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ある年に、最後に名前を呼ばれた男たちを追って――。
球界の片隅にあった驚き、苦悩、思いがけない栄光を描く。
公式戦登板なしでプロ入りした男 高橋顕法/再生された男 田畑一也/最下位から千葉の誇りになった男 福浦和也/最下位を拒否した男 高瀬逸夫/球団幹部に出世した男 大木勝年/日米野球でやってきた男 鈴木弘/隠しダマの男 清水清人/9並びの男 吉川勝成/ゼロ契約の男 橋本泰由/勘違いしない男 松下圭太/2年連続最下位指名を受けた男 由田慎太郎/ありえなかった男 三輪正義/ポテンシャルが眠る男 鈴木駿也/怪物だった男 伊藤拓郎/1と99の男 今野龍太/育成の星になった男 長谷川潤
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Posted by ブクログ
2020年プロ野球セ・リーグの首位打者であった
佐野恵太選手は、2016年のドラフトではDeNA
ベイスターズの最下位である9位だったことは、
多くのメディアで周知のことです。
プロ野球でのドラフト会議では、毎年絶対に1位
指名されると予想される話題の選手が出てきます。
その反面、最初から順に指名していくわけですか
ら最後に指名される選手も必ずいます。
その最後に指名される選手は、失礼ながら全く
無名と言っていいのですが、スタートは横一線
なのです。
そんな結果が全ての世界で、最下位選手たちが
どんな野球人生を送ってきたのか。
「えっ、あの選手も最下位指名選手だったのか」
と驚くくらいのスター選手もいます。
まさしく実力の世界で彼らがどういう気構えで
上昇していったのか。一方で夢破れた人も当然
います。
それらの悲喜こもごもを知ることができる一冊
です。
Posted by ブクログ
その年のドラフトで一番最後の指名だったプロ野球選手を取材した作品。全16名。「野球太郎」に連載のコラムから。
プロ入りすれば順位は関係ないとの見方もあるが、やはり最初のチャンスは大きく異なる。順位=スカウトの評価でありやはり下位指名から活躍する選手は少ない。本書の登場人物では先日引退した千葉ロッテの福浦和也、ヤクルトで活躍した田畑一也が稀有な例。
多くは既に引退した選手。プロ入りを悔いることなく第二の人生を送る。
貴重な現役選手、楽天の今野龍太の話が秀逸。試合をするメンバーにも事欠く高校から2013年楽天に9位指名で入団。ドラフト1位は松井裕樹。背番号は1と99。プロ入りから6年。かたや通算100セーブとようやくの1勝。これからの同期生の巻き返しが楽しみである。
年代が偏らず、あまり知られていない過去の選手にスポットを当てたところが実によい。
筆者は最近プロ野球本で好作品を連発している。本書も素晴らしい。次回作にも期待したい。
野球ファンは必読
ドラフト最下位のプロ野球選手16名の苦闘と成長を描く感動のノンフィクション。
「野球太郎」の連載コラムを基に、逆境を乗り越える姿を熱く綴る。やや展開が単調だが、野球ファンは必読。
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