寧な伏線で王道展開を進み、
    抑揚のある素晴らしい物語に仕上がっています。
    ご都合主義も激しくなく、つじつまも綺麗に合わせ

    0
    2012年07月03日
  • 脱兎リベンジ

    Posted by ブクログ

    あえていえば『ヤングジャンプ』とか『ヤングマガジン』とか
    あのあたりの読者層向け作品にあるようなものと既視感ある作品だが
    材料はそれでもそれなりに作者の作品としてまとまっている

    青春というのは狭いその中でそれなりに閉じて完結するものだ
    誰もがいつまでもそこにいられないから価値あるのだが
    この作品の場合その狭い中にとらわれることなく拡げて欲しいと思わせる
    そういう意味では「ライトノベル」という場のなんでもありで
    誰にでもISBNコードと作家の肩書きをばら撒くことには功罪ある
    といって携帯小説やニコニコ動画のアクセス数のほうが健全なわけでもなく
    表現はその質だけでなく
    誰のためにつくられるかも大

    0
    2018年12月09日
  • 脱兎リベンジ

    Posted by ブクログ

    非常に良い物語だった。才能はあるのに世間から冷遇されている仲間達が、クソッタレな世界を見返すためにリベンジに挑戦する話。冷遇さ加減が本当に理不尽であり、主人公ウサ吉は負け犬根性が染み付いている。だからこそ兎毛成と出会って理不尽に気付いて足掻くことを決めて、仲間の協力を得て練習して、牙を向けられる恐怖を知ってそれでも前へ進んで、といった流れに滾る。思った通りの大成功にはならなかったけど、一度味わってしまえばもう戻れないはずだ。青春リベンジストーリーとして、非常に面白かった。脱兎リベンジ、かっとばせ!!

    0
    2013年07月29日
  • 脱兎リベンジ

    Posted by ブクログ

    宇宙人と呼ばれ虐げれていた少年が
    変人たちとバンドを組んで文化祭でライブを.
    一部違うけどだいたいそんな感じで.

    クラスメイトがビッチ過ぎる.
    というか,アレだよな.
    バンドマンと仲良くしたい女の子たちって
    「有名人と付き合いたい」
    んじゃなくて
    「ステージでキャーキャー言われてるあの人と一緒にいる私って素敵!」
    っていう事なんだろうな.
    つまり本当に好きなのは「チヤホヤされる自分」.

    0
    2013年06月11日

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