持田鋼一郎のレビュー一覧

  • 世界が認めた和食の知恵―マクロビオティック物語―
    マクロビオティックそのもののお話というよりは、マクロビオティックを築いてきた人たち(石塚左玄・桜沢如一・久司道夫)の生い立ちから苦労話までが載っています。
    非常に客観的に書かれており、宗教チックでないのがとてもイイです。
    桜沢先生が海外に行く際に、日本から持っていった玄米おむすびが腐ったけど、食べて...続きを読む
  • 世界が認めた和食の知恵―マクロビオティック物語―
    [ 内容 ]
    「マクロ」は大きいを、「ビオス」は生命を意味し、「マクロビオティック」とは日本古来の食の知恵を活かした食養法のことである。
    米国では、このマクロビオティックに関する資料がスミソニアンの博物館に殿堂入りしているほど普及したものとなっている。
    そもそもこの食養法は、明治のある陸軍薬剤監が編...続きを読む
  • 世界が認めた和食の知恵―マクロビオティック物語―
    マクロビオティックとその発展を担った石塚左玄、桜沢如一については、島薗進『“癒す知”の系譜―科学と宗教のはざま・ニューヒストリー近代日本』(吉川弘文館、2003年)で、ある程度は知っていたが、あまり興味をもてないでいた。桜沢如一の説く無双原理(易)や、身土不二論にどんな説得力があるのか、あまり語られ...続きを読む
  • 高島易断を創った男
    横浜の街を作ったという「易」の元祖 高島嘉右衛門の話。材木問屋から施工主、為替ディーラ、投獄などを経験した実業家の生涯を時系列に並べている。小説ではないので事実が淡々と書かれているのでワクワクするような本ではない。
  • 高島易断を創った男
    [ 内容 ]
    高島嘉右衛門、現在でも流行りの「易」の元祖である。
    しかしそれだけではない。
    初めてガス灯を点し、横浜・高島町の生みの親であり、日本の実業の基礎を築いた一大事業家としても知られた存在であった。
    また大隈重信や陸奥宗光、木戸孝允らとも親交が深く、特に伊藤博文とは昵懇の間柄。
    日清、日露戦...続きを読む