さいとー栄のレビュー一覧
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ネタバレ 購入済み
夢かもしれないけど
昔、レースで活躍していたバイクをレストアして、実際にレース場を走るなんてとてもワクワクしちゃいますね。この時代には昔の機械たちは実はもう動かないのかもしれないけれど、夢でもいいからレース場で走り抜けたら楽しいだろうな
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Posted by ブクログ
セローが急ブレーキかけた時、「キュカカッ」って音立てて、ロック気味にタイヤ滑らせるのがすっごい好き。
…明らかのそこがメインじゃないんだけども(苦笑
人っ子一人いない終末を、少女2人がバイクでツーリングする話。
文明の明かりが無い世界は暗闇と静寂に満ちていて……と言いたいところですが、意外と明るく賑やかな感じ。
主人公、ヨーコとアイリがのんびり楽し気に旅をしているからでしょうか。それとも、カモメや猪、魚といった動物や、風や波といった人以外の息遣いが満ち満ちているから?
それは見覚えがあるけれど、私が知っている世界とは決定的に違うもので…どうしようもない空虚感を覚えずにはいられません。
女の子たちの可愛さに胡麻化されそうになりますが、世界は結構容赦がありません。
文明の残り香は暴走し、自然は牙を剥き…静かに放射線量は危険域。
それでも、ただ「知らないものに出会いたい」という好奇心だけでアクセルを開けれるヨーコ達の純粋さが単純に心地良いのです。
あと、兎に角描写が凄い。
遠くない未来の人がいない世界、としてのリアリティ。
崩れたビル、錆びた橋脚、緑に呑まれた道路…。
と言った、風景もさることながら、セローの挙動やヨーコたちの動き、表情の目まぐるしさが事細かに描かれていて、それが生命力、終末世界を生き抜く説得力のように感じられるのです。
セローで走る二人の髪や服のすそがなびいてるとことか素晴らしいと思いますね。
あと、アイリのプラズマ発射シーケンスがシンプルにかっこいい。
この辺、男の子大好き要素ですね。
…きっと、世界はこのまま終わるのだろうけれど、きっと、それでも楽しく生きていける、って思える話。 -
Posted by ブクログ
あっ、これ良い。良いんでは?
実はこの作品の存在を知らなくて、いきなり2巻から買ってるんですが、思いの外ツボ。
最近流行りの終末世界もの。
恐らく、人類滅亡からそう遠くない未来。
具体的には建物はまだ輪郭を残し、しかし緑の浸食は始まっている光景が広がっている世界を、2人の女の子がバイク(セロー)で旅する物語…のはずです。
まず絵が好きなんですけど、線の強弱、細かい動き(人だけじゃなく、風や埃なども含めて)がきっちり捉えられてるのが素晴らしい。
特に、人がいなくなった街がどうなるか、と考えた時、普通に他の動物が台頭していると考え、見慣れた光景に異なる生態系が生まれている描写が、何ともリアルだなぁと思えます。
そしてそこで生きる動物たち、自然の表現に説得力があるので、「ちょっと隣の異世界」といった感慨がある、と。
個人的に旅、特にツーリングには惹かれるものがあるのですが、更にヨーコの好奇心や感受性を通して見るとより魅力的なものに。
…無用のトラブル引き起こしてるだけ、という気がしなくもないですが(苦笑
バイク(セロー)のメンテナンスや機動性、サバイバルの知識などを知れる、というのも一つの魅力ですね。
寂しさと諦めが満たす終末の世界を、明るく前向きに楽しんでるヨーコとアイリの旅路、
これは続きが楽しみです。
……っていうか、その前に1巻を手に入れなきゃ…。
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