魚住絹代のレビュー一覧

  • 子どもの問題 いかに解決するか いじめ、不登校、発達障害、非行

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    保護者・教育者、子どもと関わるすべての人が読むべき本だと感じた。

    頭ごなしに叱ってしまうことがあったので、自分の考えを見直して、子どもたちに向き合い、その言動の背景をしっかり考えていきたい。

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    2025年01月02日
  • 子どもの問題 いかに解決するか いじめ、不登校、発達障害、非行

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    副題にあるように、いじめ、不登校、発達障害、非行に関することに取り組もうとする方にはとてもよい本だと思います。
    新書なのに結構な分量があって、読み始めるまではかなりのハードルがあると思いますが、読めば納得できる分量です。手元に一冊置いておき、振り返りに使いたい本です。

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    2014年04月29日
  • 子どもの問題 いかに解決するか いじめ、不登校、発達障害、非行

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    育てるになかなかに難しい子どもを持ったので、この手の本は時々読むのだが、本書はなかでもたいへんすぐれていた。

    相当いろいろな本を読んできたので、結局言っていることは
    ほかの本と同じではある。

    家の中、学校の中で居場所を作る。
    子どもを受け入れ、親や教師が自分の経験則にとらわれない。
    「どうせ変わらない」と投げ出さない。

    この本は、中でも難しさを抱える子にどう対処していくかを
    丁寧にスクールカウンセラーとしての実績をもとに、紹介していく。

    親の対応も当然重要だが、教師の対応も同じくらい影響力があると
    この本を読んで納得した。

    どことなく自分の子を難しいと感じている親にはもちろん、
    先生

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    2013年12月23日
  • 子どもの問題 いかに解決するか いじめ、不登校、発達障害、非行

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    自立支援施設の園長先生にオススメされて手にとった本。

    まさに問題を抱える子どもにどう関わっていくかが大変丁寧にかかれてあり、

    今後の教員生活の参考書にしようと思うくらい、
    何度も読み返したい本です。

    勿論この本にあるように、そううまくはいかないだろうけど、

    こんなスタンスで子どもと向き合える大人がもっともっと増えてほしいなと思いました。

    たくさんの大人に読んでもらいたい一冊!

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    2013年11月25日
  • 女子少年院

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    女の子は男の子とはまた違った問題性があり,それゆえに処遇の難しさもある。

    「少年院に入ることになったのは親の責任だ」
    とするのは簡単だし短絡的にも思える。
    ただやっぱり家庭という最小単位がうまく機能することが,子どもが安全に問題を起こすことなく成長していくためには必要だと改めて実感した。

    そして,入院するまでに傷ついたり追い詰められたりしないようにするには社会でのシステムやプログラムが必要。
    単なる理解や認識の枠組みを作るだけでもかなり違ってくるんじゃないかな。

    ただ,こういうの読むたびに少年院での取り組みでしか無いのかなとも思ってしまう。
    出院後の社会環境をどのようにすべきなんだろうか

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    2011年07月13日
  • 女子少年院

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    ゼミの先生から勧められた本。
    とてもよかった。
    少年法の先生も言っていたが、「忍耐」が必要なんだなぁ。

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    2011年02月28日
  • 女子少年院

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     再読した。たぶん、ことあるごとにまた読む。
     関係ないひとには、一生手に取ることもないだろうが、わたしのような当事者には、お守りがわりのようなもの。
     たんたんと語られるが、そのなかに、専門家のおそろしく冷静な思慮と、もうひとつなにかがある。かなり、わたしの深い部分に、触れてくるなにか。
     それを愛というには簡単すぎてちょっとちがう。もっと適切なことばがあるような気がするんだがなぁ、と考えて考えてひゃっぺんくらい考えて、「神」かなあ、と思ったりして。
     菩薩が胎児にいのちの露をひとたらしする絵をかつて見たが、あの菩薩の表情がこの文章にはあると思う。

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    2011年02月15日
  • 女子少年院

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    売春、覚醒剤、恐喝、集団リンチ・・・。様々な罪を犯した少女たちが、更生を目指して生活する女子少年院。法務教官として12年間、少女たちの矯正教育に携わった著者が綴る、現場でしか知り得なかった少女たちの叫びとメッセージ。

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    2013年01月11日
  • 女子少年院

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    簡易な語り口で非常に読みやすく、3時間半ほどで読み終えてしまった。
    女子少年院に教官として12年間も勤めた方の、少年犯罪や少年院の現実を綴る本。
    アカデミック系が苦手な人にも触れやすい一冊。

    学校外における教育を考える時に役立つ。
    社会が子どもや家庭をいかに見守っていくか。
    セーフティネットとしての教育とは。
    家庭の齟齬が生む子どもへの影響とは。

    一般に知られにくい教育の場から、子どもの問題を考える。
    普段とは異なる視点から教育を考えてみたい方にオススメ。

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    2012年03月17日
  • 女子少年院

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    珍しい女子少年院に関する本。
    他の(少年)犯罪でもよく示唆されているように、多くの加害者が難しい家庭環境に育ったこと、そして必要な時に十分な助けが得られていなかったことが心に残った。
    これから育てられる側から育てる側へ立場が変わる者として、責任の大きさを感じた。
    よく言われる世代を超えた暴力の連載は、いったいどの様にして断ち切ることができるのだろうか。

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    2011年06月23日
  • 女子少年院

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    元法務教官の方の書かれた本。
    女子少年院の中でのことや、そこに来る子どもたちのことについて知ることができ、とても参考になりました。

    加害性がなぜ生じるのかの説明に納得。
    加害者も、過去を遡れば被害者。
    自分を受け入れて、初めて罪と向き合える。

    本当に、早目に子どものサインに気が付いて、早目に心の手当をしたいと思うのだけれど、私は在宅での支援の難しさを痛感しています。
    限られた社会資源と勤務時間で、どう援助関係を築き、支えていけばいいのか。
    「子どもの安全」を、どう確保すればいいのか。

    今の時点でできることは、相手を想い、まっすぐに心に向かって、私の気持ちを伝えること。
    ささやかだけれど、

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    2010年07月04日
  • 女子少年院

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    少年院の教官だった著者が女子少年院について書いた本。教官だっただけあって,内容が正確である。少年院が幼稚園と同じ目標を掲げているという点については,面白い視点だけど,たしかに,そうだなと思った。実際の事例については,いずれも考えさせられるものが多い。特に,問題を抱えた少年について,特修短期での処遇の難しさが伝わってきた。また,適切な矯正教育を施すことによって,少年が立ち直る可能性があること,そのためには,家族や社会の協力が必要であることなどが,とてもよく伝わってくる。しょく罪教育についても書かれているが,少年の矯正に関わった著者の意見として,きわめて真っ当な意見だと思う。少年法について,興味が

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    2011年09月28日
  • 女子少年院

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    タイトルの通り、女子少年院で先生をしていた方の本。
    「感じない子ども〜」でも書いてあったけど、やっぱりおとなが、今自分がどう思ってるかをありのままこどもに伝えることが大切なのかなぁと思わされた。

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    2009年10月04日
  • 女子少年院

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    女子少年院の仕組みの説明とかはなくて、著者がいかに受刑者(?)と関わり、彼女たちが改心していったかが、なんだか小説みたいに詳述されている。
    脊髄反射的に「悪いことした奴は人間のクズだ!厳罰だ!」と反応しがちな人にとっては、「悪事」の裏に実はいろんな背景があることがわかっていいんじゃないかな。

    ただ逆に「いろんな背景」だけに注目しちゃって、「本人の罪」を度外視する態度につなげないようには注意しないといけない。
    後半の「被害者と加害者の和解」の話もそう。確かに「美談」だとは思うけれど、和解なんて絶対にできないケースもたくさんあるはず。
    「和解することがすばらしいことで、そうでない被害者は狭量

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    2013年12月08日