村瀬秀信のレビュー一覧

  • 気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている

    Posted by ブクログ

    8歳年下の「後輩」の、テンション高いチェーン店談義を聞いているように読んだ。著者とは、追憶ののりしろが多い。ただ千葉の田舎で青春~就職という自分には未来店のチェーン店が多い。地元にある9店、地元にはないが行ったことがある6店。「孤独のグルメ」に触発されて非チェーン店で外食するようにしている自分だが、神奈川や沖縄限定のようなチェーン店だったら行ってみたい。

    0
    2024年06月13日
  • 気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている

    Posted by ブクログ

    砕けた陶酔型の文章で親近感があって好き。語彙も豊かで阿川佐和子の男性版みたいな。
    聞いたこともない関東のチェーンも多いが、描写でイメージが湧く。短い文で勢いがあってさっと読める。

    0
    2024年05月21日
  • 虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督

    Posted by ブクログ

    1955年33試合だけ阪神の監督だった岸一郎。プロ野球経験のない60歳。なぜ彼が監督になったのか、謎に迫るドキュメント。

    面白かった。岸前後の阪神の歴史や当時の混乱ぶりがよく分かる。

    0
    2024年05月07日
  • 虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督

    Posted by ブクログ

     なるほどなあと、この人物を掘りおこしてきたことには感心した。
     ただ、一冊の本にするには、ちょっと材料が足りない思いもあった。
     梅本さんが登場したのは、とても嬉しかったが。
     

    0
    2024年04月23日
  • 虎の血 阪神タイガース、謎の老人監督

    Posted by ブクログ

    阪神-巨人戦には『伝統の一戦』という冠がつくが、対戦戦績を見れば 阪神の791勝1031敗73分、巨人へ240もの勝利を献上。歴代監督数を見ると、岡田彰布は35代目、巨人は阿部慎之助が20代目。創設年数は88年の阪神に対し、巨人は89年とほぼ同じ歩みながら、生え抜き主義の巨人に対し、阪神は監督の首のすげ替えはなはだしく、『歴史はあっても伝統はない』と言われても仕方ないほど、監督数と同等の『内紛』を引き起こしてきたのが阪神。

    ■本書は…
    阪神のお家芸と言われる監督交代時のゴタゴタ。お家騒動が常態化するキッカケになったのでは?と言われる第8代監督『岸一郎』をめぐる不可解人事。その奇怪な真相に迫る

    0
    2024年03月08日
  • 地方に行っても気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている

    Posted by ブクログ

    本書に取り上げられている中で、以下は食べた事あり。

    ぎょうざの満洲 … 読んだら無性に食べたくなり二週連続で行った。

    桔梗屋 … 桔梗信玄餅がここまで全国区になるとは。

    炭火焼きレストランさわやか … 子供の頃はさわやかでステーキばかり食べてた罰当たり者も、今は地元を代表するものと言えばさわやかの本社あると答えられる果報者。昔のさわやかは待合室もワクワクするほど豪華だった。

    小木曽製粉所 … 残念ながら特別美味しかったという記憶がない。

    ココイチ・天下一品・丸亀製麺・Joyfull・リンガーハット … 全国区。

    チャンピオンカレー … 特別カレーが好物ではないからか、余り味の記憶が

    0
    2023年08月07日
  • それでも気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている

    Posted by ブクログ

    自分の記憶にあるお店をかいつまんで読んだけれど、それでもチェーン店っていいよね!って気持ちにさせてくれる一冊。私もチェーン店大好き。

    0
    2022年02月24日
  • ドラフト最下位

    Posted by ブクログ

    あんまり現役時代を知ってる選手おらへんかったけど、読み物として面白かった。

    印象に残ってるのは、由田と三輪。

    由田はオリックスにおったから知ってたけど入団経緯は初めて知った。早稲田で鳥谷・青木と並んでる選手ってイメージやったけど、全然違ってて、なんというかって気持ちになった。

    三輪はこんなマインドでもプロになれて、生き残る選手もおるんやって率直にすごいと思う。

    0
    2021年12月12日
  • それでも気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている

    Posted by ブクログ

    チェーン飲食店を紹介する連載集の第二弾。
    当然だけど、チェーン店の数にも限度があり、数店しかなかったり、まさかの一店舗だけのお店も掲載されている。また、地方にしかないようなお店も本来であれば対象外だったのではなかろうか。
    とは言え、掲載されているのはどこも興味を惹くチェーン店であり、近くにあるなら寄ってみたくなる。

    0
    2021年06月13日
  • ドラフト最下位

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    続けて面白い本に巡り合えてうれしい限り。
    テーマはタイトル通りの「ドラフト最下位」。掲載順も良い並びだと思えるのは、今現在私が30後半だからだろう。同年代から上に下に。
    しかしまぁ改めて厳しい世界だ。普通の社会人なら若手で通る20代後半ですら、現役のNPB選手として続けられているのは一人しかいないんだから。

    0
    2021年05月21日
  • ドラフト最下位

    Posted by ブクログ

    まえがきによると、野球人口に対するドラフト指名率は0.03%で東大合格より狭き門。

    指名された選手はそれだけでエリートのはずだけど、本書に出てくる選手たちは「底辺」からの脱却するためにひたすら練習に明け暮れる。時には試合に出ることなく、ほぼ一年。しかし、それが報われるとは限らない。

    本人たちの苦労も大変だが、彼らの力を信じて練習に付き合い、アドバイスする二軍の監督やコーチたちの影響力は計り知れない。二軍こそチームの根幹だと思う。

    0
    2020年08月19日
  • ドラフト最下位

    Posted by ブクログ

    ある年に、最後に名前を呼ばれた男たちを追って―。福浦和也、田畑一也、三輪正義、伊藤拓郎、今野龍太、長谷川潤ほか。球界の片隅にあった驚き、苦悩、思いがけない栄光を描く。

    着眼点がよい。野村再生工場、ありましたね。

    0
    2020年08月08日
  • それでも気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている

    Posted by ブクログ

    「散歩の達人」連載の人気エッセイの第2弾。ネタ切れしつつあることを作者も自覚してる感じがほのぼのとしている。さすがにローカルなチェーン店が多い。

    最近のプロ野球に関する作家としては五本の指に入るだろう筆者。ほぼ同世代ということもあり、小ネタに思わず笑ってしまう。

    第二弾ともなると残念ながらネタ切れの感。それでもパワーで強引に押し切っているところがほのぼの。純粋なエッセイとしては十分に楽しめる。

    後書きなど単にウケ狙い的な文章でなくほんのりさせるワザこそ筆者の魅力なのだとつくづく思う。「止めたバットでツーベース」と共通のペーソス。

    気楽に読める一冊でした。

    0
    2020年07月25日
  • それでも気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている

    Posted by ブクログ

    チェーン店の食レポなんてどうやってやるのだろう。
    と思っていましたが、これが非常によく出来ています。

    各店毎にその時の紹介文にテーマを持たせて、おもし
    ろおかしく読ませます。

    「オリーブの丘」という東京の武蔵野あたりだけで
    展開しているイラリアンレストランを紹介する回は
    「サイゼリア」という巨大勢力に挑むマフィアの
    抗争になぞらえていて、非常に文章のクオリティが
    高いです。

    「チェーン店では新しい発見はなくて面白くない」
    と思っていましたが、今度の昼にはちょっと行って
    みるか、と思ってしまう一冊です。

    0
    2020年05月21日
  • 止めたバットでツーベース 村瀬秀信 野球短編自撰集

    Posted by ブクログ

    主役になれない人たちにもドラマがある。人生、誰でもドラマチックに生きることができる。野球に関わる熱い脇役たちの物語がバカバカしくも羨ましく思えてくる。

    0
    2020年03月30日
  • 止めたバットでツーベース 村瀬秀信 野球短編自撰集

    Posted by ブクログ

    野球そのものというよりは、取り巻く人々を丹念に取材した内容。どのエピソードも野球愛に溢れ、読むだけで微笑ましくなる。まったりと読めて、この時期だからこそ、読んでほしい一冊

    0
    2020年03月24日
  • 止めたバットでツーベース 村瀬秀信 野球短編自撰集

    Posted by ブクログ

    プロ野球、パリーグが好きでよかったと改めて感じる。筆者は横浜ファンのようだけど、パの熱い部分をうまくくみ取ってくれてる。白球のファンタジー歌いたい

    0
    2019年06月08日
  • 止めたバットでツーベース 村瀬秀信 野球短編自撰集

    Posted by ブクログ

    タイトルと帯のコピー(雑文書き)から、ゆるいコラムを連想して読み始めましたがガチです!
    十人十色、いろんな野球バカが愛くるしく描かれてます。
    トメツーの由来も面白く、捨て章なしで楽しめました!

    0
    2019年04月20日
  • 気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている

    Posted by ブクログ

    作者は僕の1歳下なのでほぼ同じ遊びをして、同じものを食べていた可能性が高いです。物心つくかつかないかの辺りで周囲にチェーン店が出来始めました。生まれが中野区なのでそう意味では最先端にいたと思います。幼児から小学生にかけてはレストランでもなんでも個人店が多かったと思います。ジョナサンが近所に出来た時にはカルチャーショックでした、誕生日はジョナサンでしたね。それまではサカイヤというお高めのレストランに行っていたと思います。牛丼も一般的ではなかったので初めて食べたのは高校生くらいかもしれません、吉野家の牛丼食べてみたいと思っていましたが、小学校中学校の時は食べた記憶が無いです。マックは小学校の時にた

    0
    2017年11月06日
  • プロ野球最期の言葉 平成編

    Posted by ブクログ

    1番活躍したチームではなく、日本で最後に所属したチームの個所で紹介されるので、この人がこのチーム?という事も多かったが、仕方ないところだろう。
    これで、どのチームにいつからいつまでいたかとか、最後の年の成績が載っていれば、どのような状態(余力ありとか燃え尽きたとか)でその言葉が出てきたのかがわかってなお面白かったと思う。

    0
    2015年05月26日