みののレビュー一覧

  • にほんのうた 音曲と楽器と芸能にまつわる邦楽通史

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    ネタバレ

    みのミュージックチャンネル、みのさんが執筆。
    海外の間違った邦楽通史に心を痛め、自らが書きあげました。もう、辞書です。すごいです。
    これからもいろんな音楽に触れるたびに、
    これを引いて、邦楽通史に肉付けしていきたいと思います。
    本書への「広範な討論や批評は養分となり、大樹として幹、枝葉、根を大きくしていけると信じている」
    愛の物語です。

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    2025年06月28日
  • 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語

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    Jポップの定義、自分の音楽の趣向のルーツを知りたくて読んでみた

    この本1冊では気になっていたことは分からなかったけど、音楽に無知な立場の自分にも近代音楽のルーツをなんとなく知ることができた

    4.50年代の音楽が現在でも聞けることに感動した
    激動の時代で自分の思想を啓蒙してきた音楽家ととに、それを形に残してきた人にも尊敬

    こういう本他にもあったら読んでみたいけどあんまり無さそうでかなしい

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    2025年03月13日
  • にほんのうた 音曲と楽器と芸能にまつわる邦楽通史

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     YouTubeで「みのミュージック」という国内外のロックやポップスの解説動画をよく見ている。みのさんのロックやポップスについての愛と知識が半端なく守備範囲も広いので面白いのだが、ある回では「ペリー来航」と日本の音楽の関係について語っていて、「守備範囲どこまで?!」と驚き、この「にほんのうた」の通史についての本を書かれていることを知った。
     普通、ロックやポップス専門の方なら日本の大衆音楽の歴史として、せいぜい昭和に入ってからの歴史を書かれるのではないかと思うが、この本ではなんと「縄文時代」から始まっている。出土した縄文時代の楽器を博物館から提供された写真を掲載して説明している。そして明治の前

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    2025年03月03日
  • 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語

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    今までふわっとしかイメージできていなかった音楽のジャンルと歴史について、その概要とその音楽の特徴、生まれたわけなどを知ることができた。
    これからの音楽体験が楽しみになる一冊だった。

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    2023年01月19日
  • 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語

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    ロック・ポップス史入門としてオススメ。同時代の日本シーンとの比較が勉強になります。GSは早かったけどシンガーソングライターじゃなかった辺りがビートルズらと決定的に違うよね、みたいな。

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    2022年10月14日
  • 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語

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    音楽解説系YouTuberのみのさんはとにかく聞いてる曲の数や音楽の知識が半端ない。オレも昔はよく動画拝見してたけど、今年に入ってからは関ジャムには出るわ、AppleMusicでDJ始めるわと活躍ぶりがスゴい。

    この本はブルースからロック、ヒップホップに繋がる歴史が簡潔にしかし要点を抑えて解説されていて、とてもわかりやすい。

    なにより後書きの内容が素晴らしかった。

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    2021年10月04日
  • 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語

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    音楽史のことを知っていきたいという私にはピッタリの内容でした。
    みのさんのYou Tubeは見ていますが、その内容が一冊にまとまっているので個人的にはとても助かります。

    ブルースから始まってロック、ボップがどのように変化していったのか、その音楽があったときの時代背景まで分かりやすく簡潔に書かれています。

    ロック、ボップに限らず、音楽は過去の音楽からの影響が何かしら詰まっているものだと思います。
    そのルートをザックリひとまとめになっているので、ロック、ボップの音楽史、ルートを知りたい人にはおすすめです。

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    2021年06月23日
  • 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語

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    YouTubeチャンネル「みのミュージック」で幅広い音楽知識、アート、社会情勢、テクノロジーの発展から独自の音楽評論を展開し、さらに自らアーティストとして活躍しているみのさんの初書籍!20世紀初頭のブルース、ゴスペル、フォーク、カントリーから90年代のグランジ、ブリットポップまでザクッとコンパクトに解説した内容。巻頭のツリー図やページ下段の重要アーティスト解説も情報の整理や補完にとても役に立ちます!

    特に1.英米ロック史の流れとの対比での邦楽ロック史解説、2.現代ポップスでは外せないヒップホップの70年代から80年代の歴史解説の2点は今まであまり無かったポイントで楽しめました!

    自分の好き

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    2021年05月08日
  • 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語

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    友達にオススメされて読んでみたけど速攻で読破するほど面白かった。みのミュージックはYouTube でいつも見てたから音楽の歴史を楽しみながら読めました。 最初の音楽史の年表見てるだけでも楽しい!音楽も色んなインスピレーションの派生で繁栄したと思うと感慨深い、、!
    読んだ後は暫くエルヴィスにハマりました。

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    2025年05月09日
  • 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語

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    音楽の歴史を分かりやすくも、面白いエピソードとともに説明されていて読みやすい。
    音楽リストが各章ごとに設置されるとなお良い。そのほつが読みながら全部の曲を調べながら読む手間が省ける

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    2024年07月14日
  • にほんのうた 音曲と楽器と芸能にまつわる邦楽通史

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    螺旋階段を登るような平面的には行きつ戻りつしつつ少しずつ上昇する構造は、読み手にそこそこの忍耐力と読解力を求める。
    多重構造的な内容を解説する難しさを痛感する一冊だけど、終わって全体を俯瞰すると、とてもよく纏まってて自分みたいな門外漢にはただただ面白い

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    2024年03月10日
  • 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語

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    たとえばイーグルスは、なぜHotel Californiaで「1969年以来ロックの精神は死んだ」と歌ったのか

    音楽は、時代の影響を受ける
    というより時代が生み出したものなんだな

    面白かった
    もっと2倍くらいの量にしたら良かったのに

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    2023年12月10日
  • 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語

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    ロックの歴史を、社会的背景を丁寧に取り上げながら語った歴史書。音楽と社会のムーブメントとのつながりがよく理解できます。
    何より日本の音楽シーンを併せて紹介しているのが素晴らしい!歌謡秩序(専業作家が自作自演の良さを取り込んでしまう)の概念はとても興味深いです。

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    2023年05月06日
  • 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語

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    80年代まではよくまとまっている。90年代がまだ評価が定まっていない感を受ける。

    アメリカの黒人奴隷が歌っていた労働歌のジャンルのひとつ「フィールド・ハラー」が、個人的な感情や欲求を表現するものへ変化してブルースと呼ばれるようになった。一方、奴隷制が廃止されて黒人たちの教会がつくられると、 1920年代にゴスペルが誕生した。 1920年代以降、ブルースのミュージシャンたちがレコードを発売し始めたが、レイス・ミュージックとして差別された。 1941年にテレビ放送が開始されると、ラジオの空いたチャンネル枠で黒人音楽の番組が作られるようになり、 1949年に黒人音楽のヒットチャートができて、リズム

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    2023年03月21日
  • 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語

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    ユーチューバーが書いた至極真っ当な現代ポップス百年史であり、とくにJポップスに至るまでの日本史が簡潔にまとまっている。中高生の副読本として音楽の授業で使ってほしい。
    【付記】吉田拓郎がANN最後の放送で自らの音楽をサウンドはR&Bであり歌詞はディランの影響を受けているけれど、一方で昭和歌謡が染み付いているという「矛盾」について語っていたが、日本の音楽家たちが洋楽を取り込んで「歌謡化」してきた歴史があることを理解していないんだな、ということがこの本のおかげで分かる。

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    2023年11月19日
  • 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語

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    YouTuber/クリエイターであるみのミュージック様が独自の視点で音楽の歴史ざっくり分かりやすく解説してくれる良書。
    ロックの情報を中心に知りたかったので自分の中で情報の点と点が繋がる感覚が多くとても助かった。
    背景を知ることで音楽そのものをより深く楽しめるよね

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    2022年07月31日
  • 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語

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    特定のジャンルに特化した音楽史やディスクガイドはよく見るが、こういう「20世紀の各年代に登場したポピュラー音楽」の概観って、そういえば確かに新鮮だな
    私はロックについてはある程度詳しいつもりでいるけれど、ヒップホップはよく知らない。そういう立場から読むと、ロックについての記述はそりゃ知ってるよということばかりなわけで、じゃあこれくらいのことを知っておけばヒップホップの基礎中の基礎は押さえられるのだな、と新たなジャンルへの扉を開かせてくれる役割をこの本は担ってくれた。
    注文をつけるなら、米の音楽と日本のポップス双方に影響を与えている(はず)のラテン音楽について、私も学びたいので書いてくれたら嬉し

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    2022年05月30日
  • 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語

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    みのさんはYouTubeで繰り返し日本のポップスを通史で語る必要があると言っている。この本を読むとその真意がわかると思う。文化を点でなく線と帯で捉えることの重要性がよくわかった。洋楽の歴史に同時代の日本の音楽をシンクロさせる意識が読み取れた。みのさんの研究の進展が日本のポップスのゲームチェンジャーになるんじゃないだろうか。そんな気さえした。

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    2022年03月20日
  • 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語

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    YouTubeでも音楽批評をして自身も音楽活動をしているみのによる20世紀ポップスの音楽史について。

    洋邦問わず幅広く網羅してるのは面白いものの、自分が影響を受けたBOφWYやTKサウンドについてはほとんど触れられておらず残念。

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    2021年12月23日
  • 戦いの音楽史 逆境を越え 世界を制した 20世紀ポップスの物語

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    現代の音楽を歴史的観点から西洋〜日本までをさらった内容。
    音楽史の入門として読みやすい。
    本書の分量に対し扱っている歴史が広いのでどの分野も触りを取り上げている感じなので、自分の好きなジャンルに対しての取り上げが少ないと感じるかも知れない。
    作者の聞いてきた音楽の量もすごいなと思う。
    現在はサブスク、CD、レコード、カセットテープと音楽を聞くフォーマットは様々あるので自分の好きなように楽しんで音楽を聴きたいという気持ちを改めて感じることができた。

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    2021年12月18日