【感想・ネタバレ】終末ツーリング 3のレビュー

さいとー栄

文明が滅んだ何もない世界――。
楽しいことを探して少女2人がセローでトコトコ駆け回る
異色のバイク旅マンガが待望の第３巻！

ヨーコとアイリは、姉からの連絡を受けて
研究学園都市・つくばを目指すことに。
その後、霞ヶ浦にも足を延ばしたあと、
２人が向かったのは
サーキットのある「モビリティリゾートもてぎ」。

そこにはたくさんのバイクが動態保存されていて――。

[YASU104 · ★★★★★]

夢かもしれないけど

昔、レースで活躍していたバイクをレストアして、実際にレース場を走るなんてとてもワクワクしちゃいますね。この時代には昔の機械たちは実はもう動かないのかもしれないけれど、夢でもいいからレース場で走り抜けたら楽しいだろうな

[ブクログ · ★★★☆☆]

　３巻なので基本構造は割愛。
　終末の日本。
　在りし日の情景を浮かべながら、旅をする物語。
　前巻の「海ほたる」から「つくば」「霞ヶ浦」「モビリティリゾートもてぎ」。
　世界の背景を語るキッカケなのか、彼女たちに指示が介入しはじめる。
　主人公達の気ままな旅から、若干流れが変わってきた感じ。
　多分大きな伏線であり、最後に回収されるのであろうが、伏せられて以上深読みしないで受け入れるなら・・・。
　安易なアプリの存在が話の奥深さを埋めてしまっている印象。
　もっと主人公達が考えて動く姿が見たかったかも。