村瀬秀信のレビュー一覧

  • 気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている

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    箸休めで手に取った本なのに色々考えさせられた。文章は終始おちゃらけに徹しているが、最後の章は何ともしんみりさせられる。文中で語られる外食チェーンの栄枯盛衰ぶりや"飲食業界の国内需要は限界"という言葉に時間の残酷さを感じずにはいられない。読み進める内に家族で行った外食の思い出が蘇ってきた。父はよく外食に連れて行ってくれた。思春期を迎えいつしか煩わしくなったが、今ではとても恋しく思える。大切なのは"何処で"食べるかではなく"誰と"食べるか―。祖父母が連れて行ってくれた「ハングリータイガー」は今でも思い出せる。

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    2018年06月20日
  • 気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている

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    山田うどんって、埼玉ローカルだったのね。
    給食にも出てきていて、個人的にはポピュラーだと思っていたのだが。

    行ったことも聞いたこともない、地元なりのポピュラー店もあった。が、行くことなさそうだ。

    美味しそうな表現はあまり描かれていない本。

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    2017年12月26日
  • 気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている

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    それなりの年齢になって、いいお店の馴染み客になって旨いものを食いたい。そう思っていたはずの著者にいきなり回ってきた「チェーン店で食べて書く」という連載。なんでそんな仕事をせなあかんのと思いつつも、行ってみれば金のなかった時代に数百円で満腹にさせてくれた店だらけ。著者は関東在住のため、ずっと関西にいる私は知らないチェーン店多数ですが、「吉野家」の七味の配合や「餃子の王将」の餃子の値段が東京と大阪では異なることなどを知ってビックリ。店への思い入れによって著者のテンションがちがい、たまに壊れているのではと思うほどの暴走を見せています。そういうときはちょっとついていきづらいかも(笑)。著者とテンション

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    2017年05月10日
  • 気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている

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    外食産業は日頃からお世話になっています。近所のチェーン店にローテーションのように行っています。そんな自分にとって、この本にはよく知っているお店がずらりと紹介されています。しかし中には名前も場所もよく知っているけど、何故か行ったことのない店もチラホラ。例えば山田うどん。この本の紹介でがぜん興味を持ちました。どういうお店なんだということは分かりました。ではその後行ったかというと、 Noです。

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    2016年11月13日
  • 気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている

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    外食チェーン店をこよなく愛する著者による評論的エッセイ集。多岐にわたるチェーン店それぞれの特徴を面白おかしく語る各章は味わいあるが、さすがにこれだけ外食の話が続くといささか食傷気味になる。

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    2016年09月11日