ハワード・フィリップス・ラヴクラフトのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
クトゥルフってなんなんだ!?
そんな時に間違いなく、一番わかりやすいのは漫画でしょうね。漫画ゆえに半減する恐怖感などもあるかもしれません。原作小説の雰囲気は損なわれる面もあるかもしれません。
でも興味を持ったはいいけれど…一体クトゥルフ神話って?クトゥルフって?と悩ましいのも事実。この本を読めばクトゥルフ神話ってこういうやつなんだ。クトゥルフってこういうものなんだ!と、単純明快にわかるのではないでしょうか?
一冊のお値段がややお高いことだけが玉に瑕ですが、漫画故のとっつきやすさと要所要所に入るクトゥルフ解説の二段構えを思えば、入門の入門にはうってつけではないでしょうか? -
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ネタバレ6月の「クトゥルフの呼び声」に続き、この9月には「インスマウスの影」、「狂気の山脈」と代表的傑作がコミック化。
信者はもちろんマストですけど、クトゥルー神話大系に興味がおありとか、夜の悪夢でどうにもナニモノかに呼ばれるとか、どうも先祖がアーカム出身らしいとか、新居の部屋の隅あの壁の角度が!角度が!とか、古本屋さんで人革で装幀された生きた本を買ってしまったとか、いや、そんな!あの手は何だ!窓に!窓に!とか…
そんな、入門の方にも是非オススメです。ビジュアライズされると取っ付き易いですし。今作は漫画だけでなく、森瀬繚先生による解説のテキストも非常に充実しております。読み応え有り!です。 -
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Posted by ブクログ
どうせ邦訳はされねーんだべっ!とか思ってたのに来そうだな、「狂気の山脈」映画。しかも監督デルトロ!?その上ジェームズ・キャメロンとか3Dで大作化フラグと見てええんか!?
狂気の山脈、コミカライズ。
実は原作未読(傑作選に何故か入ってないんだもの・・)だったのでかなりワクテカで読んでた。冒険譚的な面白さって貴重だなぁ。
第一弾「クトゥルフの呼び声」に続いて宮崎陽介さんが漫画書いてるのだけど相変わらず背景が残念。と思ってたら段々味が出てきた気がする。南極入ってからの狂気的な山脈群や海百合状生物が作った都市の描写、特にショゴスの捕食壁画はSAN値減ったと言わざるをえない。
解説はまだ未読なので置 -
Posted by ブクログ
ゴゴゴゴゴ
インスマウスの影、コミカライズ。
絵柄がもろにジョジョっぽくて逆に面白い。逆ってなんだ。
ただ、荒木風の絵って時点でジョジョ読んでる人は新手のスタンド使いが出てきたような怖さ(不気味さの方が近いか)を無条件で感じるんじゃなかろうか。インスマス顔や主人公の「探索者顔(好奇心強そうで、ヒマを持て余してそうな顔の意)」も結構雰囲気出ててアリなのでクトゥルーの呼び声の人よかこの作者さんの方がいいと思う。
今回も半分は森瀬遼さんの解説文が載っててニワカ蛸脳患者としてはためになります。ラブやんの言う「宇宙的恐怖」の定義に関しての解説は目から鱗。
言われてみれば、神話的なクリーチャーって「知 -
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Posted by ブクログ
クトゥルー神話として明確に形になる前のラブクラフトの神話っぽい話の詰め合わせマンガ。
まあ、ラヴクラフトには、「夢の国」という便利なものがあるから、全作品をごっちゃ煮にしても大丈夫かな。
お互いに、矛盾したりしているところも、人間には理解し切れていない部分ということで、大丈夫だし。
このゆるさが魅力でもあるのだと思います。
シャーロック・ホームズまで飲み込んでしまう、深さが好きです。
そして、実はこの時期のラヴクラフトの作品って、雰囲気がいいですよねぇ。
しかし、今気づいたけど、PHPって、宗教団体だったよなぁ。いいのか、こんなの出してて(笑) -
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