樋口卓治のレビュー一覧
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男手ひとつで娘を育てているところに、「お父さん検定」なる手紙が届き、親権を剥奪されないように努力するお話
さらに、その父親の仕事は「失敗屋」という、派遣先で失敗することを依頼されるもの
お父さん検定の真相に関しては予想を裏切られた
いや、まぁ近いといえば近いんだけどね
それよりも、娘から聞かされた告白に涙した
も~、僕の琴線に触れる設定すぎぃー
この手の設定に特に弱いのは何だかなぁと思いつつ、毎度泣けるんだよなぁ
娘の清江が留学を思い立ったきっかけは本当に偶然ってことでいいのかな?
なんか、その辺も義母が関係してたんじゃないかと穿ってみてみたり
不満といえば、失敗屋という仕事や、派遣される先のキャラクター設定かな
どうもご都合主義すぎる
現実のものとも違うし、一般的な創作のテンプレートとも違うのでかなり違和感
「現実問題、そんなに上手くいくわけねぇ」と思ってしまう
良くも悪くもテレビドラマ的
そう、よくも悪くもね
「僕の妻と結婚してください。」の作者ということもあり、やはり発想がドラマっぽいんだよなぁ
このお話も小説ではなくドラマで見たらそんな設定にツッコミを入れなかったはず
なので、小説ではなくドラマとして脳内で変換して読むのがよい -
Posted by ブクログ
リリー・フランキーさんと小林聡美さんのドラマを見て、いたく心を打たれ、文庫本も購入しました。ドラマのカメラが美しかったこともあり、ドラマの方がより印象的ではあります。
私も今絶賛離婚協議中でありますが、野田夫妻のように孫が生まれる段になっての熟年離婚ではなく、うちの一人娘はまだ小学生。離婚について考えると、つくづく離婚は結婚の数倍大変だし、結婚より離婚の方がずっとバリエーションが多く、親しい友人の離婚話を聞いても全然参考にならない。私は年収は低いが、結婚当初からずっと正社員として働き続けていることもあるのか、今日子のように専業主婦である妻から離婚を切り出すということも正直ピンときません。
とはいえ、総じて、隆介が離婚を渋ったことはうらやましいかな。少なくとも彼には未練があった。うちの場合は互いに未練は一切なく、ここ数年はひたすら我慢比べになっていた感じだから。 -
Posted by ブクログ
単行本『失敗屋ファーザー』が改題された本作は、ほっこりする家族のお話でした。
失敗したと思っても、なぜか良い方向に事態が変わるという強運の持ち主である一郎は、一つの手紙に頭を抱えていた。
『お父さん検定』
高校生になる娘の清江と二人で暮らす一郎だが、清江から見た自分は、良い父親なのだろうか?
試験の日までに与えられた課題を一郎は無事にクリアし、清江との日々を守ることができるのか?
感想です。
『お父さんはユーチューバー』と似ているなぁと感じつつ、色んな仕事で失敗する一郎に愛着は湧きますね。お父さん検定というのも興味深いものですが、はたして私は合格できるのだろうか? -
Posted by ブクログ
初めて読む作家さん。
題名だけは、たぶん映画の宣伝かと思うけど知っていて、本屋さんで平積みされてたから買ってみた。
主人公は放送作家。作者も有名なホントの放送作家。
さんまのからくりTVの「からくりビデオレター」とか「学校へ行こう!」とか、なかなか面白い企画をする作家さん。
小説の中でも、これらの企画についていっぱい出てくる。
そんな放送作家が、膵臓ガンにかかり余命6か月を宣告される。
そこで考えたのが奥さんの結婚相手を探すというもの。
ん~、ちょっと無理があるけどね。
そんなの承諾するわけないじゃんねぇ。
でも奥さんがすごくステキな人なんですよ。
映画では吉田羊さんが演じてるようで、(とうぜん見てない)、でも、吉田羊さんのイメージがぴったりなんだよなぁ。
吉田羊さん、イイなぁ。
ストーリーは、切なくていっぱい泣けます。
なかなかおもしろかったです。
気軽に読むにはイイですよ。
ビデオでもいいかも。