あらすじ
各界大絶賛!
ポジティブ心理学とコーチングが明かす「傾聴の全技法」。
1on1、コーチング、カウンセリング、教育、日常会話……
この一冊で、あなたは圧倒的な聞き上手になれる。
■本書の魅力となる4つのポイント
1. 従来の「傾聴」をアップデートする最新技法
「アイコンタクトをする」「相手の言葉を繰り返す」といった、ありきたりなテクニックだけで満足していませんか?
本書が提唱するのは、それらをベースにさらに一歩進んだ「ラディカル・リスニング(徹底的傾聴)」です。
単なる情報の受け取り(ヒアリング)を超え、相手との真のつながりを築くための「動的なスキル」を明かします。
2. ポジティブ心理学の第一人者による「科学的根拠」に基づいたメソッド
著者は、世界各地で活躍するポジティブ心理学とコーチングの権威。「現代人の注意力は金魚よりも短くなっている」という驚きの研究結果や、夫婦関係・職場のパフォーマンスに関する膨大なデータなどを背景に、「どのように聞けば人は動くのか」を論理的に解き明かします。
3. 「内面」と「外面」からアプローチする独自のフレームワーク
本書は、優れた聞き手が無意識に行っているプロセスを体系化した一冊です。
• 内面的スキル: 自分の内なる声を黙らせ、相手に全神経を注ぐために「気づく」「黙る」「受け入れる」技術。
• 外面的スキル:「この人は私のことを分かってくれている」と感じさせる「認める」「質問する」技術、そして意外にも効果的な「口を挟む」技術。これらを組み合わせることで、どんな会話も劇的に質が変わります。
4. リーダーから教育者、家庭まで、あらゆる対人関係を改善
1on1や部下育成、コーチングやカウンセリングの現場はもちろんのこと、異文化間のコミュニケーションや家庭内での会話にまで応用可能な内容です。
分極化が進む現代社会において、信頼を築き、心理的安全性を高めるための「一生モノのスキル」が手に入ります。
「ただ聞くだけ」で終わるのか、それとも相手にとって「人生で最も自分を理解してくれた人」になるのか。
本書は、その決定的な差を生む技術を体系化した、「聞く」ということのすべてを凝縮した一冊です。
【目次】
日本語版刊行によせて
第1部 ラディカル・リスニング(徹底的傾聴)とは
第1章 ラディカル・リスニングがもたらす利点
第2章 意図を持って聞く
第2部 傾聴の内面的スキル
第3章 気づく
第4章 黙る
第5章 受け入れる
第3部 傾聴の外面的スキル
第6章 認める
第7章 質問する
第8章 口を挟む
第4部 傾聴のコンテクスト
第9章 文化を超えた傾聴
第10章 ラディカル・リスニングのための豊かな土壌
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Posted by ブクログ
『聞く』に全集中。
“徹底的に”
聞く技術を身につける!
ラディカルリスニングの世界。
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✾「聞く」ということのすべて
✾著・クリスチャン・ヴァン・ニューワーバーグ、ロバート・ビスワス=ディーナー、訳、星野智子
✾ディスカヴァー・トゥエンティワン
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ラディカル・リスニング。
聞いたことありますか??
⋯私は初めて聞きました。
ラディカル・リスニングとは、
“徹底的に”聞くということ。
⇩つまり
相手を理解することを大事にした聞き方を行うということ。
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人には様々なバイアス(ものの見方のクセ)があります。
その種類、10種類!!
人と関わる上で
それほどまでにたくさんのフィルターがかかってしまうことがある。
だからこそ、
“自分がバイアスを持っていることを認識し、受け入れること”が重要だといいます。
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「相手の考え方を理解しようとする」
「他人の立場になって考えてみる」
のための第一歩なのかもしれませんね。
ラディカル(徹底的に)傾聴することで、つながり合える
社会的動機
①つながりを持つ
②評価する
③影響を与える
認知的動機
①学ぶ
②理解する
③解決する
内面的スキル
気づく・黙る・受け入れる
傾聴の妨げとなる障壁その1「傾聴の内面的障壁」
6時間的貧困「そんな時間は無い」
正しい傾聴 ラディカル・リスニングの2つの意図的な形式
「話を聞くこと自体が目的」
主題・感情・言葉・内容 聞き取ろうとするもの
何らかの目的のために話を聞く
傾聴の社会的動機
つながりを持つ
見ることと気づくことは同じではありません
気づくというのは、意図的に注意を向ける行為から生じる現象
人間の注意力が持続する時間は金魚よりも短い
金魚はわずか9秒ほどしか注意力を維持できない
受け入れる
1,考え方
必ずしも話し相手に同意する必要はありませんし、価値観を共有したり、やり方や行動を支持したり、味方したりする義務はありません。しかしながら、傾聴の質を上げたいのであれば、相手の考え方を理解しようとする努力が必要です。
「他人の立場になって考えてみる」よう支持された参加者は、相手に対する敵対心や偏見が少ないことが分かりました。
2,状況
受け入れるという行為には、その状況の存在自体を認めるという意味が含まれます。
3、個人的な限界
自分の限界を受け入れることで、よりよいコミュニケーションへの扉が開かれます
4、目の前の出来事
受け入れを妨げる3つの障壁
1,自分が正しいという思い込み
自分の現在の考え方が正しいと思い込むこと
「あなたにとっての真実」「私にとっての真実」などの表現は、経験や意見という概念が、より深遠な普遍的真理と同じであるかのように錯覚させます
2,反論あるいは論破するための傾聴
3,礼儀正しさ
バイアスを「批判に影響する体系的で予測不可能な認知の誤りである」と定義しています。
認知バイアス
1,確証バイアス
2,後知恵バイアス
3,自信過剰バイアス
4,保有効果
5,フォーカシング・イリュージョン
6,反事実的思考
7、アクション・バイアス
8、偽の合意効果
9、ネガティビティ・バイアス
10,根本的な帰属の誤り
重要なのは、自分がバイアスを持っていることを認識し、受け入れること
知的謙虚さ
自分自身の考え方だけが正しいとは限らないと認識すること
好奇心を持った視点
心の中で結論付けてしまう前に、新しい考え方を積極的に探求しようとすることです。
ありのままを認めよう
人間はお互いにコミュニケーションを取ろうとするものだ(彼らはそのやり取りを「ビッド」と呼んでいます)ビッドとは、強い関係性を構築するために用いられるやり取りのことです。
ビッドに対する3つの反応
逃げる(無視する),敵対する(敵意をもって反応する)、向き合う(熱意を持って反応する)
7段階の承認
経験の拒絶、感情の否定、経験の過小評価、中立性の維持、価値の付加、経験の肯定、感情の共有
つながりを築くのに役立つフレーズ
その気持ち分かる
言いたいことは分かる
気づいたんだけど…
それってつまり…
あなたのいいたいところは…
ナローイング・クエスチョン
答え方に(その答えの理由を含む)についての自由度を与えながら、明確な回答を得る方法
マイクロ・クエスチョン もっとも重要な部分以外の要素をそぎ落とした質問
役立つ割り込み
確認、同意、補助、注目
効果的に口を挟むためには、素早く行わなければなりません。この行為は厳密に言うと割り込みであり、話してから一時的にスポットライトを奪いますが、社会的つながりを意識しながらほぼ即座に傾聴モードに戻ることで、比較的許容できるものになるのです。
上級者のラディカル・リスニングに文化の知識は欠かせない
分化的教養のある人
ハイカルチャーに対する美的感覚を身につけた人のことです。例えば芸術、旅行、古典文学など良さが分かる人を指します。
分化のもう1つの考え方は、習得した生活様式として捉えることです。
豊かな土壌
信頼、タイムリーな会話、変化が起きる可能性、自律性、協力的な関係性
リーダーが抱える傾聴のハンディキャップ
1,視点的ハンディキャップ
2、知識的ハンディキャップ
3,効率性ハンディキャップ
理解されている・信頼されている・尊重されている