石坂典子のレビュー一覧

  • 絶体絶命でも世界一愛される会社に変える!

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    自社の社長がリサイクル業で有名な石坂産業さんを見学し、同社の事業やその他里山再生プロジェクト・地域交流の取り組みなどに感銘を受け、2023年11月末に自分も見学に行くことになったので、同社代表の石坂典子さんの著書を読んで同社の取り組みの詳細や石坂代表の哲学・理念を学びたいと思い読み始めました。

    石坂産業さんがなぜこのような持続的な経営・地域貢献をはじめるに至ったのか、日本中から注目を集めるような素晴らしい企業になるまでの経緯を、初代から社長業を受け継いで悪戦苦闘しながら芯を負けずに戦い続けた様子=まさに「号泣戦記」として知ることができる良書でした。

    同社が今も会社見学を広く実施していること

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    2023年11月13日
  • 絶体絶命でも世界一愛される会社に変える!

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    絶体絶命でも世界一愛される会社に変える! ―2代目女性社長の号泣戦記。石坂 典子先生の著書。どんな仕事でも2代目は批判されがち。親の後を継ぐのはただの世襲だとかコネだとかズルいだとか卑怯だとか不公平だとか。親の後を継ぐことの何が悪いのでしょう。世襲だとかコネだとかズルいだとか卑怯だとか不公平だとか言われても気にも留めない意志の強さと実力を併せ持つ石坂 典子先生は素敵。男性とか女性とかいう時代ではないけれど、女性ならではの強さとしなやかさを持つ石坂 典子先生だから成しえたことは多いのかも。

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    2022年08月17日
  • 五感経営 産廃会社の娘、逆転を語る

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    産業廃棄物の関連の仕事をしているので、この本を読んでみました。

    石坂社長の行動力、勉強量がすごい。
    また、やると決めたらとことん突き詰めていくやり方もすばらしい。

    自分としては、石坂社長の考え方、動き方を少しでもいいからマネできるようがんばっていきたいです。

    また何か新たなことにチャレンジしている石坂社長の本が楽しみです。5年毎くらいに本書いていただけるとありがたいです。

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    2020年03月23日
  • 絶体絶命でも世界一愛される会社に変える!

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    とても読みやすい本だった
    最後は覚悟が大切
    眠れない日が3年続くなど実績を残す人はやはりかなり長い年月を努力している

    形式だけ整えるのが大嫌い
    里山の再生と生物多様性とは違う
    価格主義から退却するためにブランド化がある

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    2019年04月11日
  • 絶体絶命でも世界一愛される会社に変える!

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    平易な文章でスラスラ読めます.業界事情もそれなりに知っているだけに,面白かったし,とても参考になりました.

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    2016年02月12日
  • 絶体絶命でも世界一愛される会社に変える!

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    新・里山資本主義は、企業の生き方だけでなく、人の生き方そのものでもある。利益をあげるのは、地域に貢献し税金を払うためでもある。地域に貢献するとは、「里山再生」と「生物多様性の復元」という相反する取り組みを両立させること。そこから見えてくるキーワードは「共生」。自分を生かしてくれるものすべてを大切にするからこそ未来がある。この考え方はぜひ共有させていただきたい。

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    2015年12月31日
  • 絶体絶命でも世界一愛される会社に変える!

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    こんな近くにこんな会社があったとは。凄すぎて叩かれないか心配。私も現状に甘んじず改革し続けなければ。

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    2015年09月27日
  • 絶体絶命でも世界一愛される会社に変える!

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    人は肩書きがないと物事を判断できないんだなと感じました。それまで拒否反応を示していても、規格を取得するだけで信用される。なんともファシズムな世の中。
    社長の石坂さんの行動力とビジョンに脱帽。
    勝機を見出し、それに対して妥協しない親子の姿勢はプロフェッショナルを感じました。
    素晴らしい作品。

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    2015年03月29日
  • 五感経営 産廃会社の娘、逆転を語る

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    ネタバレ

    大枠は、二代目社長さんのこれまでと考え方。
    他の方の感想に無かったもので、

    個人的に、好きな箇所は
    「子供たちにiPadでスケジュールみられて、週に夕飯を一緒に過ごす日が少ないとブーイング」

    仕事だけでなく、母親としてもご活躍されている姿は頭が下がります。

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    2023年09月16日
  • 五感経営 産廃会社の娘、逆転を語る

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    上司に勧められて読みました。読みやすい文章ですが物事の本質をつくようなところもあり、考えさせられました。
    本自体の話から逸れますが、廃棄物処理に文句を言う人はゴミを捨てる資格がないですね。そういった短絡的な思考に陥らないよう注意したいと思います。

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    2022年07月23日
  • 絶体絶命でも世界一愛される会社に変える!

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    埼玉県入間郡三芳町にある産廃業者、石坂産業。
    ダイオキシン騒動を乗り越えるどころかそれをバネにし、
    ピンチをチャンスに変えるがごとく、
    大きく飛躍していきました。
    本書は、その道程を社長自らが語る本です。

    逆境、逆風のなか、次々と手を打っていきます。
    多額の資金をかけた焼却炉をつぶすときであっても、
    その意味合いは後ろ向きではありません。
    前を見据え、会社を存続させていくための、
    「攻め」としての後退だったりします。

    それから、社員教育をおこない、
    掃除や整理整頓を徹底させるようにしていきます。
    産廃業のマイナスイメージをプラスに変えることが、
    石坂産業を存続させていくために必要だ、と考え

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    2020年09月23日
  • 五感経営 産廃会社の娘、逆転を語る

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    ものすごく共感できた。素晴らしい経営者が素晴らしい会社をつくる。そのロジックあるのみ。

    石坂さんは産業廃棄物処理会社「石坂産業」の2代目社長です。
    産業廃棄物処理というと、いわゆる3K(汚い、きつい、危険)の典型的な業種で、男性中心の業種というイメージありました。石坂さんは名前のとおり女性です。創業者の父親から社長の座を受け継いだといっても、男性中心の会社であったことから、多くの反発を生み、多くの社員が退社しました。
    さらに環境問題の高まりから周辺住民とのトラブルもあり、難しい経営の舵取りが求められました。
    そうした中、石坂さんはまさにタイトルにあるように「五感」を研ぎ澄ませ、真剣に仕事に取

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    2017年10月09日
  • 絶体絶命でも世界一愛される会社に変える!

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    「脱・産廃屋」を掲げ、リサイクル率95%、敷地面積の80%を里山として地元に開放している、石坂産業の女性社長の著書。
    産廃業者は世の中になくてはならない存在なのに、3K職種としてイメージは決して良くない。ダイオキシン騒動からの大バッシング、廃業のピンチを迎えた時、自ら社長を継ぐことを父親に申し出る。
    男社会の中で、10年かけて産廃のイメージを変えてしまった。その手腕と気持ちの持ち方には学ぶことがたくさんある。事業承継の一つのモデルにもなるし、CSRになぜ取り組まなくてはいけないかも理解でいるようになるだろう。

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    2016年12月08日
  • 絶体絶命でも世界一愛される会社に変える!

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    先に新しい本「産廃業者の娘、逆転を語る」(2016.9)を読んでしまいましたがw、この本が著者・石坂典子さんの初めての著書です。「絶体絶命でも世界一愛される会社に変える! 2代目女性社長の号泣戦記」、2014.12発行です。先に読んだ本で、人間関係の基本はすれ違う一瞬の挨拶が真剣勝負との言葉でした。素晴らしいなと思いました。本書では、地域をとても大事にして「焼却」をやめ、会社は見た目「パン工場」のようにすると。そして会社敷地の2割が「工場」、残り8割は「里山」に。ゲンジ蛍と蜜蜂が育ってるそうです!

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    2016年11月19日
  • 五感経営 産廃会社の娘、逆転を語る

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    内容自体とても良いのですが、特に、星野リゾートの星野社長が石坂産業見学記を寄せていて、それがすごくいいです。星野社長の話を補助線にすると、石坂社長のやろうとしていること、親子の関係など、この本に書かれたことのすべてに、一本の筋が通っていることが見えてきます。

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    2016年10月22日
  • 絶体絶命でも世界一愛される会社に変える!

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    産業廃棄物処理を生業としている「石坂産業」の二代目女性社長による企業再生物語。環境汚染の風評により逆風が吹き荒れる中、30歳で社長に就任。マイナスのスタートから、どうやって、地域に愛され、必要とされる企業となったか。その過程を余すところなく、赤裸々に語ってます。いやしかし、その改革に至る道のりは「凄い」というよりも「凄まじい!」と表現した方がしっくりくる。石坂産業が作った里山はぜひ、訪れてみたい!

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    2015年01月10日
  • 絶体絶命でも世界一愛される会社に変える!

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    産業廃棄物を廃棄・リユースする会社の社長の物語。ユニークな会社だと思いました。叩き上げの父親が創業した産廃会社を娘である現在の社長が継ぎ、産業廃棄物を処理する会社から、産業廃棄物を処理してリユースできる会社に変革した。処理方法も、燃やすして有害物質を外部に出すのではなく、クリーンな風力で産業廃棄物を分解して、有害物質を出さないようにした。また、産業廃棄物をリユースするというエコロジーな循環経済を地域密着で育てていくために、里山を作り、手入れをして、お客様や社員、地元の住民に来てもらうようにし、産業廃棄物の処理方法やリユース方法に理解を得ようと努力を続けた。今ではきちんと利益を出し、持続的事業と

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    2021年10月25日
  • 五感経営 産廃会社の娘、逆転を語る

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    ちょっとした思いつきだけでは、大きな共感は得られません。小さなアイデアを出発点に、地域の歴史を深く学び、世界の人たたが持つ問題意識と照らし合わせた時、大きな変化が生まれました。

    廃棄物とは、誰が出すのでしょう。どこから出るものでしょう。私たちの社会から「汚れた廃棄物」が絶えず出てくるのは、どうしようもない現実で、そんな現状を批判するだけでは、何も変わりませんし、変えられません。
    だから、力を合わせて取り組めることはないか、一緒に考えてほしい。

    社会貢献というと、海の向こうの貧しい国に何かを贈るといったイメージを抱く人も多いですが、そればかりではありません。むしろ足元を丁寧に見直し、身近な利

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    2021年01月13日
  • 五感経営 産廃会社の娘、逆転を語る

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    凄い人だ。荒っぽい産廃会社の社員を引っ張る女性社長というのも凄いけど、それより30で社長という年齢にびっくり。よっぽど普段から物を考えてきていないとできない。「やんちゃだった」というのをみてよくある「昔はワルでした」という手垢のついたストーリかと思ったけど、若気の至り的な要素があるとはいえ一人でアメリカ留学してプラプラするという、なかなかのバイタリティ。

    ただ本書はもう少し踏み込んでほしかった。「そこもう少し詳しく語って」というところのオンパレード。

    自分たちが出したゴミを処理するという社会的な使命がすごい。反省します。『要らなくなったモノはポイと捨てて、誰かが処理してくれるのを待つだけ。

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    2017年08月28日
  • 五感経営 産廃会社の娘、逆転を語る

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    nhkラジオで紹介。
    凄い人が、いるものだ。
    下記4点いいなと思いました。
    値段決めは経営。安売りは断固拒否します。
    p109
    本質的に正しいのは、全員に喜んでもらえること
    p186
    朝一ほうれんそうのすすめ
    p204
    自分は何のために会社に来ているのか
    p262

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    2016年12月11日