樋口卓治のレビュー一覧

  • ボクの妻と結婚してください。

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    残された命を自分だったら家族との時間に使うと思う。
    ただ主人公は今の幸せな家庭を自分が死んだ後も続けて欲しかった。その気持ちもわかる…
    多少傲慢だなーと思うけど、そこには家族愛があってのこと。心が温まりました。おすすめです。

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    2025年03月20日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    題名でどんな話か惹かれる。知った頃には、すでに映像化されていたのを知って、俳優が織田裕二と吉田洋っていうので心温まる感じかと予想がついた。主人公の語りがとても読みやすく、余命がきめられている設定なのだが重たい内容ではないのであっとゆうまに読み進められた。奥さんの素敵な写真が、バイキングで元をとったと喜んでいた笑顔というフレーズがとてもよかった。

    病気がわかってから妻に打ち明けるまでの話が長く、奥さんにバレてからはかなり短くまとめたように感じた。本では、後半のバレてからが短いのだか映画ではバレてからのお見合いの部分が、お見合い相手の良さが引き出されていてよかったと感じた。

    本を1日で半分読ん

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    2025年02月24日
  • 失敗屋ファーザー

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    熱くなることに照れるな、無駄なことに本気で取り組まないことが無駄だ、か…。
    嫌われるのはイヤだから、若者に合わせちゃってるのかな。

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    2023年02月05日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    主人公のもつ「企画」というスキルというか考え方というか、人生の考え方のコツみたいなものを教えて貰えたような気持ちになりました。
    どんなことも面白く「企画」できたら、それはとても楽しいものに変わるのかもしれません。

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    2022年10月19日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    テレビの裏側を少し想像できた。
    素敵な夫婦すぎて涙が何回も出た。
    修治が最後まで家族のことを想って行動してたところも、会社の仲間の協力も、最後の奥さんからの愛情たっぷりなドッキリも最高でした。

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    2020年09月13日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    ▪︎あらすじ▪︎
    余命6ヵ月を宣告された放送作家の三村修治。
    みんなを笑顔にしたくて、20年間、夢中でバラエティ番組を作ってきた。
    今、死を前に思うのは最愛の家族のこと。遺される妻と息子にも、ずっと笑顔でいてほしい。
    修治は人生最後の企画を考え抜き、決めた。妻に、最高の結婚相手を遺そう。

    笑い泣きが止まらない家族小説。
    舞台化に続き、連続ドラマ化も。

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    2017年05月06日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    これはすごい。です。
    軽い。軽い。あれ、泣いてる。ミスドで涙が止まらずマスクをつける。ボロボロ止まらない。

    ユーモア。そんなエッセンスがあったんだった。
    放送作家。こんな世界があったんだ。

    誰でも読める。辛い時ほど効果があるかもしれません。わたしがそうでした。樋口さんをもっと知りたい!

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    2017年02月20日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    ただ辛く暗い話なのかと思っていた。確かに切ないのだけれども、その中に明るさが散りばめられていた。そしてどんどん読み進める事が出来た。強いなー、修治さん。そして素敵な奥さんだ彩子さん。まあ、このような結末かな?とはちょっと予想できた。

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    2017年01月12日
  • ボクの妻と結婚してください。

    購入済み

    最後まで

    最後をどう生きるかはとても難しい。じたばたするか、悲しみにくれてしょんぼりするか。私なら、多分どちらかだろう。けれども、主人公は、思わぬ最後の迎え方を選択した。最初は、そんなことあるかなと思いながら読んでいたが、途中からは、夢中になって読んだ。こんなに終わり方もありかな。

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    2015年12月13日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    泣かないように泣かないように、涙をハンカチで拭きながら読んだ。とても温かい気持ち。

    すごい前向きになれる。生きていくのに、大事なことがたくさん教えてくれる本な気がした。

    三村修治、彩子、陽一郎、伊東さん、江口、知多さん。

    長い人生、たくさんの人と出会う。
    これからもその一つ一つを大事にしていきたい。

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    2025年03月08日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    ネタバレ

    ドラマ化、映画化、舞台化もされたこの作品。
    CMなどで見ていて、いつか読みたいなあと思っていて、ふと、よし、読もうと思って買って読んでみた。

    正直なところ、文章は少し幼さが感じられるが、読みやすいのですらすらと読めてしまった。
    ありきたりのストーリーなのかと思いきや、最後は、なるほど、さすが放送作家と思わせる展開だった。
    そしてまんまと感動してしまった。

    それはそうと、この作品の主人公である三村修治の生き方、仕事観にはとても感銘を受けた。
    バラエティを作る放送作家としての仕事観はとても参考にもなった。
    仕事はどんな仕事でも社会や誰かへの貢献になっている。
    それに大きいも小さいも関係ないのだ

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    2025年01月12日
  • 続・ボクの妻と結婚してください。

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    すごく綺麗にまとまっていたように思う『ボクの妻と結婚してください。』の続編。
    病で亡くなった放送作家だった修治は、この世とあの世の狭間で、天国行きは生前の善行と笑った回数で決まることを知る。修治は天国行きの条件は満たしていたものの、天国行きをやめることを条件に、息子の陽一郎に会って笑いのコツを伝えたいと1週間、同級生の姿でこの世に戻ることにする。
    修治の前向きさと笑いに対する熱量とユーモアは相変わらず。お話全体で温かいのも相変わらず。今回も、押し付けがましくなく「家族いいな」って思えたな。

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    2024年12月07日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    余命6か月を宣告された放送作家の修治。放送作家の仕事を、世の中の出来事を好奇心で「楽しい」に変換する仕事と定義している修治は、入院して治療する選択をせず、妻の代わりに妻の再婚相手を、妻に内緒で探すことにする。なぜ。
    考えや行動はだいぶ自分勝手で、読んでてイラッとする部分もあるにはあるのだが、前向きでユーモアある修治のキャラもあってか全体的にとてもあたたかい。妻と息子もユーモアあってよかった。
    「妻になんて言おう」という葛藤だけで数十ページ使ってるのおもしろい(笑) あと、修治が語る家族のよいところの部分がよかった。「家族いいな」って純粋に感じた。最後はまさかな感じもあったが、涙腺にきた。

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    2024年11月24日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    余命六ヶ月で妻の再婚相手を探す?
    しかも妻に内緒で。
    なんと身勝手で傲慢な、そんなの、余命を家族と過ごすのが普通じゃん、と思ったけど、『辛いことを楽しい』に変換して生きる主人公とその奥さんと来れば、そりゃ、奥さんもノるか❢それが一番主人公を笑って見送る方法だと気づいて。

    奥さんとの掛け合いも良かったけど息子との時間も良かったな。

    映画もドラマも舞台も観てないので、どうしても織田裕二さん、内村光良さんでなくて放送作家イコール鈴木おさむさんで読んでしまった。

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    2024年10月13日
  • 失敗屋ファーザー

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    失敗屋という、失敗をすることによってクライアントの問題を解決する特殊な職業を持つ主人公。
    失敗のプロとして数々の問題を解決していく一方、父親検定というこれまた不思議な検定を合格しなければいけない状況に。
    失敗屋ストーリーと父親検定ストーリーが並行して進んでいき、最終的には絶妙な角度から二つのストーリーが交わっていきます。
    非常に楽しく読ませてもらいました。
    人の心情が細かく繊細に描かれている一方、全体的にコミカルに仕上がっているので、スイスイ楽しく読めます。
    奇抜な設定も違和感なく消化できる、是非勧めたい一冊です。

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    2022年08月25日
  • もう一度、お父さんと呼んでくれ。

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    高校生の娘と二人で暮らす一郎のもとに、ある日突然親権適性審査(=お父さん検定(一郎命名))。健康ですか? 家事はできますか? 娘の気持ちをわかっていますか? 合格できなければ親権剥奪。これまでヘルパーと外食に頼っていたところ、娘のためにと料理学校に通って料理の腕をあげたり洗濯をしたり。遠慮しがちな娘との会話も、【失敗屋】という仕事を通して少しずつ本気で向き合えるようになったり。失敗屋という仕事の話もひとつひとつ面白くて、失敗屋としての話と、娘に対しての話とという両軸で話が進んでいく。最後の種明かし的なところでは、一郎と同じ気持ちでちょっと意外な気持ちになったりもする。
    父親の宿命的な悩みと愛情

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    2022年01月08日
  • ボクの妻と結婚してください。

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    ネタバレ

    あらすじは作品紹介を見ていただければと。

    死の恐怖を楽しさに変換することも目的だったかもしれませんが、自分の寿命をほとんど捧げてまで残された妻のために尽力していくのは、心温まると共にうるっとしました。
    そんな人だからこそ人望も厚く、最終的に後悔のない最期を迎えられたのかと思いました。

    それだけ大切に思える家庭を私も持ちたいなと思わされました。

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    2021年10月03日
  • 続・ボクの妻と結婚してください。

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    コロナでどこか穏やかならぬ気持ちで過ごす中、なんと穏やかな、心温まる物語か!
    続とついているけど、前編読んでいなくても大丈夫と思いました。私の涙腺が弱いのか、所々うるうるっと。あぁ、電車で読まなくてよかった。

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    2020年06月03日
  • もう一度、お父さんと呼んでくれ。

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    男手ひとつで娘を育てているところに、「お父さん検定」なる手紙が届き、親権を剥奪されないように努力するお話
    さらに、その父親の仕事は「失敗屋」という、派遣先で失敗することを依頼されるもの

    お父さん検定の真相に関しては予想を裏切られた
    いや、まぁ近いといえば近いんだけどね

    それよりも、娘から聞かされた告白に涙した
    も~、僕の琴線に触れる設定すぎぃー
    この手の設定に特に弱いのは何だかなぁと思いつつ、毎度泣けるんだよなぁ

    娘の清江が留学を思い立ったきっかけは本当に偶然ってことでいいのかな?
    なんか、その辺も義母が関係してたんじゃないかと穿ってみてみたり

    不満といえば、失敗屋という仕事や、派遣さ

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    2020年05月27日
  • 「ファミリーラブストーリー」

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    リリー・フランキーさんと小林聡美さんのドラマを見て、いたく心を打たれ、文庫本も購入しました。ドラマのカメラが美しかったこともあり、ドラマの方がより印象的ではあります。

    私も今絶賛離婚協議中でありますが、野田夫妻のように孫が生まれる段になっての熟年離婚ではなく、うちの一人娘はまだ小学生。離婚について考えると、つくづく離婚は結婚の数倍大変だし、結婚より離婚の方がずっとバリエーションが多く、親しい友人の離婚話を聞いても全然参考にならない。私は年収は低いが、結婚当初からずっと正社員として働き続けていることもあるのか、今日子のように専業主婦である妻から離婚を切り出すということも正直ピンときません。

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    2019年07月28日