樋口卓治のレビュー一覧

  • 続・ボクの妻と結婚してください。

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    前作で亡くなった修治が1週間だけ息子の陽一郎の同級生として、この世に戻れることになりというストーリー。

    ボクの妻と結婚してくださいに続編があったとは知りませんでした。テーマとしては笑うこと。如何にひとを笑わせるか。そして楽しませるか。
    話中に悪人は登場しない。保護者のお母さんたちが例外かもしれないけど、子供達の将来を考えるからこそと思うので。

    笑うという気持ちは余裕があるからできることだと思う。笑うことって生きる基本ですね。

    泣いてるひとにハンカチをあげるなら、ユーモアをあげるようになりたいって、良い言葉ですね。

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    2018年11月18日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    余命宣告された放送作家三村は、余命期間に妻の結婚相手を探すことに奔走する。

    タイトル通りのストーリーで、???と思っていましたが、三村の人柄と、その愛する妻の姿で納得でした。

    同じ妻の立場だったら、自分の死後の結婚相手を探す夫を受け入れることは出来ないと思いましたが、夫を思えばの妻の決意に、エンディングはすっきり。
    この夫にしてこの妻あり、ということですね。

    妻の取扱説明書として三村が伊東に話した「心の荷物にそっと手を添えてくれる人」言葉、理想的な妻像だと思いました。
    心に留めておきたいです。

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    2018年08月22日
  • もう一度、お父さんと呼んでくれ。

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    細野一郎に届いた「お父さん検定」なるもの。
    健康であるか、家事が出来るか等…
    いったい誰が??ただ、心当たりがあった。
    その日から、改めて父として相応しくなるために自分を磨いていく。
    確かに、世の中のお父さんに読ませたくなるかも。

    2017.9.14

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    2017年09月14日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    ネタバレ

    「愛」って何なのだろう。
    余命6ヶ月と言われたら、少しでも家族と同じ時間を過ごして、思い出を増やすのが普通だと思っていたけれど、修治が愛する家族と自分の現在ではなく、愛する家族の未来のために奔走するのも、愛なんだよなぁ。
    愛って本当に難しい。
    けど、彩子が伊東さんと結婚すると決めたのがドッキリで、「あなたとの思い出だけでこれからずっと生きて行けます」と言い切った結末を思えば、やっぱり余命は愛する人と自分のための時間にするのがいい。
    残される人が生きていくためには、やっぱり、思い出が必要なんだから。

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    2017年06月18日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    余命半年を告げられた主人公が、残された家族のために妻の結婚相手を探すお話です。
    ユーモアと思いやりが詰まっていて、ほっこり温かい気持ちになれます。お仕事小説としても楽しめます。
    読後感が爽やか。

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    2017年06月10日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    映画化されたので知った作品。
    いやー、笑いが凄い好きやっけど、人を笑かすセンスがなかった。こんな風に考えれると人生って素晴らしい!と思えるやろうなぁ。
    嫁さん視点で見ると全く役立たず(一般的な夫、父親として)だけど、そんな男がこんなに愛されるのか~と悔しさを感じさせるが、自分自身がこんな男はエエなぁと思ってしまう。
    分かりやすいストーリーでありながら、分かりやすく反応してしまう自分を楽しめる作品かな。

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    2017年02月01日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    バラエティの放送作家さんが書いた本らしく、テンポあって面白かった。笑いあり涙ありとはこの事。まぁニヤニヤとウルウル程度だけど。

    自分も余命宣告されたら、どうするかなー?と考えた。こんなに妻の事を愛していると言えるだろうか?やりたい事をやり切る事が出来るだろうか?後悔せずに死にたいけど、まぁまずは死にたくないね。

    妻にも読ませてみよう。

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    2017年01月12日
  • 失敗屋ファーザー

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    変な設定ではありますが、心温まる話ではあります。
    娘を思う父の奮闘が描かれています。
    しかし、娘のほうがもう一歩先に行ってます。
    子供はいつまでも子供のままではいません。
    親と子は互いに成長し合う生き物なのですね。

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    2014年01月29日
  • 物語る

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    千原ジュニアの本ということで読んだが、著者はもう1人放送作家。
    読んでて、ジュニアのYouTubeで見たな…と思ったら、ジュニアがしゃべったことを作家が文章にするという試みだったらしい。

    短編集でゲラゲラ面白い系ではなく、オチがあったりこわ〜て話だったり。
    まぁおもろかったかな。
    でもジュニアがしゃべる方がおもろいな。

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    2025年11月03日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    これはなかなか自分の人生に置き換えてみようと試してみたけれど、その作業ができなかった
    夫の想いをこうも上手く妻は受け容れられるだろうか??
    後半、もう少しすったもんだあってもいい気がした

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    2025年09月21日
  • 物語る

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    様々な角度の物語が詰まっているが
    そのどれもが「そうきたか」となるオチがあって、
    千原ジュニアのトーク番組を観ているような
    気分になっておもしろい。

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    2025年06月28日
  • 物語る

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    千原ジュニアさんが書いたのか?放送作家の樋口さんが書いたのか?分かりませんが、どれも面白くて読みやすかったです。千原ジュニアさんが書いたのであればセンスありすぎ!

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    2025年06月22日
  • もう一度、お父さんと呼んでくれ。

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    単行本『失敗屋ファーザー』が改題された本作は、ほっこりする家族のお話でした。

    失敗したと思っても、なぜか良い方向に事態が変わるという強運の持ち主である一郎は、一つの手紙に頭を抱えていた。

    『お父さん検定』

    高校生になる娘の清江と二人で暮らす一郎だが、清江から見た自分は、良い父親なのだろうか?

    試験の日までに与えられた課題を一郎は無事にクリアし、清江との日々を守ることができるのか?


    感想です。
    『お父さんはユーチューバー』と似ているなぁと感じつつ、色んな仕事で失敗する一郎に愛着は湧きますね。お父さん検定というのも興味深いものですが、はたして私は合格できるのだろうか?

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    2025年05月25日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    生き方の見本というか願望というかモデル、参考にしたくなる作品でしたー
    やっぱり考え方次第で幸せだと感じられるもんだなぁと思う今日この頃でしたー

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    2024年02月12日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    実話なのかと思った。主人公が作者と同じ放送作家でリアリティがあるからかな。
    奥さんがとても魅力的。奥さんのおかげで主人公がより素敵な人物に見える。

    それにしても、余命宣告されてからの半年間ってこんなに元気でいられるものなのかな。そこだけがずっと気になってしまった。

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    2023年08月11日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    初めて読む作家さん。
    題名だけは、たぶん映画の宣伝かと思うけど知っていて、本屋さんで平積みされてたから買ってみた。

    主人公は放送作家。作者も有名なホントの放送作家。
    さんまのからくりTVの「からくりビデオレター」とか「学校へ行こう!」とか、なかなか面白い企画をする作家さん。
    小説の中でも、これらの企画についていっぱい出てくる。
    そんな放送作家が、膵臓ガンにかかり余命6か月を宣告される。
    そこで考えたのが奥さんの結婚相手を探すというもの。
    ん~、ちょっと無理があるけどね。
    そんなの承諾するわけないじゃんねぇ。
    でも奥さんがすごくステキな人なんですよ。
    映画では吉田羊さんが演じてるようで、(とう

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    2023年03月30日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    なんか、思ったより良かった!短かったからか一瞬で読めたな・・・話はご都合主義な部分もありつつも、ところどころ気になる名言もあったりでなかなかよかった!

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    2022年01月13日
  • 続・ボクの妻と結婚してください。

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    上巻に比べてファンタジー的。

    笑いとは。

    「笑いは幸せのスイッチ」

    生活に笑いは大事。

    北野くんのような子がいたらクラスは平和だ。
    ポジティブな気持ちになれる内容でした。

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    2020年09月04日
  • 続・ボクの妻と結婚してください。

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    ネタバレ

    続編は要らなかったかも~的なレビューを少し目にしていたので、どうしようか迷ったけど、私は続編のこの作品·····好きでした。
    あの世から現世に生き変わって家族と過ごす·····のは、ベタかも知れないけど、大人子供した修治が面白かったし、陽一郎に笑いを少ない時間で教え込む父親としての姿に、うるっとしました。
    北野君が修治だと·····感じて気付いていたのかな。
    気付いていて、またドッキリを仕掛けて欲しかったな。

    エピローグの修治の新しい「職」も良かったです。
    私も天国マイレージ貯めたいから、生きているうちに沢山笑って沢山笑わせる·····そんな人生を生きたくなりました。

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    2020年05月06日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    『壁にぶつかった。これは現実か。なら乗り越えよう』

    オレンジ色した毎日を生きる。過度にポジティブにならない程度に。ほどほどに。素直さとユーモアを大事に抱えながら。

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    2020年03月12日