リチャード・マニングのレビュー一覧

  • GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

    Posted by ブクログ

    人間の進化適応環境は新石器時代であり、それと大きく乖離した現代の生活様式は、様々な疾患や不健康の原因になっている。ヒトが野生だった頃の生活様式に学ぶことで健全な身体を取り戻そう、という本。著者はハーバードの医学者。

    低糖質食の効能について語るときに狩猟採集時代の食生活に言及される(人間はナッツ、果実、肉を中心に食べていた期間の方がイネ科の穀物を常食するようになってからの期間よりも圧倒的に長い)ことが多いが、本書がカバーする範囲は食事だけではなく、睡眠、人間関係(同族意識)、バイオフィリア(自然を好む性向)などにも渡っている。
    いうなれば、「野生の人間」、すなわち私達の体のハードウェアの部分が

    0
    2018年12月06日
  • GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

    Posted by ブクログ

    著者は医学博士とライター。タイトルからは原始時代の生活を安直に賛美するものとも思えるが、全体を通して科学に基づいた内容になっている。

    ワシントン大学保険指標・評価研究所(IHME)は、世界の疾病負担研究で健康に対する危険度の高い12のリスク因子をあげている。
    高血圧
    喫煙
    アルコール
    家庭の空気汚染
    果物をあまり食べない
    BMIが高い(肥満)
    高血糖
    低体重
    大気汚染
    運動不足
    塩分の摂りすぎ
    ナッツ類をあまり食べない

    狩猟採集民は、肉だけでなく、肝臓や脾臓、骨髄、脳、とりわけ脂肪を食べることによって、微量な栄養素を摂取している。

    炭水化物は消化によってさまざまな種類の糖に分解されるが、

    0
    2018年10月31日
  • GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    チーターは肉しか食べないけど生きていける。なぜか、それは肉を食べることで、野菜を食べる必要性をカバーしている。そういうことか!と思いました。不思議と炭水化物ばかり食べるようになった昨今、食の見直しが必要なのかもしれませんね。

    0
    2017年07月24日
  • GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

    Posted by ブクログ

    「GO WILD(野生を取り戻す)」というコンセプトを、進化学・神経科学・ライフスタイルの実践の観点から丁寧に探っていている。

    「食事」「運動」「睡眠」「自然とのつながり」「マインドフルネス(瞑想)」「コミュニティ(社会性)」などのテーマを通じ、科学的根拠をもとに“野生化”ライフスタイルを探る。

    自分のライフスタイルや価値観に照らし合わせてカスタマイズし実践する事ですね!^_^!

    0
    2025年11月25日
  • GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

    Posted by ブクログ

    本書では現代のライフスタイルが人間の健康や精神に及ぼす影響を分析し、より自然に沿った生き方を提案する本人間が本来持つ「野生の力」を取り戻すための方法を紹介している。

    また、「現代の生活が私たちの身体や心をどのように歪めているか」を明らかにしている。

    得られる生活ノウハウ(実践できるポイント)
    1.定期的な運動が脳と精神を最適化する
     → 特に「持久運動(ランニング・ウォーキング・サイクリング)」が脳の神経可塑性を高め、ストレスを軽減し、幸福感を高める。
    2.加工食品を減らし、自然な食事を意識する
     → 砂糖・加工食品・精製炭水化物を避け、魚・肉・ナッツ・野菜など、人類が長く食べてきたものを

    0
    2025年02月27日
  • GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

    Posted by ブクログ

    トレイルラン 低炭水化物 マインドフルネス
    走れ
    魚食え
    低炭水化物 米 小麦 トウモロコシ 芋 少なめ

    リスク要因
    高血圧 家庭空気汚染 果物食べない BMIが高いor低い 高血糖 運動不足 塩分摂りすぎ ナッツ類食べない
    オメガ3脂肪酸 亜麻仁油
    クロスフィット
    自然環境音
    喜び=気づきと予想外の報酬
    新しい変化に着目
    真の敵は変化のない決まりきった日々が続くこと

    0
    2024年09月11日
  • GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

    Posted by ブクログ

    食事にも運動にも多様性が大事、ということが書かれており、そこには共感できる。
    それ以外に関しては、いやそんなん言われてもそんな生活できるかいな…と思うことが多い。
    もちろん、仕事辞めるレベルでやろうとするならできると思う。

    原始人や原始的に暮らしている人々は幸福である!と言われても、トンカツ食べたことない人間がトンカツ食べたいと思わない理論な気がするし、結構強引な気がする。
    めっちゃ病んでたり体調が終わっていたりする、今の生活を続けられない人は読むと良いかもしれない。

    0
    2020年07月04日
  • GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

    Posted by ブクログ

    野生を取り戻すことの真髄は、ストレスに対する免疫力を高め、回復力を養うことにあるという。
    それには、安心安全だけではなく、不思議、脅威に満ちた世界に踏み出すことが大切だという。この両極を軽やかに、優雅に行き来することこそ、重要というのは至言である。
    言い換えるならば、人間は矛盾に引き裂かれた状態でこそ成長するということだろう。

    0
    2019年12月31日
  • GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

    Posted by ブクログ

    人類は走るために生まれた。
    腸が短いので草を食べられない。肉食動物であることの証拠。
    遊動狩猟生活、二足歩行、雑食。
    文明病は農業と定住生活がもたらした。原因はブドウ糖。米、小麦、トウモロコシが三大穀物。南米のジャガイモが4番目。これらで75%のエネルギーを摂取している。でんぷんは複合糖質。簡単に単糖になる。少しずつ炭水化物を摂ること。
    ジュース、ソフトドリンクはだめ。
    オメガ3脂肪酸を摂る。

    パレオ路線の食事をする。穀物と糖は取らない。

    トレランは運動だけでなく、脳も使う。
    はだしランニングに慣れれば足を故障しない。
    クロスフィットトレーニングに参加する。
    健康を保つための運動は楽しくな

    0
    2019年02月20日
  • GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    日本語で言うならストイックとか、江戸時代を見習うとか
    そういったことに興味があったので
    手に取りました。
    多くある仮説のひとつに過ぎす、
    この本の内容すべてに納得がいくわけではないですが
    それもこれをきっかけにして自分で本当のことを考えてみる
    という点において素晴らしいものであると思います。

    アメリカ先住民の言葉として
    すべての動物は人間より賢い、というのが書かれていましたが
    全くそう思いますし、本来の日本人は
    比較的そういった考え方だったと思います。
    そこに正反対の、人間が一番であるという西洋思想が流れ込み
    自分たちが一番という欧米思想が流れ込んできました。
    それについても全てが駄目とは言

    0
    2018年04月16日