JohnBrooksのレビュー一覧

  • 人と企業はどこで間違えるのか?

    Posted by ブクログ

    訳者あとがきには、
    本書は1959年から69年にかけて執筆されたエッセイのアンソロジーである。
    と書かれている。

    そうだよなあ。
    内容が古いもの。

    だけど、もはや昔話だと思っていたそのさなかに自分が生まれている、ということに改めて驚く。

    ダイナミックな20世紀の半分近くをリアルタイムに生きてきた割には、実感がないのは、そのダイナミズムは、1960年代が中心だったからなのかも。

    書いてあることは、あくまでも、物語であって、タイトルに対する回答が直接的に書かれている訳ではない。

    だからこそ、何度も読み返す理由があるのかも。

    まだ、読み終わってもいませんがね。

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    2015年07月20日
  • 人と企業はどこで間違えるのか?

    Posted by ブクログ

    1960年代に書かれた本だが
    ビルゲイツが紹介したことがきっかけで人気が出て、邦訳も出版された、とのこと。

    ノンフィクションだからなのか、
    文化的な違いがあるからなのか、
    この章で著者が伝えたいポイントはどこなのだろう、と読んでいて思うことが何度かあった。
    読み手に委ねているのかもしれないが。

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    2015年07月04日
  • 人と企業はどこで間違えるのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1960年代のアメリカの企業や証券市場での出来事を通じて人々がどのような行動をとったのかやその心理を書いた一冊。

    GEやフォードといった有名企業で起こった経営の失敗や価格談合といった事柄について内容と人々の心理が書かれていて、時代背景が全くわからないところもあり、非常に難しい印象を全体的に感じましたが、フォード社や株主総会の話などは興味深く読みました。

    日本企業とは全く異なることを全体的に感じると共に当時の時代背景を伺い知れることもできました。
    半世紀以上前の物語ですが、リーマンショックなど今の時代とリンクするものも多くあり、人間の本質は変わらないということを本書を読んで感じました。

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    2023年01月21日
  • 人と企業はどこで間違えるのか?

    Posted by ブクログ

    事例の古さは否めない。想定外の失敗はミスジャッジやヒューマンエラーから発生するが、IT技術が普及した現代にとって本書から学べる教訓は限定的なものかもしれない。

    読み物としては各章面白いのだが本質や肝が分かり難い。

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    2015年04月16日
  • 人と企業はどこで間違えるのか?

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    1960年代前後のアメリカ経済の転機となるような出来事をまとめたエッセイ集。マーケティングの不祥事、株価大暴落、インサイダー取引等々現在にも繋がるテーマも多く、時代の進化の無さにも驚かされる。加えて、深い取材に基づいた事例をもとに執筆されているため、ドラマ性もありひとつの物語としてとても面白い。
    しかしながら、扱うテーマに対する著者の見解や示唆が入っているわけではないのでそれを期待するとがっかりするかも。特にタイトルの邦訳がその誤解を助長していますね。
    英題は「Business Adventures」らしいですが、なぜそれが「人と企業はどこで間違えるのか?」といった、あたかもエッセイ集ではない

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    2015年02月20日