NHKで放送された「『幸福学』白熱教室」の内容を再構成したもの。この番組、ワタシは見ていない。ポイントの書き写しと感想。
・幸福度はアンケート調査で、科学的に測ることができる。なのでここに書いてることは一応科学的。
・「たとえ宝くじで大金が当たっても、あなたの幸福度は変わらない。」
「お金持ちと
...続きを読む貧しい人を比べてみても、両者の幸福度に大きな差はない」
「結婚の幸せは2年で消えていく」
人間には基本線があって、いいこと、悪いことがあると感情が動くけど長くは続かずにいつか基本線に返っていく。
結婚については平均2年で元に戻る。夫と死別しても2年。2年と幸福、不幸は続かないんですね。
なので幸福=金と思う人は、さらに金を得ないと幸福感を得られない。
・幸せのレシピは「人との交わり」「親切」「ここにいること」
「ここにいること」とは、目の前のことに集中しているほうが、物思いにふけるより幸福を感じる。今この瞬間に集中することは、あなたの「幸福」にとってとても重要なのです。
・幸せになるための原則
幸せのためには「経験」にお金を使うべき。
ご褒美。
ずっと自由にチョコレートを食べられる状況より、食べられない時期を設けてご褒美として食べ
るほうが幸せ。
他人のためにお金を使う
自分のものを買うより他人のために使う方が幸福。子どもなんかそうですね。
・日本人とアメリカ人には、文化的な大きな違いがあります。それは自分を見つめる考え方の違い、視点の違いに表れています。
典型的なアメリカ人は、個人主義で、自分をユニークな存在だと思っています。つまり、自分の「内から外へ」という視点で世界を見ているということです。私たちアメリカ人は、常に自分自身に問いかけ、自分の目標、望み、価値、心理状態について考えています。
それに対して、日本を含む多くのアジアの国々の人々は少し違います。世界を見るときに「外から内へ」という見方をするのです。
自分が舞台に立っているようにとらえ、他人の目にどう映っているかを常に意識している。自分自身がどう思うかは後回しです。それが日本人、アジアの人々にとって大きなプレッシャーとなっているのでしょう。責任や義務を果たすため、うまくやらなければならないと感じてしまうのです。
日本人には、自分や家族、内輪の評判をいつも心配しなければならないという無言のプレッシャーがつきまっており、それが不安感を増すことにつながっているのだと思います。
・レンガ職人の例というのがあります。レンガをただ積んでいるのだと思っているのか、あるいはこれは大聖堂を作っているんだと思っているのか、さらにこの大聖堂を作ることによって人々を幸せにするんたぜと思っているのか。考え方によってレンガ職人の仕事のやりがいも違いますよね。
仕事の関係は「ジョブ」「キャリア」「コーリング」の3タイプがある。コ「コーリング」は天職、社会に役立っている 自分の仕事には深い意味がある という実感が仕事の動機となっている。